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「世界でも類を見ない」日本の高齢化
次のグラフは、世代単位で人口の分布がどうなっているかを示した1970年のグラフです。
世界保健機構（WHO）が1965年に、21%を超えた社会は「超高齢社会」と定義しています。1970年段階では遠い日のことだと思えましたが、
日本は現在すでに「超高齢社会」と呼ばれる状況です。
日本の高齢化が「世界でも類を見ない」といわれる理由のひとつとして、高齢化の進行の速さがあげられます。
1965年、この時代、サザエさんのお父さん、波平さんは毎日カバンを持って会社に出かけていきました。
波平さんはいくつだったのでしょう。
2017年時点で、65歳～74歳までを「前期高齢者」、75歳～84歳までを「後期高齢者」、85歳以上を「超高齢者」と呼んで区別しています。
2016年。総務省が、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が過去最高の26.7%となり、国内における80歳以上の高齢者の人口が1千万人を超えたことを発表しました。
この数字から見ると、現在の日本においては「4人に1人が高齢者」ということになります。
先に述べ他ように、日本は「世界でも類を見ない」超高齢化社会と認識されています。
さらに、厚生労働省所属の機関である国立社会保障・人口問題研究所では、2020年では75歳がもっとも多い世代になることが予測されています。さらに2035年には総人口に占める高齢者の割合が33.4%となり、「3人に1人が高齢者」になるという推計も出されています。
超高速超高齢化社会
しかし、日本老年学会などは2017年７月に、現在は65歳以上と定義されている「高齢者」を75歳以上に、平均寿命を超える90歳以上を「超高齢者」とする見直しを求める提言を発表しました。
医療の進展や生活環境の改善により、10年前に比べ身体の働きや知的能力が５～10歳は若返っていると判断したからです。
医療の発達などで平均寿命が伸びたことから、高齢化は世界各地で起きています。
国別に「高齢化率が7％を超えてから、その倍の14％に達するまでの年数」を比較した資料を見ると、年数の長いフランスで126年、比較的年数の短いドイツでも40年かかっているのに対し、日本では1970年に高齢化率が7％を超えると、わずか24年後の1994年には14％に達しています。
さらに、その13年後に国内の高齢化率は21%を超え、日本は「超高齢社会」となりました。
この速度が「世界でも類を見ない」事例になっているのです。
さすが！新幹線を輸出したい日本にふさわしい速度です。（笑）
健康寿命と平均寿命
健康寿命と平均寿命。お聞きになったことありますよね。
平均寿命は一生を終えられる年齢を平均したもの。
次のグラフで分かるように今年も過去最高を更新しました。今後も更新が続くのは間違いなさそうです。
健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。
平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約13年の差があります。
平均寿命と健康寿命の開きが大きくなると、いろいろ悩ましい問題が生じてきます。
誰もが最後まで、健康でいきいきとした生活を送りたいと思っています。 健康寿命を延ばすようにしたいものです。
健康寿命全国ランキング
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いちばん大事なこと
いちばん大事なことは、データではありません。人間は平均では計れません。
釈尊の教えの通り、命の大切さに気づき、一刻、一刻を、いまこの瞬間を思いきり懸命に生きることを楽しむことです。
「素敵な方でしたね」と言われるような生き方をすることではないでしょうか？
終活とは、平均で考えて、自分を大衆化することではなく、絶品ライフを過ごして、死さえも「個人化」することなのです。
生前整理でスッキリ、物も、自分の心も、人間関係も、整えます。
絶品ライフを現実にするための知恵がゴエスです。
・整理
・整頓
・清掃
・清潔
・習慣（躾）
ゴエスは男女で違いがあります。
違いを知った整理で、スッキリ仲良く暮らしていくのが、素敵な終活を過ごすコツです。
整理という作業は想像以上に複雑です。
なぜだと思いますか？
整理は片付けではありません。単なる作業ではありません。
なによりも「考える」ことがすべての作業に優先します。
だから他人任せにできないのです。つまり代行できないのです。
単なる代行に陥ると必ず嫌な思いをすることになります。
一般社団法人いきいきゴエス協会の「生前整理」は、「し合わせ」のツボを知っています。
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