定年後のリタイアではなく、チャレンジする第二の人生
定年は人生の終わりではありません。
定年を作っているのは会社でも国でもなく自分自身なのです。定年を迎えると、残りの人生を余りの人生だと考えて、まったく挑戦しない人が数多くいらっしゃいます。
平均寿命は延びつづけている現実は避けようがあありません。つまり定年後の期間もまた長くなっています。
そして、いざ定年を迎えて、ライフワークもなく、困惑してしまいなにもすることなく、日々を過ごす人々も増えています。
しかし、定年後こそ、自分の人生だといえます。高速道路を降りた先のけもの道にこそ光明を見出すことができます。
働きがいのある職場をつくる
たったひとりでも働きがいのある職場を作ることはできます。
いきいきゴエス協会では、まずエンディングノートを使って整理した上で、新しい習慣作りを支援しています。
その一つが「働きがいのある職場」です。遠い道にのようでも、ひとりでも始められます。
働きがいのある職場にするには、漫然と展開していても成功はしません。求める結果に至るには、結果が出せるように、すべて逆算だと思ってください。
具体的な仕掛けを次の10のエリアに設置します。
10のステップはGPTWが注目している働きがいを高める施策です。
- 採用する
- 歓迎する
- 触発する
- 語りかける
- 傾聴する
- 感謝する
- 育てる
- 配慮する
- 祝う
- 分かち合う
以上、10のステップをひとつのストーリーと考えて、先に、先に繋がるようにします。
さらに10のステップを通して、信用、尊敬、公正、誇り、連帯感、などが育まれるようにします。
たとえば採用段階では、歓迎を念頭に置いた仕掛けを。。。
歓迎段階では、触発を念頭に置いた仕掛けを。。。
と、いう具合にです。
常に一歩先の課題を織り込むようにします。
これは子育てと同じだと考えてください。
日本の子育てで、間違っているのは、学校に行きだしてから、勉強しろ、勉強しろと、叱咤激励しますが、学校に行く以前に、勉強することを習慣化しておけば、子どもは黙っていても勉強します。家族全員で本を読む、勉強する時間と空間を共有しておくと難しくありません。
働きがいのある職場にするには、個人を尊重するのは当然ですが、個人を尊重する上で、社会通念、常識に縛られない自由闊達とした施策、仕掛けを展開します。他社と違うからモチベーションも高くなるのです。
では順番に働きがいを高める仕掛けを設置していきましょう。
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