コンビニのおにぎり、パンが小さくなったと感じませんか?
いつの間にか魚肉ソーセージはかっての半分です。
消費者物価指数に反映されない物価上昇は容赦なしです。
資産を大きく増やさいと!危機感が募るけど、時間も手間もかけられない!
そんな人に、投資を上手に取り入れるピッタリの投資法をサポートします。
投資は値上がり益を狙うものと思われがちです。
しかし株を持っていれば定期的に配当を得られます。
いま、日本の上場株の配当利回り(年間配当÷株価×100)は平均1.5%程度です。
こうした利益を合わせれば、定期預金よりはるかに高い成果が期待できます。
積立型商品
積立は貯蓄の基本です。長期にわたり積立貯蓄を継続することにより、利息が利息を生んでくれるメリットがあります。
積立型商品には、向く商品と向かない商品があります。
積立型のメリット
- いつでも購入できる
- 最低預入金額が手ごろ
- 給与天引き、自動引き落としが使える
積立型のデメリット
- 短期で大きな利益をあげることが難しい
- 手数料がかかる
- 売却益や分配金に課税がある
- 元本割れする可能性がある(投資型の場合)
積立投資は、安全性の点でデメリットがあります。
あくまで投資なので、当初に購入した投資額を下回る元本割れになる可能性があります。
預金のように元本が保証されていません。もし、元本割れしたくない場合は、定期預金や個人向け国債など投資信託よりもリスクの低い金融商品を選ぶようにしましょう。
積立投資は、投資として元本割れのリスクがありますが、定期預金や個人向け国債などの元本割れしない商品に比べると大きな投資リターンが期待でき、資産が増える可能性も高いのがメリットです。
積立型商品を選ぶ際のチェックポイント
- 目的、期間、目標金額を明確にする
- 換金性(流動性)、安全性、収益性をチェックする
積立型商品の種類
- 財形
- 貯蓄型
- 保険型
- 投資型
- 教育資金
- 買い物・旅行型
財形
- 一般財形貯蓄:銀行、生保、損保、証券会社、ゆうちょ銀行など
- 財形年金貯蓄 :銀行、生保、損保、証券会社、ゆうちょ銀行など
- 財形住宅貯蓄:銀行、生保、損保、証券会社、ゆうちょ銀行など
財形貯蓄のメリット
- 給与天引き
- 税的優遇
- 住宅ローン融資が利用可能
- 目的別の貯金が可能
財形貯蓄のメリット
- 利率が低い
- 契約変更には手間がかかる
- 契約変更は簡単にはできません。
- 利用目的が限られる(利用目的別の貯蓄制度)
- 利用できる人が限られる
財形貯蓄が向いている人
- 住宅ローン融資を受けたい人
- お金があると使ってしまう人
貯蓄型
- 積立式定期預金 :都市銀行、地方銀行、信用金庫
- 自動積立定期預金 :都市銀行、地方銀行の一部
- 定期積金:信用金庫、信用組合、JA(農協)など
- 積立貯金:ゆうちょ銀行
- 自動積立定額貯金:ゆうちょ銀行
- 金銭信託:信託銀行
- 割引金融債:金融債発行金融会社
- 公社債投資信託:証券会社、銀行、信託銀行、信用金庫、信用組合、JA(農協)など
積立貯金のメリット
積立貯金はお金を貯めるという上でも最も基本的な金融商品です。
思い立った時から始めるのがグッドタイミングです。
貯金してみようと思ったら、すぐにでも通帳と印鑑を持って銀行に行きましょう。
・自動的に貯金を始めることができる、貯金が苦手という人にも○
・いつまでに○万円貯めたいという目標設定に向いている
・普通預金で貯めるよりも高金利で運用できる
積立貯金のデメリット
・申し込みがちょっと面倒(窓口申し込みが大半)
積立投資に向いている人
貯金したいと思いながら、なかなか貯金することができないとお悩みの方
保険型
- 養老保険:生命保険会社
- 貯蓄保険:生命保険会社
- 養老保険:かんぽ生命
- せいめい共済:全労済
保険型のメリット
保険で資産運用を始めるメリットは6つあります。
株式投資などの投資方法よりも身近であることや利率、保険金、節税などです。
資産運用で保障効果もあるのが貯蓄型保険のメリットといえるでしょう。
- 身近で始めやすい
- 定期預金よりも高い利率が期待できる
- 定期預金よりも高い利率が期待できる
- いざというときに保険金が下りる
- 自動的に貯蓄ができる
- 節税になる
株式投資といった資産運用と比較すると、保険は馴染み深く、始めるハードルは低いといえます。
株式投資などを始めようとすると、投資のさまざまな指標を学ぶ必要があり、経験値がないと、長期間、安定した資産運用をすることは難しいといえます。
しかし、保険で資産運用を始める場合、基本的に毎月決まった保険料を振り込むだけです。手間をかけずに貯蓄をすることができるので、貯蓄が続かないという方もしっかりと積立ができる可能性があります。しかも支払った保険料が節税になることもメリットです。
貯蓄型保険は、生命保険料控除という所得税・住民税から税金が控除する制度を受けられます。貯蓄型保険で貯金をして節税もできるので、一石二鳥といえるのではないでしょうか。
保険型のデメリット
メリットがある一方で、その反対にデメリットもあります。
保険による資産運用はリスクを比較的小さく抑えられる分、リターンも他の投資と比べると小さいのが特長です。
以下に、5つのデメリットをリストアップしました。
- 保険料が高い
- 途中解約で元本割れする可能性
- 長期間の加入が必須条件
- 他の投資商品比べ利回りが良くない
- 予定利率が下がる可能性がある
予定利率とは、保険会社が「これくらいの利率なら払えるだろう」と考えた利率のことです。
予定利率が高ければ返戻率も高い傾向にありますが、経済の悪化などで予定利率は引き下げられる可能性もあります。
そうなると貯蓄型保険の返戻率も下がり、思っていたほどのメリットを得られなかったということも考えられるため注意が必要です。
貯蓄型保険は、ある一定期間の満期までお金を積み立てると、積み立てたお金(返戻率)を受け取ることができます。
しかし、途中で支払いが難しくなり解約となった場合、支払った金額よりももらえる金額が少なくなる「元本割れ」の可能性もあります。
元本割れしないように支払期間と支払金額を確認しておくことが大切です。
終身保険の一括支払いなどを除き、貯蓄型保険は一般的に5年間、10年間といった長期間の加入が必須条件です。
保険加入時には現在の生活だけではなく、契約期間の支払いが滞りなくできるか、しっかりライフプランを立てておきましょう。
積立投資型
- ミリオン:証券会社
- 株式累積投資:証券会社
- 純金積立:銀行、証券会社、貴金属商、商社、鉱山会社、カード会社など
積立投資のメリット
積立投資は、特に投資の初心者にとって大きなメリットがある投資手法です。
- 投資のリスクを軽減できる
- 投資に対してのストレスが少ない(投資に気を配る必要がない)
- 1,000円から投資をスタートできるので始めやすい
積立投資は、投資信託を積み立てていくことで、下記2つの投資手法が活用されます。
①ドルコスト平均法
この投資方法は投資リスクの軽減するので初心者にはありがたいです。
投資の初心者が取り組みやすく、初めて取り組む人のきっかけになるのが大きなメリットですね。
- ①ドルコスト平均法
- ②分散投資(ポートフォリオ)
「ドルコスト平均法」とは、一定金額で定期的に金融商品を購入していく投資手法です。
積立投資では、このドルコスト平均法が活用されるので、毎月一定金額ずつ投資信託を積み立てで購入していくことできます。
価格が高い時には少ない口数を購入し、安いときには多い口数を購入するように自動でできます。
投資信託の基準価格が変動する場合、毎月一定口数購入するよりもドルコスト平均法で購入する方がより多くの口数を購入することができます。1口あたりの平均購入単価を下げることができます。
ドルコスト平均法を活用できるのも積立投資ならではのメリットです。
②分散投資(ポートフォリオ)
分散投資とは、国内外の株や債券など複数の金融商品に投資資金を分散させて投資をすること言います。
1つの金融商品にだけ投資をする場合に比べて、投資による資産の減少リスクを下げる効果が期待できます。
この分散投資を勧める投資の格言に「卵は一つの籠(カゴ)に入れるな」とポートフォリオの考えがあります。
もし卵を一つのカゴに入れた場合、カゴを落とすと全部の卵が割れてしまいます。
しかし、複数のカゴに分けて卵を入れておけば、一つのカゴを落としても、他のカゴの卵は影響を受けずにすみます
積み立てる投資信託を選ぶ際には、投資信託を選んだり、複数の投資信託を組み合わせて、分散投資を検討してみるといいでしょう。
積立投資のデメリット
- 元金保証ではない
- コスト(手数料)がかかる
- 一括投資の方が資産を増やすこともできる
積立投資をやるときには「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」という3つのコスト(手数料)がかかります。
銀行の定期預金であれば、手数料がかからないことを思うと、デメリットになります。
ただし積立投資のコスト(手数料)は固定で決まっているわけではありません。
選ぶ投資信託によっては、販売手数料が無料のもの(ノーロード商品)があったり、信託報酬が安いものもあります。
手数料が安ければ安いほど、最終的な運用成績(資産額)にも大きな差ができるので、積立投資をするときには、「毎月いくら投資をするのか?」「どの投資信託(ファンド)を購入するのか?」ということ以外にも、これらのコストを抑えることも留意しましょう。
一括投資とは一度にまとまったお金で投資信託を購入する方法です。
ギャンブル性の高い一括投資よりも、安定性の高い積立投資で資産形成をすることをオススメします。
積立投資に向いている人
- 少額から投資を始めたい人
- コツコツ時間をかけて運用したい人
- 投資リスクを下げたい人
- 投資に時間をあまり割けない人
- 株や債券などを購入するタイミングを考えたくない人など
- 金融商品の毎日の価格変動に気をとられたくない人
教育資金
- 子ども保険:生命保険会社
- 積立子ども総合保険:損害保険会社
- 学資保険:かんぽ生命
買物・旅行用
- 百貨店友の会:百貨店一部
- 旅行券積立:大手旅行会社
積立型商品
Photo by Alexey Kuzmin on Unsplash
積立式定期預金
取扱機関 |
都市銀行、地方銀行、信用金庫など |
積立金額 |
1回5,000円以上が多い |
積立期間 |
目標日指定型(あらかじめ預入期間を決めている)と 自由型(期間決めない) |
積立方法 |
銀行口座自動振替 |
金利 |
毎回の積立分がそれぞれ独立した定期預金として預けられる 目標日指定型は目標日までの期間に応じたスーパー定期として預けられる 自由型は期日指定定期として預けられる |
途中換金 |
毎回の積立分が独立した定期預金なので本数単位で引き出せる |
税金 |
20%源泉分離課税、マル優利用可 |
その他 |
総合口座に組込み可能で自動融資が受けられる |
自動積立定期預金
取扱機関 |
都市銀行、地方銀行の一部など |
積立金額 |
1回5,000円以上1,000円単位が多い |
積立期間 |
自由 |
積立方法 |
銀行口座自動振替、随時積立(ATMからの入金など)可 |
金利 |
毎回の積立分はおまとめ日を満期とする独立した定期預金として、それぞれ預け入れられ、おまとめ日までの期間に応じたスーパー定期の金利が適用される まとめられた定期預金については、その時点で作成可能な定期預金(スーパー定期、スーパー定期300、大口定期)のなかの最も高い定期預金に切り替えられる |
途中換金 |
積立口の定期預金、おまとめ口の定期預金それぞれ別々に解約可能。毎月の積立分は本数単位引き出せる |
税 金 |
20%源泉分離課税、マル優利用可 |
その他 |
総合口座に組込み可能で |
定期積金(スーパー積金)
取扱機関 |
信用金庫、信用組合、JA(農協)など |
積立金額 |
積立て間隔 毎月、2ヵ月、3ヵ月、6ヵ月ごと 1,000円以上(1,000円単位) |
積立期間 |
6ヵ月以上60ヵ月以内(金融機関により取扱期間は異なる) |
積立方法 |
口座自動振替、来店扱い、集金扱いの3種類 |
金 利 |
固定金利。1年物スーパー定期に連動 |
途中換金 |
一部解約はできない 12ヵ月未満の解約では普通預金利率、12ヵ月以上の解約は約定年利回り×0.60の利率が適用されるのが一般的 |
税 金 |
20%源泉分離課税、マル優利用不可 |
その他 |
自宅までの集金扱いがある |
自動積立定額貯金
取扱機関 |
ゆうちょ銀行 |
積立金額 |
1,000円以上1,000円単位 |
積立期間 |
6年以内、一般月と特別月(年6回以内)合わせて最高108回まで積み立てられる。積み立てた1本1本の定額貯金の預入期間は6ヵ月以上120ヵ月以内 |
積立方法 |
通常貯蓄口座から一定金額を自動的に振り替える。積立日は一般月と特別月の別に自由に設定できる |
金 利 |
毎回の積立分がそれぞれ独立した1本の定額貯金として預け入れられる。定額貯金の金利は固定金利のため、積立時の金利がそれぞれ満期まで適用 |
途中換金 |
預入後6ヵ月経過した分についてはペナルティなしで引き出し可能 6ヵ月未満の分を解約する場合は所定の解約金利が適用される |
税 金 |
20%源泉分離課税、マル優利用可 |
その他 |
自動貸付け(適用利率プラス0.25%)が利用できる |
ゆうちょ銀行・かんぽ生命
ゆうちょ銀行と、かんぽ生命は日本郵政公社は6つの組織に分割されたうちの2つです。
①日本郵政株式会社(日本郵政):郵便事業株式会社・郵便局株式会社の全発行済み株式を保有・管理する。
②郵便事業株式会社(日本郵便):郵便事業・収入印紙の売りさばきを行う。
③郵便局株式会社(郵便局):郵便局・郵便窓口を通じた窓口サービスを行う。
④郵便貯金銀行(ゆうちょ銀行):郵便貯金業務を行う。
⑤郵便保険会社(かんぽ生命):生命保険業務を行う。
⑥独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構:従来の郵便貯金契約(通常郵便貯金などを除く)・簡易生命保険契約を承継・管理する。
その後、平成24年10月1日に③郵便局株式会社と②郵便事業株式会社が会社統合し、日本郵便株式会社になりました。
ミリオン
取扱機関 |
証券会社 |
積立金額 |
5,000円以上1円単位 |
積立期間 |
無期限 |
積立方法 |
基本的には給与天引きで株式投信を買付ける。ドルコスト平均法が働く |
収 益 |
株式市場の動向次第。年1回決算し、運用実績に応じた分配金が支払われるが、税引後の金額が自動的に元金に再投資される |
途中換金 |
いつでも時価で売却可能。一部換金も可能 |
税 金 |
株式投資信託と同じ扱い |
その他 |
投資対象になる株式投信は、インデックス型とボンドミックス型(債券で50%運用する)の2タイプがある |
株式累積投資制度(るいとう)
取扱機関 |
証券会社 |
積立金額 |
1銘柄につき1回1万円以上1,000円単位 |
積立期間 |
無期限 |
積立方法 |
①銀行預金、郵便貯金から自動引き落とし、②MRF・MMF・中期国債ファンドからの定期引き落とし、③給与天引き(勤務先が証券会社と契約している場合) ドルコスト平均法が働く |
収 益 |
選択した銘柄の相場動向次第。配当金などは自動的に再投資される |
途中換金 |
いつでも時価で売却可能。株数指定による一部または全部売却も可能 |
税 金 |
株式に準ずる |
その他 |
持ち株数が単元株に達すれば、名義書換をして通常の株主としての権利を行使できる 口座管理料がかかるのが一般的 |
「利子」「利息」「金利」「利率」「利回り」は、それぞれ意味が違う!
お金を預ける時や運用するとき、またはお金を借りる時に使われる「利子」「利息」「金利」「利率」「利回り」といった似た言葉。
それぞれおなじような意味で使われることが多いですが、実際にそれぞれの意味の違いについてはご存知でしょうか?
利子と利息の違い、また金利と利率と利回りの違いについてまとめていきたいと思います。
金融の一般常識として押さえてきましょう。
利子と利息の違い
「利子」と「利息」に基本的な違いはありません。
貸したお金や借りたお金にかかる費用を利子、利息と言います。
「受け取るお金は利子」と呼ばれており、「支払う場合のお金は利息」と呼ばれるのが慣例的に多いです。
銀行では上記のように区分しており、定期預金の場合は利子、住宅ローンやカードローンの場合は利息といったように分けて使うことがあるケースもあるようです。厳格な取り決めはありませんので、利子や利息という言葉はさほど気にして使い分ける必要はなさそうですね。
金利と利率、利回りの違い
金利や利率、利回りという言葉は、利子・利息を計算するためのレートです。
通常は1年あたりの%(パーセント)で表示されます。
その一方で、野球のデータのように「割(10%)」「分(1%)」、厘(0.1%)のような形で表現されることもあります。
2割5分3厘なら「25.3%」と同じ意味です。
もう一つの利率表現として「日歩」というものもあります。
こちらは100円に対して1日当たりの利息額を示すものです。
年利・月利・日利(日歩)の違い
特に何も前置きがない場合1年あたりの金利である「年利」を指しますが、「月利(1カ月当たり)」「日利・日歩(1日当たり)」などを表現場合もあります。月利は年利を12(カ月)で割ったもの、日歩は年利を365(日)で割ったものになります。
お金を借りる時、カードローンやキャッシングなどは実質年率という「年利」で表現していますので注意してください。
また、違約金などは日歩で表示されることが多いです。
日歩というのは1日当たりという意味ですが、日歩○銭というように率ではないことが多いので注意が必要です。
日歩○銭は、100円あたり○銭(1銭は100分の1円)という意味になります。
金利と利率について
金利と利率、利回りの違いですが、金利と利率については違いは基本的にありません。
どちらも同じ意味で用いられます。
意味は「1年に発生する利子の元本に対する割合」です。
あくまでも1年間という期間での金利を百分率で表示しています。
利回りについて
一方で利回りというのは、投資や資産運用で使われる言葉で“投資した資金に対しての何%の利益があるか”という意味になります。
単純には1年あたりの利率ですが、投資という視点である以上様々な計算方法があり、結果が変わることがあります。
また、投資先によって使われる利回りの意味が違う場合があります。
- 表面利回りと実質利回り(主に債券や不動産)
- 年平均利回り(預金・複利型)
複利分を考慮したり、投資にかかる諸経費を含む含まない、といったようにすることで数字が変わります。
たとえば、年利3%の5年間の定期預金(半年複利)という商品を例に考えます。
金利・利率は表記の通り3%となりますが、利回りは異なります。
この定期預金は年利3%の半年複利なので半年ごとに利子(利息)が計算され残りの半年はそれが上乗せされた状態で次の利息が計算されます。
仮に100万円をこの定期預金に預けた場合、半年後に3%の1/2である1.5%が上乗せされ、その半年後には上乗せされた預金に1.5%が上乗せされます。
具体的な数字にすると
- 半年後:101.5万円
- 1年後:103.0225万円
- 1.5年後:104.5678万円
- 2年後:106.1363万円
- 2.5年後:107.7284万円
- 3年後:109.3443万円
- 5年後:116.0540万円
となります。
トータルの利子は元金である100万円を差し引いた16万540円ということになります。
5年間運用しているわけですから、1年あたりに換算すると5で割って32108円、投資額は100万円なので利回りは3.2108%となります。
利回りというのは表現の仕方次第で高く見せたり、低く見せたりすることもできるので、ミスリーディングに注意が必要です。
まとめ
好景気でも給料は増えず、預金金利の上昇もほとんど期待できません。
逆に「人生200年時代」を支えるために、税金や社会保険料が増える時代です。
この傾向は今後もますます強まるでしょう。
一方、給料は増えないどころか、現在、大手銀行の定期預金金利はわずか年0.01%。
これでは物価上昇に追いつきません。
ますます「自己責任」の風潮は高まり、自分で自分を守るスキルが必然になります。
人生200年時代・・・・無形資産と合わせて有形資産を大きく増やすために、投資は不可欠です。
- 目的、期間、目標金額を明確にする
- 換金性(流動性)、安全性、収益性をチェックする
自分のライフプランに合った「投資」を選択しましょう。
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