200年ライフ終活のゴエス|大切な写真の生前整理

生前整理 生前整理
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写真を生前整理

 

写真の生前整理

生前整理で難しいもののひとつが、写真です。
写真は特別なものです。

認知症の方は大事なものを冷蔵庫に直しますが、写真もそのひとつ。

それだけ愛情がこもっているのです。
しかも写真には写っている人の魂を感じるので捨てられないのだと思います。

いまのようにスマホで撮っとそのままスマホにあるのが普通の人にはわかりにくい感覚かもしれません。
思い出が凝縮されたものだと思うと、理解できるはずです。

写真の整理は時間がかかるものです。
自分でスキャンする方法もありますが、写真屋さんでもJPGに変換してDVD化してもらえます。

それにしても原板となる写真は捨てにくいものです。
先にお話したように自分や家族、親しい人たちの姿とともに魂がを感じてしまいます。

かといって、分厚いアルバムをそのまま残すとそれだけで、大変な量になってしまいます。
JPGにしてあるので、安心して処分していただいても大丈夫。
写真の裏にお母さんが手書きで書いてくれた日付やメモがある場合は忍びないので、それもJPG化しておきましょう。

裏表を整理するのは大変ですが、「終活のゴエス」なら、整理してお届けします。
それでも原板を残しておいきたい方には、ベストアルバムを作ってみてはいかがでしょうか?
お母さんが選んだベストアルバム」「お父さんが選んだベストアルバム」・・・

あるいは「ふたりで選んだベストアルバム」って素敵じゃないですか?

ベストアルバムは、JPGならさらに簡単にできます。

「私の人生はワンダフル」と、愛に満ちたメッセージを自分をはじめ周りの人に届けやすくなります。

過去を肯定できるということは、いまを肯定できることにつながります。
これからの人生を肯定することにつながります。

いまを否定する人は、自己否定があり、それが執着につながっています。
執着はこだわりのようにも思えますが、こだわりと執着は似て非なるものです。

四念住(しねんじゅう)

四念住(しねんじゅう)は、四念処とも言います。
初期仏教である大乗仏教で主張されている四つの考え四念住(四念処)とは次のこと。

 

四念住(しねんじゅう)とは、身念住、受念住、心念住、法念住のこと。

  • 念住 =身とは肉体のこと。・・・我々は、肉体を己のものだと信じ、肉体に執着しています。
    いつまでも若いままでいたい。
    美しいままでいたい。そう思っている。 しかし、この世は諸行無常であります。
    やがて肉体は老いていきます。どんどん醜くなっていく。
    そして苦しみます。
    その苦しみは、肉体の本質を見誤っているところから生じていることを言っています。
    肉体を己の意志で自由にできないのです。
    自分の意志と関係なく、老いていきます。
    病気になります。
    「身」は「不浄」であることをありのままに観ましょうということです。 

 

  • 受念住 = 一切皆苦

    ・・・「この世」であろうが、「あの世」であろうが、なにごとも自分の思い通りにならない。

 

  • 心念住 = 諸行無常・・・

    私は心が執着している、
    私は心が欲張っている、
    私は心に怒りがある、
    私は心に妄想がある、
    私は心に想念がある、

    これら心の状態について観察する。
    ・・・「この世」や「あの世」も一切のものは刻々変化しているので本質などない。
    心は常に移ろいいく。

    「私」という存在、私の心も常に変化している。
    なのに自分の心を意志で自由自在に操れると思っているのですね。
    実際は、まったく意のままにならないことを言ってます。

  • 法念住 = 諸法無我 

    ・・・諸行無常というように、すべてのものには「我」(が)がない。
    つまりあるように見えても実は空っぽだ。
    だから、本来無いものに執着してはならない。
    執着するから、苦しみが生まれる。という教えです。

四念住(四念処)

執着を捨てる大切さ


四念住は、執着を捨てる大切さを語っています。

写真は、その時々の身・受・心・法を観たままに写し取っています。
だから魂があると言われます。写真を整理することは心の整理なのです。

 

涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)

これらの概念は、「止観」(瞑想)によって涅槃の境地に至る内面過程を表現したものです。

涅槃
(ねはん、サンスクリット語: निर्वाणNirvāṇa、パーリ語: निब्बानNibbāna)とは、仏教の重要な概念である悟りと同じ意味で、煩悩のない状態のことです。

涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)とは「一切皆苦」、「諸行無常」、「諸法無我」の真理を完全に悟って、「迷いの生存状態」から脱出した状態をいいます。

 

煩悩のない状態に到達するとどうなるのでしょう?
いまこの瞬間、心ここにあらずの状態を脱し、刻々に我を忘れて全力を注ぐ・・・これが涅槃です。

我を忘れるから、仕事をするではなく、仕事になる、歌を歌うのではなく、歌になる。愛するのではなく愛になる。生きるのではなく生になる。没頭した状態がこだわった状態なのです。
執着は真逆です。

人生はエンドレスにワンダフルとは、涅槃をバトンタッチしていきましょう。ということです。執着はを捨てる作業が「生前整理」です。

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