睡眠には目的があります。
しかし長い間、睡眠は重要視されてきませんでした。
現在「睡眠負債」という言葉があるように、睡眠が悪いと、健康を害し、時には人生を破綻することもあります。
健康寿命と平均寿命の間には10年以上の乖離があります。
10年間、ベッドの上に寝たまんまといのは考えてもゾッとしますね。
この問題は周囲の人のストレスになるだけでなく、国の財政の圧迫にまで拡大するのです。
みんなが笑って過ごせるようになるには、睡眠にもっと関心を持って、健康的な生活を心がけることがスタートです。
睡眠はアクティブな行動です。
「寝ている時間は死んだも同然」とうそぶいていませんか?
「寝なくても仕事できる」と自慢していませんか?
現代社会では死語です。
睡眠はアクティブな行動だというのには、根拠があります。
寝ている間も、脳はお仕事をしています。
必要な記憶を整理整頓し、あとで速やかに引き出せるようしています。
さらに清掃し、嫌な記憶を排除します。
きれいに磨き上げて清潔な状態にするように脳は寝ている間に働いています。
昔から整理/整頓/清掃/清潔にするように自動運転してくれています。
睡眠負債とは、脳のゴエス(5S)不足が積もり積もった負債なのです。
この負債に耐えれなくなると、癌という症状になって発露します。さらに認知症を発症します。
悪循環のなれの果ては、睡眠負債です。
一方、脳のゴエスを睡眠にお願いするには、良質な睡眠ができる環境整備が必要です。
ただ湿気の多い寝具やベッド、散らかり放題のゴミ部屋で、寝るだけではストレスがかかったままになります。
明かり、食事、運動が大きく影響します。それらは時間とも関係しています。
同じ睡眠時間であっても、良質な睡眠であったらなら、毎朝、目が覚めた時に、頭がスッキリしていて、疲れが取れています。
寝ている間も働いていた脳が疲れることなく、逆に疲れがとれています。肩こりや腰痛も起こりません。
子どもからお年寄りまで、自分のやりたいこと、することに向かうモチベーションのスイッチが入り、やる気が起こります。
多くのビジネスマンに求められれいる高いパフォーマンスを発揮するには、質の高い睡眠は不可欠なのです。
赤ちゃんが夜泣きするたびに起きるママのストレスは大変なものです。
ナースやカフェ、レストランで働く女性の「交代勤務睡眠障害」も深刻な問題が潜んでいます。
毎日、ぐっすり眠れていますか?習慣にまでなっていますか?
いきいきゴエス協会では、ひとりでも多くの人に、良い習慣を身につけていただくために、「スリープアスリート認定制度」を導入しました。
主な内容
- 睡眠のゴエス
- 睡眠負債
- 睡眠の科学
- 睡眠の食事
- 睡眠と運動
- 睡眠と寝具
- 睡眠と時間
- 睡眠と子育て
- 睡眠とホルモン
- 睡眠とセックス
- 睡眠と終活(介護予防・介護)
*整理収納アドバイザー・終活カウンセラーも併せて学んでいただけます。
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