自粛とは、自分が主体性を持って制限すること。
なぜ制限するのか、目的を持つことから始めます。
では、自粛にどんな目的があるのか、隠された意味を探ってみます。
自粛の目的
目的なしに「自粛してくれと言われたからしている」といのは寂しい。
人生は時間です。自粛がなんのために必要なのか、すべてはそこからはじまります。
随処作主 (ずいしょにしゅとなる) 「随所に主となれ」です。
深く生きる極上の楽しさを見つけてみます。
一回限りの人生を自分を主役にしない人生はありえないですよね。
人はひとりで生きていませんが、必ず影響を受けます。
影響を受けても、自分を主役でいるには、どんな場合にも目的を持つことです。
どんな場合も最高の人生にするチャンスがあります。
それには平均的な意見や感情に振り回されずに、自分の価値観で対処することです。
一流のアスリート。二流のアスリート、平凡な一般人は、基準(価値観)が違います。
どんな場合も、他人の価値観ではなく、目的となる「最高の自分」の価値観で対処します。
私は普通でいいわ
OK。自律できない、しないのなら、他律されてください。
世の中は微差の集積なんじゃ
自粛する8つのメリット
自粛は自分の人生をエンドレスにワンダフルにする力があります。
自粛にはライフスキルを高めることからはじまり、100年ライフを豊かにワークシフトする力を身につけることができます。
自粛には次の8つのメリットがあるからです。
- 人生はエンドレスにワンダフルになる
- 自制心が日常になる
- 一貫性を貫けるようになる
- 困難に強くなる
- 集中力が高まる
- 目標設定力が強くなる
- 自分のエネルギーがマネジメントできる
- 社会に貢献できるようになる
数や量を「増やすこと」を追いかけるのをやめると、人生が劇的に変わるチャンスになります。制限すること、つまり自粛には特別な力があります。
理由は簡単。制限することで、焦点を絞り込んで集中できるからです。
自粛は諦めることだと反応してしまうのは、他律性を感じるからです。
自律できない人は他律されるのが世界の基準です。
自ら主体的に制限するなら、意味は全然変わり、上記の8つのメリットが生まれます。
①人生はエンドレスにワンダフルになる
誕生から死に至るまで、人生には誰もが経験するステージがあります。
自分の足跡は、後を受け継ぐ人のライフスキル・ライフデザインに大きな影響を与えます。愛をいっぱい注がれて育った人と、虐待されて育った人の違いは明白です。
ライフスキル、ライフデザイン、ライフプラン、ファイナンシャルプラン、ワークシフトのすべてに影響します。素敵なライフステージを過ごした人は、足跡を通じて、人生を決定づける5つのスキルを後を受け継ぐ人にバトンタッチされるので、エンドレスにワンダフルが継承されます。
縁起と因果の道理が働くのです。
縁起と因果の道理
良い縁(=相互につながっている関係)は良い生起(=物事が起こること)を生みます。
縁がなければ起もありません。
つまり他者がいなければ自分もなく、原因がなければ結果もないのです。
すべては目に見えないつながりも含めてつながりなのです。
なので、 自分が幸せに暮らしていても、不幸がやってきます。
逆に、不幸な状態にあっても、幸せに転じることもあります。
自粛は、自分の問題ではなく、他者への愛なのです。
道理が解らないと人生をゴミ捨て場にしてしまう
「縁起と因果の道理」が解らないと不満ばかりが募ります。
結局はネガティブな感情でしかないので、ただイライラが募り、三毒を含めた「六大煩悩」を強めてしまいます。
「六大煩悩」が強いほど、六大煩悩を集めてしまいます。
まるでゴミ箱のように、他者のゴミがどんどん集まってきます。
愚痴や怒り、愛憎が投げつけらえますが、放っておくと全部お持ち帰りしていただくように変わってきます。
類は類を呼ぶ道理が通用しなくなってくるから、ゴミを投げつける人は去っていき、逆に幸せが集まってきます。花園が自然にできるのです。
つまり人生はエンドレスにワンダフルになるのです。
縁起と因果の大宇宙
その原因は、縁起と因果できている「一人一宇宙」がつながっている「大宇宙」に暮らしているからです。
なので六大煩悩の因果に暮らす人は、どこかで負の循環にストップをかけて、エンドレスにハッピーの循環に入る必要があります。
そのチャンスが、自粛なのです。自粛は自分に必要なことだけに制限します。
これは絶対に必要なんだと思うことは自粛(=制限)のカテゴリーに入りません。
たとえば「休校で学習が進まない」ということを聞きますが、本当にそうか、子供と相談したことがあるでしょうか?
子供の能力を値引きすることなく、お互いを自己開示すると、子供の凄さに気づくでしょう。本当に大切なことは外になく自分の内側にあることも気づくでしょう。
自粛はエンドレスにワンダフルの入口なのです。
縁起と因果の世界に飛び込んでみましょう。
まとめ
長い100年ライフは、「インディペンデンス・プロデユーサー」からスタートします。つまり探求記(自分探し期)です。
自粛は主体的に制限することです。
制限基準を決めることで無用なものの流入を防ぎ、混乱を防止できます。
自粛を要請される期間を、自分の人生を見直す期間にしてみたら、どうでしょう。
人間力は循環します。
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