100年ライフ生活のゴエス|自己責任ではなく他者防衛が最強の対策です

ライフシフト
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びっくりされると思いますが、(というか、こいつはバカかと思うでしょうが)コロナウイルスの不安は自分がつくりあげたものなんです。

私たちは、ストレスの多い毎日を不安を抱え生きています。

コロナウイルス騒動は、その典型です。

不安を鎮める最大の原因となるのは、自己責任ではなく他者防衛です。

自己責任より、自己防衛。自己防衛より他者防衛です。

生かされている自分

以前、富山駅から立山行きの電車に乗ったんですね

深夜バスで着いて、朝六時頃ですが改札口は長蛇の列、
案の定、通勤電車並みび身動きできないほどの混雑で、立っていたら、女性がここに腰掛けてください」と席を譲ってくれたんです。

席といってもちょっと腰掛けることができるスキマなんですけどね。

そのスキマを作ってくれたのは女性で、女性がスキマを作れたのも他の誰かが立っていてくれるからなんです。つまりここに縁起があります。

それが縁で、感謝を告げて、お互いに自己開示します。
その後も互いに助け合い旅を続け、僕はお礼に立山連峰がプリントしてあるタオルをプレゼントしました。
僕も同じもとを購入しました。
立山の記念に大事にしていて、彼女のことを思い出します。

一人一宇宙ですが、自分だけでは「自分という一個の宇宙」はあり得ないのです。

自己責任の前に他者に支えられている自分がある

大宇宙があって一人一宇宙がある

一人一宇宙でありながら「大宇宙」として繋がっていることが不可欠なのです。

自分だけでは「自分という一個の宇宙」を保持することはできないのです。
相互依存の関係で自分は成り立っていて、その上での自己責任だということを忘れないようにしたいですね。

たとえば木が大地に立っています。
自然に生えている木は、誰かのケアをしてもらいながら立っていません。
木は自分のいのちを使って生きようとします。

自分のいのちを使う以前に、いのちを使えるように、雨や太陽の力を借ります。

これがわからないと、「自己責任(=自分のいのち)」の意味が理解できず、言葉だけが一人歩きしてしまいます。

自分が作り上げた仮想世界

仮想世界(マトリックス)

逆に、自分がスキマを発見して座ろうとしたときに、ハネつけるようにその女性が座ってきたとしたら、嫌な女だと思いますよね。

なぜ「嫌な女」と思うかというと「ラベリングのメカニズム」が働くからです。

ラベリングのメカニズム

ラベリング

行く先で出会うたびに見かけた瞬間は

①誰だかわかりません。

②しかしすぐに過去の体験が深層にある記憶を呼び起こし、

③「大嫌い」という気持ちが起こって、

④不愉快な感情に苛まれます。

これは負の感情が循環する典型的な事例ですが、自分がいま見ている映像に、過去に見た映像を呼び起こし、過去の情報を付加しているのです。

つまりいま見ている人は自分の意思とも感情とも関係なく、たまたま現れただけの人なのです。

そう考える、何の感情も起こらない相手なのです。
つまり自分が過去の映像に情報を与えたのです。

先述した「ラベリングのメカニズム」で説明すると
実際は①だけの現象でしかないのですが、自分が②③④と付加することで、嫌な気分が再現されるのです。

これも「一人一宇宙」なのです。

座ろうと思ったのに座れなかった不快感があったにしても、すでに過去です。
つまり全て自分の心の中でつくり上げられたものなのです。

  • 他人によって生かされている自分。
  • 想像で作り出している他人。

両方の他人を通して、自分を見つめると、自分とは何者かという問題に突き当たります。

自分とは何者か?

大宇宙があって一人一宇宙がある

自分とは、他者がいることで存在が明らかにすることができます。

もし他者がいなければ自分を認識することはできません。

つまり他者によって生かされている存在なのです。

ところが追われるような毎日を過ごしていると、自分が何者かなんて考えることがなく過ぎていきます。

頭の中には、恋人や上司やお客様など、自分と関わりのある人のことでいっぱい。

これを以って他者のことを気にしているように錯覚するので、自分自身を後回しにして「自己責任で生きている」と反発だけが強くなります。

しかし、実際には自分のことも他者のことも本当に気にしていない。

誰も彼も心を置き去りして見ているだけなので、幽霊のようなものです。

これでは真に生きていることにならないので、まず、この状態から抜け出します。

マインドフルネスで自分の源泉に近づく

常願寺川

マインドフルネスは、主体的、積極的により良い在り方で暮らすために、具体的な実践するために心と身体と智慧を整える入口です。

主体的に、積極的に、よりよい自分を生きるために、マインドフルネスを通して、落ち着いて「自他」に対してなりきることことを体験します。

自分だけを見極めようとしても、他者がいて自分が解るので、無我になることは「他の力」で生かされていることを知ることでしかないのです。

無我になってこそ見える「あるがままの自分」は他者なしに見えてきません

「自分が」、「自分が」と自分に囚われた意識を捨て、縁起を通して、相手になりきること、なにかになりきる(=没頭する集中力)を体験できて、真実の自分が見てきます。

真実の自分とは「これが私です」と差し出せるものでも、孤独なのものでもなく、なりきった自分とは、実践(=没頭する集中力)のなかにしかないものです。

まとめ

自分が作り出したものに怯えるのは自分への執着心が強いからです。

「自粛、自粛って言われても、ウイルスに感染したって自己責任だから、自分が納得していたら関係ないでしょう」ともっともらしくいう人がいますが、自己責任の前に自分は見知らぬ他者の力があって生きていることに気がついてほしいものです。

ストレスはわかりますが、私たちはみんな相互依存の関係性で成り立っているので、ストレスさえ互いにシェアしているのです。

私たちは一人一宇宙だけど、連鎖しています。

自分という執着から離れて「大宇宙」という概念を大切にして実践したいものです。

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