十牛図

無形資産の教科書|S・ジョブズ 「十牛図」を歩いた56年

スティーブ・ジョブズ氏は、キリスト教から、仏教への宗派替えを希望したと言われています。生涯「禅」に共感し、曹洞宗開祖、道元禅師が開かれた「永平寺」を心のふるさとのように宝物にされました。人生100年時代、一度しかない人生をどう生きるか、ジョブズ+十牛図からヒントをもらいます。
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誰も言わなかった禅「十牛図」十の入鄽垂手(にってんすいしゅ)

「入鄽垂手」とは「ぶらりと町に入ってきて、何をするということもなく帰っていく」という意味になります。つまり、執着がなく、自他共にあるがままでよしとするなら、何も語らなくても、そこにいるだけで、気軽に声をかけるだけで、いのちの本性が、一切衆生に慈悲を持って接するのです。自利他利の仕組みでつながる循環する。
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誰も言わなかった禅「十牛図」九の返本還源(へんぽんげんげん)

返本還源(へんぽんげんげん)の返本とは、本(原点)に返(還る)、源にたち還ること。つまり「はじめに還ること、源にたち還る」いのちの源流に還るとどうなるのでしょう?川を流れる一滴の水が湧き出る源泉から飛び出す瞬間を想像してみてください。あなたの働き方、生き方はいのちが求めていたことですか?
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誰も言わなかった禅「十牛図」八の人牛倶忘(じんぎゅうぐぼう/にんぎゅうぐぼう

「人牛倶忘」の状態は、気負いもなく。執着も迷いも生まれない状態です。もはや感情的な人生脚本もなく。日常生活を淡々とルーチンワークで繰り返すだけです。ルーチンワーク(習慣化された生活)を退屈に感じるのは、刺激を自分の外に求めるからですが、もうそんな無駄なことをしなくても、やりがいも生きがいも自分のうちに全部揃っています。
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誰も言わなかった禅「十牛図」七の忘牛存人(ぼうぎゅうぞんじん)

「十牛図」七番目の「忘牛存人(ぼうぎゅうぞんじん/ぼうぎゅうそんにん)」は。悟ったことさえ気にしない、何ものにもとらわれない本来の自己になれたことを表しています。気づけば、悟ることができる。その悟りさえ気にならない一体となった状態は、執着のない、慈愛(共感)そのものです。
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誰も言わなかった禅「十牛図」六の騎牛帰家(きぎゅうきか)

誰も言わなかった十牛図6枚目「騎牛帰家(きぎゅうきか)」は、本来の自己とそれを求める自己が一体になったので、牛の背中にまたがることで、自分の目線が高くなり遠くまで見えるようになったことを意味します。認知の歪み、ラケット、人生脚本から解放されたのです。内面から湧き出る仏性で共感を悟れるのです。
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誰も言わなかった禅「十牛図」五の牧牛(ぼくぎゅう)

十牛図、5枚目の牧牛(ぼくぎゅう)は、暴れる牛を手なづけながら家に帰る道中です。暴れるには原因があります。全ての物事は原因があって結果があります、因果の法則で成り立っています。ラケット、認知の歪み、人生脚本にも、十二縁起という原因があります。 十二縁起には成長する手順と因果関係が説明されています。
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誰も言わなかった禅「十牛図」四の得牛(とくぎゅう)

十牛図・尋牛は、いなくなった自分に気づいた絵でした。見跡は、どこに自分はいるんだと探す絵でした。見牛で、そこ隠れている自分を発見しました。4枚目の得牛は、隠れていた自分を捕獲します。捕獲できるかどうかは自分の腕次第なのです。人生最大の公案をあなたがどう気づくか、「得牛」の絵は問いています。
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誰も言わなかった禅「十牛図」三の見牛(けんぎゅう)

「十牛図」見牛の本質は、そこにいると知った瞬間、心の底では「いまここ」にいることになります。気づいた自分を知ることにあります。 気づけば行動する。禅の鉄則です。人生脚本に支配されている自分に気づくことは。人生脚本から解放される自分を実践することです。
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誰も言わなかった禅「十牛図」二の見跡(けんせき)

「十牛図」見跡の本質は、「いまの自分」が存在することに気づいた状態です。気づけば行動する。禅の鉄則です。「いまの自分(=本当の自分)」に自分らしさの良さを体感するには、具体的な行動が必要です。空想と想像で書かれた人生脚本の支配から解放、執着から離れるにが、いまの自分が書いたライフプランを掲げて達成に邁進する必要があります。具体的な行動を通じて「いまの自分」の良さを解ることができます。
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誰も言わなかった禅「十牛図」はじまりの尋牛(じんぎゅう)

「十牛図」最初の絵「尋牛」の本質は、「いまの自分」がいないことに気づいた自分を知ることにあります。気づけば行動する。禅の鉄則です。「いまの自分(=本当の自分)」がいないのは、人生脚本に支配されているからです。人生脚本に支配から解放されるには、いまの自分が書いた人生脚本(=ライフプラン)に乗り換えることです。
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無形資産の教科書|十牛図「入鄽垂手(にってんすいしゅ)」

「十牛図」10枚目の絵は最後の絵「入鄽垂手(にってんすいしゅ)」になりました。 「入鄽垂手(にってんすいしゅ)」;これまでの9枚と全く違うので驚かれるでしょう。 牛を追いかけていた牧人の体は、なぜか、太って大きくなっています。 し...
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無形資産の教科書|十牛図「返本還源(へんぽんげんげん)」

「十牛図」9番目の絵は、返本還源(へんぽんげんげん)では、空の世界から自然が還ってきました。 牧人はすべてをあるがままに見ながら生きることができるようになりました。 「返本還源(へんぽんげんげん)」の問いは「自然とは...
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無形資産の教科書|十牛図「人牛倶忘」

「人牛倶忘」では、うたた寝をしていた牧人も突然いなくなりました。真っ白い丸の一円だけになりました。 あるのは、ただ空白だけ。牧人になにが起こったのでしょうか。「人牛倶忘」の問いは、空白とはなにかです。一緒に答えを探りましょう。
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禅の教科書「十牛図」|忘牛存人〜本性をマインドフルネスで発見

「十牛図」7枚目の絵は、「忘牛存人(ぼうぎゅうぞんじん)」です。 「忘牛存人」の問いは、 牛はどこ行ったのか? くつろぐ感謝する牧人の心中は? あなたなら、どう答えますか? 他者にも自分にも...
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無形資産の教科書|十牛図「騎牛帰家(きぎゅうきか)」

人生200年時代をよりよく生きる本質を問う「十牛図」第六図は「騎牛帰家」です。 牧人は暴れなくなった牛に乗って家路を楽しんでいます。 牛のたくましく暖かい背中に乗り、笛を吹いています。 ...
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禅の教科書「十牛図」|マインドフルネス・禅・十牛図が分かる騎牛帰家

禅の教科書と言われる「十牛図」は最終的に、どこに到達しょうとしているのか、気になりますね。「十牛図」は人生200年時代のお金の付き合い方の羅針盤になります。 「十牛図」が示す、究極はひとつですが、「十牛図」6番目の絵「騎牛帰家(き...
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200年ライフ生活のゴエス|北斎30回のライフシフトと変身資産

人生200年。36,500日の人生です。 1999年生まれの人が100歳まで生きる確率は男女ともに100%と言われています。 10歳までの生育期と、90歳からの老年期を外したとして、80年あります。 ひとつのことをマス...
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無形資産の教科書|十牛図「牧牛」

禅の教科書「十牛図」五番目の絵は「牧牛(ぼくぎゅう)」です。牧牛は暴れる牛を綱と鞭で少しずつ手なずけながら帰途を進んで行きます。 牛はとうとう牧人の根気に負けておとなしくなっていきます。もう牛は暴れて逃げだそうとはしないようです。「牧牛」の問いは、牛を飼いならすとはどういうことか?では一緒に答えを見つけましょう。
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禅の教科書「十牛図」|「し合わせ」、気づき、悟りをわかりやすく

「十牛図」は、コロナウイルス、自然災害、金融危機など複雑で難しい時代だから、ツールとして有効です。「十牛図」は問題集です。十枚の絵は問いかけてきます。その一枚、一枚に答えを出していくのは見る人の作業です。十枚の図が繋がって物語が組み立てられたとき、気づきがおこります。気づきは行動する準備です。
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