200年ライフお金のゴエス|3つの表と6つの係数で「資金計画」する

シンクロニシティ ルーティンワーク
この記事は約10分で読めます。
お金のゴエスに必須なツールは、<ライフイベント><キャッシュフロー表><個人バランスシート>です。
<ライフイベント>とは、家族全員の将来のイベントと<ライフイベント>に必要な資金を時系列にまとめた表のことです。

お遍路するファイナンシャルプランナー三宝院沙門です。
<ライフイベント表>
を作成することで、将来の夢や目標が明確になり200年人生を明るく元気にします。

<キャッシュフロー表>は、現在の収支状況にもとづいて将来の収支状況と貯蓄残高の予想をまとめたものです。
個人バランスシート>は一定時点における資産と負債のバランスを見る表です。
<ライフイベント><キャッシュフロー表><個人バランスシート>」
をもとに便利な<6つの係数>を使って資金計画をプランします。
ライフプラン(=ファイナンシャル・プラン)を策定するはじまりになります。

策定した計画を実践することで、エンドレスにワンダフルな暮らしが現実になりますが、在り方次第です。
多くは自治体の窓口に自ら申請しなければせっかく手にしているメリットを使いこなせません。3つの表は主体的動くはじめの第一歩です。ツールにいのちを吹き込むのは、無形資産・ライフスキルです。

マインドフルネス 不器用女子の好き避けライフ ライフスキル2.0
アサーティブ ライフプラン&ライフシフト 整理収納(整理・整頓・清掃・清潔・習慣のゴエス)

ライフプラン

ライフプランを作成すると、人生の3大資金(教育資金・住宅取得資金・老後資金)など、大きな資金が必要なものにも的確に対応できます。
ライフプランがあると、お金だけでなく、新しい世界に一歩、足を踏み出すコンパスと勇気のスイッチをオンにできるので、不用意に諦めなくてすみます。
年代、家族のライフステージで、どんなイベントがあるのか把握できていると、ライフイベント費用を事前に準備ができます。

唯一無二のライフシフト(ワークシフト)の扉の先に踏み込む決断が楽にできるようになります。
ライフプランの手法になるのが、<ライフイベント><キャッシュフロー表><個人バランスシート>・・・3つの表です。

ライフイベント

愛することは自分より重要な存在を生きること

イベントに「もともとのいのち」を入れるのは、自分にしかできません。誰かがいるから死んでなんかいられない。呼吸を正して、掃除に励む。掃除は愛、整えた部屋を舞台に未来に向かってイベントのいま、ここ、この瞬間を生きる。そこに自分が生きる本当の理由がある

100年カレンダー上記のライフイベント表は個人別になっています。
マイルストーンはライフイベントを実現するのに必要なプロセス(目標)があれば書き込みます。

たとえば結婚というライフイベントがあったとしたら、結納、式場決定、新婚旅行先の予約というように結婚というイベントに付帯するあれこれを記入します。

ライフイベントは子どもの頃のおもちゃ箱みたいなものです。生きる元気そのものだったはず。
大人になると、ひとつ、おもちゃを手放し、またひとつ手放し、手放せば手放すほど、生きる勇気すらなくしてしまいます。それが大人になることだとしたら寂しいですね。
ライフイベントは物語の重要なエピソード。

ライフイベントの整理は、おもちゃの片付けに似ています。

PBR・PER・ROEの計算事例
問:次の会社のデータからPBR・PER・ROEを算出してください。 株価・・・・・・・・・・・・・500円 自己資本(純資産)・・・・・400億円 当期純利益・・・・・・・・・50億円 年間配当金・・・・・・・・...

キャッシュフロー表

キャッシュフロー表

キャッシュフロー表(記入用)

キャッシュフロー表とは、ライフイベン卜表や現在の収入、支出をもとに、将来の収入、支出の状況や貯蓄残高を予想してまとめた表のことです。キャッシュフロー表に決まったフォームはありませんが、年間収年間支出年間収支貯蓄残高の4 項目は必須項目です。

  • サンプルの<キャッシュフロー表>は<ライフイベント>も書き込めますが、自由にお使いください。
  • <ライフイベント>は、家族全員(7名まで)が予定が書き込めます。
  • <キャッシュフロー表>は世帯(家族全員)のものです。
  • 家・車・奨学金などローンの完済時期も一目でわかります
  • 全体を見る目が失敗しないライフプランにつながります。
可処分所得

可処分所得

キャッシュフロー表の収入欄には年収ではなく一般的に可処分所得で記入します。

可処分所得は、年収から<社会保険料>と<所得税>及び住民税を差し引いた金額です。

大切なものの代表はお金と時間です。お金も時間もイベントを通して<成長のよろこび>と交換するために大切なのです。

個人バランスシート

個人用バランスシート

個人バランスシートとは、ある時点の資産と負債のバランスをあらわした表のことをいいます。

個人バランスシート作成のポイント
  • 資産現金・預貯金・株式・投資信託・生命保険(解約返戻金相当額)、自宅や車など。時価(現在の価値)で計算するのがポイント。2年前に200万円で買った車を今売って150万円である場合には、150万円で記入する
  • 負債・・・・住宅や車のローンなどのこと(借入額ではなく、残債)
  • 純資産(=資産合計ー負債合計)・・・資産合計から負債合計を差し引いたもの

ライフプラン6つの係数

ライフプラン6つの係数
上の表では期間5年、利率2%の場合を想定しています。

必要な積⽴額を計算する際、将来の元利合計⾦額を計算するというのは、なかなかやっかいです。
これらは複利運⽤が前提なので、乗数を使った複雑な計算をしなければならないためです。
しかし6つの係数を知っていれば、複雑な計算をすることなく、サッと答えを出せるようになります。

6つの係数は終価係数、現価係数、年⾦現価係数、年⾦終価係数、資本回収係数、減債基⾦係数です。それぞれの係数の意味を簡潔にまとめると、以下のようになります。

終価係数

将来の目標額=現在の数値(額)×終価係数

今⼿元にある元本が、⼀定期間の複利運⽤の結果、元利合計いくらになるかを計算するための係数です。

現価係数

将来の数値(額)=将来の目標額×現価係数

⼀定期間後の⽬標⾦額を達成するために、現時点で元本がいくら必要かを計算するための係数

年⾦現価係数

現在の数値(額)=希望する年金額×年金現価係数

⼀定⾦額を⼀定の間に均等に受け取るために必要な元本を計算するための係数です。

年⾦終価係数

将来の数値(額)=毎年の積立額×年金終価係数

毎年⼀定額を複利運⽤しながら積み⽴てをした場合、⼀定期間後の元利合計を計算するための係数。

資本回収係数

将来の数値(額)=現在の手持ち額(または借入額)×資本回収係数

⼀定⾦額を⼀定期間均等に受け取ったり返却したりする場合の1回の⾦額を計算するための係数。

減債基⾦係数

毎年の積立額=将来の目標額×減債基金係数

減債基金係数とは、将来の一定期間後に必要資金(目標金額)を得るために、一定利率で一定金額を複利運用で積み立てるときの、毎年の積み立て額を求める際に使用する係数です。

ライフプランを試算する6つの係数で楽々

自分や家族の「し合わせ」を満たしてくれるものを書き出す

やりたいことリスト

ライフプランニングの手法を知ってツールを使って資金計画を立てて、実践しても、さて、それでハッピーになり、エンドレスにワンダフルになれる保証はありません。

ただお金に困らないだけで、お金に困るのは、生きるのに必要なものと交換できないからです。
しかし、生きるのに必要なものはお金で買えないものもあります。アイデンティティーであったり、愛することあるいは愛されること、隠しごとだったりします。

それはどうしたらいいのでしょう。その弱みにつけ込んでお金にしようとする者が、この世界にはたくさんいます。それを払い残る力こそ、生きるのに必要なものかもしれません。

<お金>は呼吸と違い、人間が考え出した知恵の産物で、しかし<私>が曖昧なように<お金>も<私>や<いのち>と同じで曖昧です。
<お金>は天下の回りものというように使わないと回ってこない不思議な特徴(=景気)があるものなので、良い使い方をするようにしましょう。良い使い方とは道理に叶った使い方です。
つまり<自利利他>です。

そこで、次のシンプルなツールで価値観を認識して整理します。

  • 「し合わせ」になれることを書き出して整理します。→する
  • したいことをリストアップする

大切なことは、自分とは、自分だけでないことを認識することです。自分とは、古来からのいのちを受け継いできた自分です。そこにはユングが提唱した<シンクロニシティ>に代表される<集団的無意識>が働いています。

自分や家族の「し合わせ」を満たしてくれるものを書き出す

シンクロニシティ=全宇宙

集合的無意識

私たちを作ったのは<宇宙>で、その<宇宙>を見上げているのも<私たち>です。
そして<宇宙>の真ん中にいる<私たち>を見ているのも<宇宙>です。

この世界にいるすべてのものは同じ基本物質の組み合わせでできています。
水は水素と酸素でできていて、水素が星にある同じ水素だし、酸素は私たちが生命装置を維持するために吸っている酸素と同じものです。酸素は肺を通して血液に送りこまれ、身体のなかで活動した酸素は二酸化炭素に変身して、呼吸によって空気中に放出されます。

その二酸化炭素を水と太陽光の力を借りて、私たちに必要な酸素に変えてくれるのが<植物>です。<植物>は私たちの外にあるもうひとつのです。つまり<植物>のおかげで私たちは生きることができているのです。<植物>を切ることは肺を切るのと同じ行為なのです。

つまり<>とはどこまでが<>なのか曖昧だということです。私たちは自分の身体を自分のものだと思い込んでいますが、仏教では「身体は実体として存在しない」と言い切ったことに頷いてしまいます。

事実、健康を損ねると自分の意思では身体をコントロールできません。早く治したいと切望しても、時期が来るまで治りません。<私たち>はみな<本来無一物>であり、生きているのは全部、外界のお世話であることに気づきます。つまり自利利他の根拠であり、同時に、私たちは目には見えない<もうひとりの私>が存在していることに気がつきます。

実はそれこそが太古の昔から受け継いでいる<もともとのいのち>ではないかと思うのです。<もともとのいのち>と<自分>を<宇宙>で繋いでいるのは<呼吸>ではないかと思うのです。<呼吸>が止まれば<自分>は終わりますが、カール・グスタフ・ユングが提唱した<集団的無意識>とともに<もともとのいのち>は生き続けるのではないでしょうか。つまり良い呼吸はシンクロニシティに不可欠なのです。

景気の循環

景気の循環
<お金>は天下の回りものというように<景気>というシステムで動いています。
マクロ的にいうと国民の所得は、消費(需要)と投資(供給)を総合計して導き出されています。
需要、供給のどれかの要因が変化することで、所得水準が変動してくるのが、景気変動(好況になったり、不況になったりします)です。 

なので個人消費は供給過剰なときに消費すれば安く買えますが、消費はライフイベントがあって起こっています。

ライフイベント、キャッシュフロー表、バランスシートは必須アイテムです。
キャッシュフロー表(記入用)は、下記からダウンロードしてご記入ください。(無料です)

お金の壮大な物語

週4日制で働く時代を夢中で生きる智慧と工夫とスキル

一番関心のあることなのに、遠ざけているものに「お金」があります。お金や経済には、なぜこのような奇妙な「秘性」がつきまとっているのだろうか。

まず第1の理由は、経済が貨幣と密接にかかわっていて、毎日手足のように使っている貨幣というものが非常にわかりにくいからです
体なぜ、一枚の紙切れが値を持っているのだろうかわれわれが預けた貨幣で、銀行はをするのだろうかなぜ流通している貨幣が、ある時には足りなくて、ある時には多すぎるのだろうかわれわれは、そのような困惑の声を、しばしば耳にする。事実、自治体に窓口や、勤務先に申請、連絡さえしていれば医療費控除や、所得税控除が受けられるのに、それすらしていないヒトがたくさんいます、

この貨幣というものが、そもそも秘的で経済の神秘性のひとつの理由であることは間違いないしかし、貨幣に関することが本来的に複雑なものだというわけではないこのことは、貨幣について学校で何も教えられなくても、誰もが貨幣を使い、貨幣のことを話題にし、貨幣のことで悩んでいることからもわかる投資を学ぶ目的のひとつは、われわれの知らない貨幣の重要性を学ことです

般にわかりにくい第2の理由は、われわれのよく理解できない言葉が用いられていることです「需要が増大したので物価が上昇しています」とテレビの解説者がうとき、われわれは、それをうなずきながら聞いているしかし、需要」とは、正確に言えばだろうかそして、それはなぜ「増大」するのだろうかまたニュース解説者がしたり顔で使っている国民総生産(GNP)、消費投資といった葉は、何を指しているのだろうか投資とは、壮大なお金の物語の一編に過ぎないのです。

まとめ

周活・週活・終活ヒトは子どもでも、大人でも、誰でも、夢や目標が明確になると、それまでと全く別人のように変わることができます。そこで役にたつのが、ライフプランです。もし、夢や目標を見つけられないでいるとしたら、きっかけを見つけてライフプランにまとめる・・・それが親子、カップル、パートナーの役目です。夢や目標をシェアして応援するのが「お粥さんプロジェクト」です。
ライフプランニングの手法は、必須ツールであるライフイベント、キャッシュフロー表、バランスシートを使って具体化しますが、お金で交換できないものは「し合わせ」になれること、やりたいことリストにまとめます。両方がそろってエンドレスにワンダフルが実現できます。つまり「金融資産」と「無形資産」の両方が揃って自由で豊かなライフシフト(ワークシフト)が実現できます。

自分忘れ

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました