200年ライフ終活のゴエス|ゴエスでデトックスしていきいきライフ

生前整理
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終活のゴエスとは、「授戒会(じゅかいえ)」

「自分ではできない最後の片づけは何でしょう?」遺品整理です。
生前整理はなかなか進みません。当たり前です。

みんな生きよう、生きたいと思っているからです。
日頃から口くせのように「死にたい」と言ってる人に「早く死にや」というと「なんで死ななあかんねん」とマジ顔で怒ります。

でも「生前整理」には誤解があります。

誰だって「生前整理」と言われたら面白くないと思います。
一般社団法人ゴエス協会では「終活のゴエス」と呼んでいます。

終活のゴエスとは、「授戒会(じゅかいえ)」です。

授戒会とは、仏の弟子になって、戒という約束事を守ることを誓う儀式です。
授戒を受けると戒名がつき、徳を積むことができるといいます。
一般人の場合は、戒名の準備がないまま亡くなった場合、葬の際に授戒を受けることになります。

戒名の準備をしてもしなくても、その人のことを知らないお坊さんに戒名をいただいても、ぴったりしない場合が多いですね。幼いころから檀家としておつきあいがあり、遊んでいる姿を長年見てきた僧侶なら分かるかもしれませんが、いまどきほとんどないですよね。だから戒名といっても語呂合わせになってしまいがちです。

お坊さんの場合、出家するタイミングで戒名をいただき、戒名の真意を理解して精進しょうとします。

動かないからではなく、動かさないのが課題

一般社団法人ゴエス協会も、一般人も戒名はそうあるべきだと考えています。
ゴエスとは、整理、整頓、清掃、清潔、習慣(躾)のことです。ローマ字で頭文字をとると5Sです。
戒名は死にざまです。生きるのに余計なことは時間の無駄です。高齢でも、若くても関係なく同じです。

しかし現実的に高齢の方は時間が少ない。その分、若者以上に一生懸命生きて、もっともっと燃えなければ時間が勿体無い。年寄りだから身体が動かないは通用しないのです。動かないからではなく、動かさないのが課題なのです。
医学的にもはっきり分かっています。

メルカリで売れない

メルカリやオークションは人気だそうです。
自分も出品していますが、売れません。
出品しているけど、どこかに売りたくない気持ちがブレーキをかけているのだと思います。

好きだから持っていて、好きだから新品同様なのであって、ブレーキをかけるのが人の心だと思います。

高いものを安くすれば売れるでしょうね。でも可哀想でできません。

裕福な家ほど相続では揉めないけど、遺品でもめる

遺品整理で、裕福なお宅ほど、もめるようです、遺産相続ではもめないのは、裕福なお宅ほど遺言書があるからです。
なのに遺品整理でもめるのは、そこまで整理されていないからです。

一緒にお住まいだった娘さんは、お母さんが大事にされていた、好きで愛用されていたのを知っています。
なので処分できない。
処分されないのを見て、「では記念に私がもらっておきます」と遠い姉妹がズカズカと入ってこられる。
本当に大事に使ってもらうなら承諾もするものの、売却されるのは心を踏みにじられるようで「嫌だ」と語る娘さん。

物が残された人の関係を壊していきます。

安くても高くても「物」は単なる物ではないと思います。

物には心がつまっています。

それを使う使わないに関係なく、心がつまっています。

その心を知らない人が入ってくると大事にしていた分だけ深く傷つきます。

全然、そうでない物もあります。

物に罪があるわけではありませんが、違いがあります。

その違いを分かりようもないままに、高い安いで測られると関係性すら壊れます。

遺品整理は、残されたものにはつらすぎる仕事です。

だから生前整理が必須です。

 

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生前整理はいつすればいいのか

ではいつ生前整理したらいいのでしょう?

できるだけ若いうちに。

だって、小林麻央さんや夏目雅子さんのようなことは誰にも起こります。

自分の周囲には何人も30歳を目前にして亡くなっています。

症状も、環境も、麻央さんによく似た人もいます。

若いときには生前整理と言いません。
ミニマリスト、minimalismと呼びます。


でも実態は生前整理と同じです。
ミニマリストは解毒、デトックスに通じています。
生前整理も解毒です。あとで物をめぐって心が痛む可能性があるなら、そんな毒は処分しておく方がいい。

そうは言ってもミニマリストも生前整理も、本当に大切なものは持っておこうとします。
愛された物はいつまでも大事に身近に置いておこうとします。

それはとっても素敵なこと。
その素敵を体感するために、ミニマリストであり、生前整理です。
そう!いまこの瞬間を精一杯生きるために!

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