終活
終活という言葉は2009 年に『週刊朝日』が婚活、就活などと共に生み出した造語です。
終活は「人生の終罵に向かって行う活動」を略したもので、「残された人に迷惑がかからないように身辺整理をしておく」という意味合いで解釈されていたようです。
しかし、最近では、「終活」という言葉が一般に浸透するにつれて、医療、介護保険、介護サービス、成年後見人制度、保険、年金、税金、遺言、相続、葬儀、お墓、供養など内包するテーマが多岐にわたるようになりました。
私たち「一般社団法人いきいきゴエス協会」でも、終活で様々な問題を解決するにつれ、仏教の創始者、釈尊の教え「いまを精一杯生きる」が原点であると確信しました。
いまでは日本全国で終活イベントが行われるようになりました。
主催者は新聞・雑誌社、旅行会社、葬儀社、墓石関連業者、税理士・司法書士などの士業その他さまざま。
それぞれの業者同士がコラボレーションして開催するケースも目立ちます。
うわべの盛り盛りに乗せられず、心豊かな終活が行えるようにしたいものです。
終活でもっとも大事なことは自分が凛とした死生観を持つです。なぜなら不安や孤独感はゴエスができていないことに原因があります。
終活のゴエス
ゴエス。つまり5つのS(次の頭文字)
- 整理 必要なものと不必要なものを分類すること。
- 整頓 必要なものを速やかに取り出せるようにすること。表示に工夫が必要。
- 清掃 常に掃除、あわせて点検も行い、きれいな状態を保つことです。
- 清潔 上記3Sをマネジメントして、衛生的で綺麗な状態を維持すること
- 躾 上記4Sを実行するとともに、綺麗に使用し、習慣化すること。
です。
エンディングノートも造語です。私たちはエンディングノートと言いません。
エンディングという言葉には、Hなスラングの意味があるからです。
人生でいちばん大切な時期を、そんな言葉で汚したくないからです。
私たちは、「しあわせのゴエスノート」と呼んでいます。
「終活のゴエス」ではゴエスについて次のような意味をもっています。
・「整理」は、生前整理を行い、身も心も身軽になること。
・「整頓」は、「しあわせのゴエスノート」を書き上げて、自分の意思を家族に伝えることです。
・「清掃」は、人生の埃を払い美しく整えることです。
・「清潔」は、執着を捨てて、過去に逃げ込まない、未来に期待しない、清く潔く凛としていまを精一杯生きる覚悟すること。
・「躾」は、覚悟を行動に移し替え、いまを精一杯生きる日々を習慣にすること。
つまり、やることがある。行くところがある毎日を実践することです。「し合わせ」な日々を自分のものにすることです。
終活イベントに参加された方の50%以上の方がエンディングノートを購入されています。
しかし書き上げた方はその内の7%ほどです。
エンディングノートが書けない現状があります。
ゴエスでマイナスのエネルギーを捨てる
終活は誰のためのものでしょう?何のための終活でしょうか?
終活は自分のためのものです。
輝けない終活はマイナスばかりに目が行き、輝く面に目が行かないからです。
マイナスのエネルギーが強すぎて、プラスのエネルギーが封じこめられてしまっているのです。
あなたは何のために生まれてきたのか、あなたは何のために生きてきたのか。
自分史を振り返りながら、思い切り生きるのが「終活」です。
ゴエスでマイナスのエネルギーを捨てましょう。
捨てるとプラスのエネルギーが湧いてきます。
戒名は正しく生きるためのルールです。
「終活のゴエス」「ゴエスの授戒会」は一般社団法人ゴエス協会の登録商標です。
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