誰も言わなかった禅「十牛図」四の得牛(とくぎゅう)

「十牛図」得牛(とくぎゅう) ライフデザイン
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十牛図4枚目は「得牛(とくぎゅう)」というように、やっと牛に追いつき、手綱をかけます。
ところが、牛は逃げだそうともがきます。

牛の力は強く、牧人も手綱を精いっぱい引っ張っています。

なぜ牛の力は強いのでしょう?

それでは、「十牛図」4枚目「得牛(とくぎゅう)」誰も言わなかったその真実を公開します。

この記事は以下の方におすすめです

  • 人生に悩んでいる方
  • お金が貯まらないとに悩んでいる方
  • 子育てに悩んでいる方

 

前回、3枚目の絵「見牛)(けんぎゅう)」では、、牛はまだ一部しか見えていませんでした。
しかし「あ、そこにいる」と思った瞬間、心の底では「いまここ」にいることになりますとお話ししました。

誰も言わなかった禅「十牛図」三の見牛(けんぎゅう)
「十牛図」見牛の本質は、そこにいると知った瞬間、心の底では「いまここ」にいることになります。気づいた自分を知ることにあります。 気づけば行動する。禅の鉄則です。人生脚本に支配されている自分に気づくことは。人生脚本から解放される自分を実践することです。

「気づきから悟り」へステップアップ

人生100年時代のマインドフルネス

 

禅でもっとも大事なのは、「気づき→悟り(実践)」です。

「気づきがあれば(動機付けにして行動する」

逃げた牛(本当の自分)を捕獲する

「得牛(とくぎゅう)」の段階では、「見牛(けんぎゅう)」でまだはっきりとわからない本来の自己の正体を、自分のものにすることが重要です。

その具体的な方法が「人生脚本VSライフプラン」に決着をつけることです。

人生脚本VSライフプランの対立に決着します。

十牛図4枚目は「得牛」・・・・さて、なぜ牛の力は強いのでしょう。

牛を捕らえる綱とはなんでしょう?

牛の捕獲が簡単でない、力いっぱいに抵抗するのは牛に「執着」があるからです。

あなたが幼児から子供へ成長する過程で、さらに成人の成長する過程で、毎日、毎日、繰り返してきた人生脚本への執着があるからです。

人生脚本は1.5歳ごろに感覚で身につけた人間関係の仕方を基礎に遅くとも思春期に入る8歳までに書かれています。

  • ラケット感情
  • 認知の歪み
  • 禁止令

以上、3つを基礎にして人生脚本は書かれています。
放置すれば死ぬまで人生脚本のゴールに邁進します。

人生脚本への執着
それを捕らえるのは牛への慈悲しかありません。

慈悲とは、「抜苦与楽(ばっくよらく)」        
    ・・・苦を抜いて楽を与えてやりたい想いと行動。
矢印の先に注目
手綱

人生脚本を動かすPACモデル

3つの心
人生脚本を動かすドライバーとなる主な感情はP(親)と子(C)です。1.5歳ではP(親)と子(C)の関係はいのちを守る上で、いちばん重要でした。

しかし、大人になったいま(=本当の自分)ではさほど重要ではありません。禅では生きることは実践ですから、解っただけでは目的達成にはなりません。生きて実践あるのみです。本当の自分になるには、いまの人生脚本を生きなければ意味がありません。つまりこれが「得牛」です。

さあ、やりますよ!気づいた(見牛)なら実践(得牛=捕獲)します。

得牛

本当の自分とは「いま、ここ」にいる自分です。
「いまここ」にいる自分は現在の自分で主な感情はA(大人)です。

得牛でつかまえたい自分は「いまここ」の自分です。

しかし、あなたを支配している自分は、まだまだ人生脚本の自分です。

つまり「牛=本当の自分」を捕まえるには、「本当の自分」にふさわしい自分が必要です。
人生とは解ることでなく実践することですから、実践の場が必要なのです。
それが十牛図「得牛」の絵にある「手綱」です。

手綱=ライフプラン

ライフプラン

牛にかけた「手綱」の役割をするのが慈悲の心のこもった「ライフプラン」です。

  • 慈悲の意味は、「慈」の心と、「悲」の心、2つの心で成り立っています。
  • 「慈」には、「苦しみを抜いてやりたい」という「抜苦(ばっく)」の意味があります
  • 「悲」には、「楽しみを与えてやりたい」という「与楽(よらく)」の意味があります
  • 「慈悲」は、「抜苦与楽(ばっくくらく)」を意味します。
  • 「慈悲」に、必要な心はA(おとな)の心です。
  • 「抜苦与楽(ばっくくらく)」を具体的にするのは合理的なライフプランです。

  • 自分への「慈悲」をたっぷり注ぎ込んで、
  • ライフプランに、古い感情で書かれた人生脚本を不要にします。

それには、人生脚本の礎となった3つから破棄します。

  • ラケット感情
  • 認知の歪み
  • 禁止令

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ラケット感情

ラケット感情とは、幼児が、いろんなストレスを受ける環境で体験する、幼児期からなじみ深い感情で、子供時代に繰り返し、学習し、周囲の大人たちから奨励された不快な感情。

通常、成長に比例して弱まっていきますが、ラケットで得られるストロークに味をしめると、ラケットは「魔法のように使えるぞ!」と手放さなくなります。

たとえば、一人淋しさを感じながら目に涙をためて留守番していたら、

帰ってきたお母さんが「まあ、泣かないでいい子で待ってたのね。ごめんね、大好きよ。」と、だきしめてくれた。すると、この子にとって淋しさを感じていることが、お母さんからストロークをもらうための戦略になっていきます。

ラケットは優位にない者が、人を支配する(思い通りに動かす)目的で使用されます。
相手は「仕方がないな」と思いますが、言いなります。

ラケットを使った感情は「ギャング」とも言われています。
その理由はふさわしくない場面で、愛情を強奪するように使われるからです。

繰り返し、同じような体験を通して、淋しさを感じるための定番のパターンを創りだしていきます。ラケットになる主な感情は次のものです。

怒り、恐怖、劣等感、罪悪感、優越感、憂欝、イライラ、絶望感、虚無感、混乱、傷心、落胆、悲哀感、憐憫、孤独感、焦燥感、同情心、義務感、使命感、敗北感、後悔、恥辱、羨望、不安、心配、嫌悪感、当惑、攻撃、潔白感、陶酔感、拒絶感、恨み、緊張感、猜疑心、自己卑下、等々ネガティブな感情。

ラケットが思うように使えない状況は思うようにならない痛みを味わいます。
ラケットを成人が使うことは社会生活を送る上で大変なリスクになります。
なので成人は我慢し正常な努力で願望を実現しょうとします。
ラケットはひとりで生きることができない幼児のみに許された戦術です。

ラケットを成人が使うことはひんしゅくを買います。

さて、問題は弱者の戦術であるラケットを人生脚本の下敷きにしてしまうことです。
下敷きに人生脚本を使っていると、成人になった自分が違和感を感じます。

いまここにいる自分

「子どもの頃に書いた人生脚本をいまここで使っている自分」
「いまここ」の自分。

この狭間にいると、どちらに寄っても、本当の自分ではないと思います。

ラケットは、認知の歪みを形成します。

 

4大真理が理解できなくなる認知の歪み

仏教4つの基本の教え

仏教はラケットのようなファンタジーではありません。
ラケットはほとんどの場合、問題解決にも、目標達成にも効果を発揮しません。

仏教は哲学であり、心理学です。
禅は、哲学、心理学を学ぶ学校で、目標達成を支援します。

一切皆苦、諸行無常諸法無我涅槃寂静、さらに十二縁起

仏教が説いている4大真理は、世界の普遍的な事実です。
つまり、あなたがどこに行こうが暮らしのガイドラインになるものです。

ところが認知の歪みがあると、普遍的な事実を認めず、独自の事実を打ちたてようとします。
無用な諍いが起こり、自分と周囲を複雑にしていきます。

ラケットを使ってギャングをしても十分に満たされないと認知の歪みが生じます。
認知の歪みは「人生脚本」と深く結びついています。

ここで十分な愛着が得られない繰り返しをしていると愛着障害という問題が強くなります。

ますます複雑になります。

そこで「得牛」つまり自分の選択が重要になります。・・・人生最大の公案です。

気づけば行動する。禅の鉄則です。

まとめ

  1. 尋牛は、いなくなった自分に気づいた絵でした。
  2. 見跡は、どこに自分はいるんだと探す絵でした。
  3. 見牛で、そこ隠れている自分を発見しました。
  4. 得牛は、隠れていた自分を捕獲します。捕獲できるかどうかは自分の腕次第なのです。

人生最大の公案をあなたがどう気づくか、問われているのが「得牛」の絵なのです。

気づけば行動する。禅の鉄則です。
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誰も言わなかった禅「十牛図」はじまりの尋牛(じんぎゅう)
「十牛図」最初の絵「尋牛」の本質は、「いまの自分」がいないことに気づいた自分を知ることにあります。気づけば行動する。禅の鉄則です。「いまの自分(=本当の自分)」がいないのは、人生脚本に支配されているからです。人生脚本に支配から解放されるには、いまの自分が書いた人生脚本(=ライフプラン)に乗り換えることです。
誰も言わなかった禅「十牛図」二の見跡(けんせき)
「十牛図」見跡の本質は、「いまの自分」が存在することに気づいた状態です。気づけば行動する。禅の鉄則です。「いまの自分(=本当の自分)」に自分らしさの良さを体感するには、具体的な行動が必要です。空想と想像で書かれた人生脚本の支配から解放、執着から離れるにが、いまの自分が書いたライフプランを掲げて達成に邁進する必要があります。具体的な行動を通じて「いまの自分」の良さを解ることができます。
誰も言わなかった禅「十牛図」三の見牛(けんぎゅう)
「十牛図」見牛の本質は、そこにいると知った瞬間、心の底では「いまここ」にいることになります。気づいた自分を知ることにあります。 気づけば行動する。禅の鉄則です。人生脚本に支配されている自分に気づくことは。人生脚本から解放される自分を実践することです。
誰も言わなかった禅「十牛図」四の得牛(とくぎゅう)
十牛図・尋牛は、いなくなった自分に気づいた絵でした。見跡は、どこに自分はいるんだと探す絵でした。見牛で、そこ隠れている自分を発見しました。4枚目の得牛は、隠れていた自分を捕獲します。捕獲できるかどうかは自分の腕次第なのです。人生最大の公案をあなたがどう気づくか、「得牛」の絵は問いています。

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