200年ライフが、さらに延びて200年ライフに近づくほどに結婚は難しくなります。相手をひとりに決める要素は、より複雑になります。想像できるダメージを乗り越える、より深い親密さが必要になるので、パートナー資産の価値はますます高まります。
戦うマーケットはすでに拡大していて、今後もさらに拡大するのです。
そういう時代に救育→仕事→引退のモデルでいいわけがないのです。
パートナーとタッグを組んで、偽りのワンダフルワールドをプロデユースされる人生におさらばです。
なりきって、なりきって、相手を生きる『パートナー資産』
自然に相手との関わり方がディープでワイドになります。
緊張があるから継続できるには、互いに魅力が発信され続けなければならない。
それだけではない。調整能力が大事です。
調整能力には終わらせない、育む維持力も含まれます。
激流の荒波を超える船を漕ぐようなライフシフトから逆算して「生産性資産」を担える変身資産、活力資産は、パートナー資産から生み出されるのです。
分かち愛でエンドレスにワンダフル
パートナー関係を良好に保つには、内省する能力が近いものであることは外せません。
パートナーの一方が、自己マスタリーを高めることに余念がないのに、一方が芸能人のゴシップに夢中なら、関係性を維持することはありえないです。
全く違う生き物が同じ屋根の下に暮らすことは、すべての面で良い結果をもたらしません。
リスクの軽減を分散するスキルがパートナーシップに欠かせないのです。
『天上天下唯我独尊』の意味
ステキな『200年婚』のモデルは、どこかにあるものではなく唯一無二。
お釈迦様の「天上天下唯我独尊」に集約されます。
「天上天下唯我独尊」は、もっとも誤解されている言葉のひとつですね。
ひとりひとりは自分という宇宙から出ることも入ることもできない一人一宇宙が、東西南北上下に無数に存在、太陽を中心とした惑星の集まりを太陽系。さらに太陽系に約二千億集まったのを銀河系と呼び、そこには島宇宙が存在します。
それらが繋がって大宇宙。十方微塵世界(じっぽうみじんせかい)と言い、これが天上天下。つまりヒトは言葉で語ろうとするから解らないことが無数にあります。
大切なのは何事に関してもすでに知っている事実へに気づきです。
阿頼耶識にあることは、言葉を超えて行動になる
すでに知っている『阿頼耶識(あらやしき)』にあることは、感覚で行動できるので、日常の無意識の行動になっています。
残念なことに、それらの大半は自分に悪影響を与える習慣になっています。
他の動物と同じように、ヒトは知っていることしかできないからです。
『阿頼耶識』とは、大乗仏教のひとつ、「唯識」の教学を説いた「瑜伽行唯識学派」のいう潜在意識にある記憶の蔵のことです。
だからパートナーでいることには特別な意味があります。
親和性のあるスキルを使い、知らないスキルを相手から取り込んで、発揮できるからです。
集合的無意識を使えるには、互いに愛し合っていることが条件になります。
だから分かち愛の関係が互いを高めます。
愛は磨けば磨くほど高まる習性があることを活用します。
天上天下唯我独尊
『唯我独尊』の『唯我』とは、ただひとりひとりが、『独尊』・・・たったひとつの目的を叶えるために生きる。
つまり相手を生きることが自分を生きることに他なりません。
大宇宙に集まった一人一宇宙がたったひとつの目的を叶えるために生きている。
たったひとつの目的とは、自分以外のいのちになりきり、なりきり、なりきって、『いのち』を使い倒すことです。
いのちへの感謝とは、極める楽しさを満喫すること
自分とは、37兆〜60兆といわれる細胞を収納している器に過ぎません。
自分の想い、考えは阿頼耶識に記憶されている過去を映しているものでしかありません。
過去から離れるには、放下著(執着を手放します)です。
なので、具体的に、自分を極めるには、大宇宙で繋がっている、いのちの根源を愛し抜くことしかありません。
自分を極める、もっとも簡単な方法が、子どもがしているように、『隣のなおちゃん』と仲良くすることです。
子どものように、エルヴィスがやったように肌の色なんか関係ない。自分の想いを開放するのです。
しかし現実にはいろんなヒトがいて価値観も様々、帯に短したすきに長しと不具合に目を奪われず、それならそれでできる範囲でやりぬき、『いのち』を使い倒しなさいというのがお釈迦様の教えです。
なぜならヒトは大宇宙に集まっているのだから、自分がえらいなどと思わず、執着を手放し、本分を忘れずにいたら、なるようになるのです。本分を忘れずに暮らせば、
自然に主体的に関係を終わらせることができる緊張のある関係になり、200年婚をエンドレスにワンダフルな暮らしにします。
「なるようになる」とは、成り行きまかせではなく、自分の行きたいところが明確なので、自動運転で行くことに他なりません。
ポートフォリオが機能するパートナー関係
マルチステージを豊かで自由なものにするには、豊かなライフシフトにすることが宿命的な命題になります。
ライフシフトをスムーズに移行するには、200年ライフで役割交代が繰り返し起こります。
質の高いパートナーシップによる「チームワーク」が貢献します。
チームワークを果たせるパートナーの存在は行動面でも、情緒面でも、大きな支えになり、ポートフォリオを機能「生産性」に貢献します。
ポートフォリオが機能するパートナー関係を築く資産は、自身のパートナーシップ、パートナー資産にかかっていて、それぞれの自己マスタリーからはじまっています。
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