200年婚|パートナー資産は分かち愛

200年ゴエス
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200年ライフが、さらに延びて200年ライフに近づくほどに結婚は難しくなります。相手をひとりに決める要素は、より複雑になります。想像できるダメージを乗り越える、より深い親密さが必要になるので、パートナー資産の価値はますます高まります。

人生が長くなればワクワクの可能性はワイドにディープになります。何といっても時間が格段に増え続けているので、比例してチャンスも増えます。追求できるアイデンティティーも増えます。つまり変身の機会も増やせるので、人生を楽しみたい人には大歓迎。

ウルトラマンは3分間しか戦えないけれど、私たちは6分間戦える、あるいは30ラウンド戦える。2022年に生まれた子どもは6分間を30ラウンド戦えます。

戦うマーケットはすでに拡大していて、今後もさらに拡大するのです。
そういう時代に救育→仕事→引退のモデルでいいわけがないのです。

3つのラウンドを長くするだけでは良い人生は送れません。
パートナーとタッグを組んで、偽りのワンダフルワールドをプロデユースされる人生におさらばです。

なりきって、なりきって、相手を生きる『パートナー資産』

ステキな『200年婚』を可能にする親密さは、惰性で継続される関係ではなく、互いへの信頼。具体的に言うなら「あなたを応援したいから結婚してくれ」と言わずにいられない関係。つまり相手を生きることが自分を生きることに他ならない関係ということ。

自然に相手との関わり方がディープでワイドになります。

依存ではなく、主体的に関係を終わらせることができる緊張のある関係
緊張があるから継続できるには、互いに魅力が発信され続けなければならない。
それだけではない。調整能力が大事です。
調整能力には終わらせない、育む維持力も含まれます。
歴史的に、かってなく、強い関係です。パートナーが役割を分担しますが、男が働き女性は家事を担当するというステレオタイプではなく、ダイナミックで自由な分担です。
激流の荒波を超える船を漕ぐようなライフシフトから逆算して「生産性資産」を担える変身資産、活力資産は、パートナー資産から生み出されるのです。

分かち愛でエンドレスにワンダフル

調整能力には、金融資産への取り組み方がパートナー同士、似ていることは不可欠です。

パートナー関係を良好に保つには、内省する能力が近いものであることは外せません。
パートナーの一方が、自己マスタリーを高めることに余念がないのに、一方が芸能人のゴシップに夢中なら、関係性を維持することはありえないです。
全く違う生き物が同じ屋根の下に暮らすことは、すべての面で良い結果をもたらしません。

パートナーとして機能するには、二人の共通の体験を築けることは大前提ですが、同時に経済的に割安ということも重要なのです。割安とは金融資産のみならず、無形資産をポートフォリオする機能が有効に働くことも意味しています。
リスクの軽減を分散するスキルがパートナーシップに欠かせないのです。

『天上天下唯我独尊』の意味

ステキな『200年婚』のモデルは、どこかにあるものではなく唯一無二。
お釈迦様の「天上天下唯我独尊」に集約されます。

天上天下唯我独尊」は、もっとも誤解されている言葉のひとつですね。
ひとりひとりは自分という宇宙から出ることも入ることもできない一人一宇宙が、東西南北上下に無数に存在、太陽を中心とした惑星の集まりを太陽系。さらに太陽系に約二千億集まったのを銀河系と呼び、そこには島宇宙が存在します。

それらが繋がって大宇宙十方微塵世界(じっぽうみじんせかい)と言い、これが天上天下。つまりヒトは言葉で語ろうとするから解らないことが無数にあります。
大切なのは何事に関してもすでに知っている事実へに気づきです。

阿頼耶識にあることは、言葉を超えて行動になる

すでに知っている阿頼耶識(あらやしき)』にあることは、感覚で行動できるので、日常の無意識の行動になっています。
残念なことに、それらの大半は自分に悪影響を与える習慣になっています。
他の動物と同じように、ヒトは知っていることしかできないからです。

『阿頼耶識』とは、大乗仏教のひとつ、「唯識」の教学を説いた「瑜伽行唯識学派」のいう潜在意識にある記憶の蔵のことです。

だからパートナーでいることには特別な意味があります。
親和性のあるスキルを使い、知らないスキルを相手から取り込んで、発揮できるからです。
集合的無意識を使えるには、互いに愛し合っていることが条件になります。
だから分かち愛の関係が互いを高めます。
愛は磨けば磨くほど高まる習性があることを活用します。

天上天下唯我独尊

写真は「天上天下唯我独尊』の図です。

『唯我独尊』
の『唯我』とは、ただひとりひとりが、『独尊』・・・たったひとつの目的を叶えるために生きる。
つまり相手を生きることが自分を生きることに他なりません。
大宇宙に集まった一人一宇宙がたったひとつの目的を叶えるために生きている。

たったひとつの目的とは、自分以外のいのちになりきり、なりきり、なりきって、『いのち』を使い倒すことです。

いのちへの感謝とは、極める楽しさを満喫すること

そもそも『自分』というものは言葉の上であるだけで、実在しません。
自分とは、37兆〜60兆といわれる細胞を収納している器に過ぎません。
自分の想い、考えは阿頼耶識に記憶されている過去を映しているものでしかありません。
過去から離れるには、放下著(執着を手放します)です。

放下著(ほうげじゃく)は清掃で毎日行うルーティンワークにする
疲れたら、自分がなにかに執着していないか、寡黙に自問してみましょう。気づいてからの『放下著』も効果がありますが、ストレス対処としては効果がありますが、禅は対処療法ではありません。哲学として身につけ、行動で実践することが欠かせません。丹田呼吸法を取り入れた呼吸と清掃をルーティンワークにします。
 
言葉という道具を過大評価しているので、過大に執着しているだけです。
なので、具体的に、自分を極めるには、大宇宙で繋がっている、いのちの根源を愛し抜くことしかありません。
自分を極める、もっとも簡単な方法が、子どもがしているように、『隣のなおちゃん』と仲良くすることです。
子どものように、エルヴィスがやったように肌の色なんか関係ない。自分の想いを開放するのです。

しかし現実にはいろんなヒトがいて価値観も様々、帯に短したすきに長しと不具合に目を奪われず、それならそれでできる範囲でやりぬき、『いのち』を使い倒しなさいというのがお釈迦様の教えです。

なぜならヒトは大宇宙に集まっているのだから、自分がえらいなどと思わず、執着を手放し、本分を忘れずにいたら、なるようになるのです。本分を忘れずに暮らせば、
自然に主体的に関係を終わらせることができる緊張のある関係になり、200年婚をエンドレスにワンダフルな暮らしにします。
「なるようになる」とは、成り行きまかせではなく、自分の行きたいところが明確なので、自動運転で行くことに他なりません。

ポートフォリオが機能するパートナー関係

マルチステージを豊かで自由なものにするには、豊かなライフシフトにすることが宿命的な命題になります。
ライフシフトをスムーズに移行するには、200年ライフで役割交代が繰り返し起こります。
質の高いパートナーシップによる「チームワーク」が貢献します。
チームワークを果たせるパートナーの存在は行動面でも、情緒面でも、大きな支えになり、ポートフォリオを機能「生産性」に貢献します。
ポートフォリオが機能するパートナー関係を築く資産は、自身のパートナーシップ、パートナー資産にかかっていて、それぞれの自己マスタリーからはじまっています。

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