【終活のゴエス】エンディングノート

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エンディングノート

 

3つのタイプ

男性は4人に一人が癌で亡くなっています。
女性でも6人に一人が癌でなくなっています。
そして65歳以上の5人に一人が認知症でなくなっています。

誰もがピンピンコロリを望んでいます。
政府、自治体も健康年齢と平均寿命の差を埋めようとして、確かな効果をあげる運動を奨励しています。

人には3つの亡くなり方があるといいます。

そのひとつは、体が脳より先に衰えるパターン

2つ目が、体より先に脳が衰えてしまうパターン

3つ目が、脳と体が同時に衰えるパターン、つまりピンピンコロリです。

本人、周囲の人、政府、自治体が望むのは3つ目のピンピンコロリ(突然死)です。

ところがいざとなると困るのが、家族、周囲の人が2番目と3番目です。

遺言もないままにさようならになってしまうからです。

エンディングノートで、まず整理しましょうと奨励していますが、半数以上の方はこれが書けません。

元気なうちは、まだまだ早いと気にしませんが、体が脳より先に衰えるパターンの場合も書けないのです。
エンディングノートを書くには体力も脳力も必要です。
体より先に脳が衰えてしまったらますます書けなくなります。

なので、50歳代、60歳代、70歳代で書くとしたら、どれがベターだと思いますか?

まだまだ早いと思う50歳代です。まだまだ早いと思っていても60歳代になってしまうものです。60歳代に書こうと思っていても70歳代になってしまうものです。そうこうするうちに、体が衰えてきて、面倒臭いが先立つようになります。

 

エンディングノートが書けない理由

何故、エンディングノートを書き始めることができないのでしょうか。

時間をかけて一冊のエンディングノートを選びました。

しかし、張り切ってエンディングノートを書こうと自宅で開いたはいいものの、ペンを持った手が全く動かないということが起こります。

そのひとつは、エンディングノートに興味が湧いたが、今すぐ書き始める必要性を感じていないというものです。

表向きはそうですが、「葬儀に呼んでほしい人」という項目など具体的な質問に考え込んでしまうのです。「今の自分が呼んでほしい人は、何十年後かも友人なのだろうか?」

そんな疑問が手を止めてしまいます。

エンディングノートの意味を知る

誰もが頭の中では、死亡率は100%として理解していても、その100%の中に自分が入っていないのです。

精神科医のフロイトが言うように、人間は心の奥底で自分は不死だと信じています。

確かに、今の人生が永遠に続くという感覚は当然です。
「自分の最期」が遠く、現実味を帯びない状態だからこそ毎日眠れます。

そして、「いつか」書こうと考えてしまうのです。

でも、「いつか」ではなく、「いま」書くようにしてください。

疑問を持った項目については、無理に書かずに空欄のままでもかまいません。
今現在書けそうな項目から埋めていけば良いのです。

自分の死を意識してみましょう。保険に入るときの気持ちを思い起こしてください。
もし自分に何かあったら家族が困ると思った日の気持ちです。
エンディングノートは遺言の助走です。と、同時に自分が精一杯生きるための「段取り」です。

自分の死を想定して、その死の時点から現在に逆算で、現時点に立ち戻り、「だからいまこれをする」と、残りの人生において実行すべき課題を明確にすることです。

エンディングノートは、書くこと目的ではなく、行動すること、できるようにすることが大切です。
エンディングノートを書くことで、自身のライフデザインを再認識してエンディングワークをライフワークまで高めたいものです。

そうすれば、素敵な仕上げができると思います。 17歳のエンディングノート [DVD]

ライフデザイン

高倉健さんが83歳で亡くなったとき、多くの日本人は理想の男が亡くなったと感じたものです。
公私に「サムライのような倫理的な生き方」を実践した男性への畏敬の念がありました。
そこに誰もがある種の美しさを感じたのではないでしょうか?

彼はどれがどれだか分からないほど同じようなストーリーで死ぬ役を多く演じました。自分の出演した作品を劇場でみたときにファンの異様な感情移入に「これはなんだ!」と驚いたと言います。

「これはなんだ?」「これはなんだ?」・・・疑問に答えるように、いかに立派に死ぬかを逆算して役作りした気がします。死が美しいのは、生き方が美しいからで、そのために戒律を自分に課していったのではないでしょうか?

そういった類の映画から離れても、より一層厳しい戒律を自分に課すことで、高倉健というブランド化を強めた類稀な俳優でした。虚像のエンディングワークを本物のライフワークまで高めてしまったのです。そしていつしかファンが「これはなんだ?」と考えるようになってしまたのです。

エンディングノートを書くことで、自身のライフデザインを再認識してエンディングワークをライフワークまで高めたいものです。

終活のゴエス

 

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