般若のゴエス、次はお金のゴエスお願いします。
お金はそれぞれのヒトのライフステージを自分を忘れて、つまりお金になりきってお金がやりがいを感じる過ごし方をするためにあります。守銭奴と真逆の意味なので間違わないでください。さらに自分探しは間違った行為なので、道を踏み外さないようにしてください。
お金という道具は、生きる大原則である<一人一宇宙>を知る重要な要素です。
宇宙の涯はどこにあるのでしょう。それをお金の使い方が教えているのです。
気づくのは、それぞれのセンスですが、トレニーングで自分の宇宙を感じることができます。
私たちは<一人一宇宙>に暮らしていますが、生活の拠点は日本にあります。
日本はアメリカとも中国ともイギリスとも違う歴史があり、日本人固有の価値観があります。
いかにブロンソンが好きでもアメリカに移住しない限り、ブロンソンにはなれないし、神にもできません。神とは「正義」であり、生き方の羅針盤。どうやらプーチンはスターリンが自らを神と崇めたように、正義は狂気をはらみやすいので注意です。
日本人の神とは、多種多様な数多くの神である「八百万の神」です。 森羅万象に神を感じる日本古来の考え方で、神道に通じています。八百万の神に愛されるお金の使い方をご紹介します。
「八百万の神」に通じる日本人固有の正しい価値観は「秩序」だ。秩序のあるお金の使い方は惚れた女からも愛されるぞ。とブロンソンならそういうね。
お金はなんのためにあるか
お金はなんのために必要か?
お金は自由で豊かなマルチステージを自らが設計し、エンドレスにワンダフルに乗り切るために必要です。ポイントは自らが設計する点にあります。つまりアサーティブに、あるいはノンアサーティブに、その選択は自分の手の中にあり、お金の意味も価値も使い方も様変わりします。
ある女性は化粧品やファッション、交際費に使い果たし、ある女性は惜しみなく大好きな勉強の書籍代に使い、それは部屋と外見に反映されていました。そしてそれはやがてライフプラン、ライフシフト、ライフステージに反映されます。重要なポイントは両者それぞれに大好きなことをしている点です。ただ興味の対象が<浪費>と<投資>に分かれ根本的に違うということです。つまり化粧品やファッション、交際費が投資である場合もあります。しかもそれが大好きだったら・・・・。自由で豊かな時代をどのようにデザインして生きるか。なりきって、なりきって、なりきった自分を使い倒すことを楽しむ、それには「一人一宇宙」の自分を知り抜くことからはじまります。
『自分のマルチステージ』を生きるために
私たちのような暮らし方をしているものが、自由で豊かな人生100年〜200年時代を生きるために避けて通れないがライフシフトとライフプランです。教育・仕事・引退(年金生活)の3ステージが現実的でないのがマルチステージの現代です。
国も自治体も企業も一丸となって、個人個人の設計を考慮した対応してあげてくださいというのが、政府の「人生100年時代構想会議」の理念です。なにより個人自身がポジティブシンキングで立ち上がらなければ、マルチステージをサバイバルできません。
第一に、全ての人に開かれた大学教育の機会確保についてであります。志があっても経済的に恵まれない若者が勉学に専念できる環境整備が必要であり、教育負担の軽減のため、給付型奨学金や授業料の減免措置などの拡充・強化を検討すべきとの意見を頂きました。この方向で議論したいと思います。(安倍総理)
- 教育機会の確保、負担軽減、無償化
- リカレント教育
- 人材採用の多様化
- 高齢者雇用
- 全世代型社会保障
- 社会人基礎力(前に踏み出す行動力、考え抜く力、チームビルディング)
「ひとりひとりが違うがコンセプト」のマルチステージの時代は、自由である分、自然災害を避けて通れないので、住む場所も、年金生活部分も、自分で設計しなければなりません。
特に「みんなと同じがコンセプト」の決定的に昭和の定番だった3ステージと違うのが年金生活の部分を自分で設計する点です。それに関連してNISAやiDeCoなど年金をカヴァーする法律の見直しも度々行われています。
現在の年金制度が複雑になったのも平均寿命が延びて、最初の規定では対応できなくなり、変更・変更が重ねられたからです。つまり最初の見通しが甘かったということになりますが、予想以上に平均寿命が延びたからです。
国の防衛も含めて自己防衛の必要を説き、投資の習慣に誘うとともに、NISAやiDeCoなど見直しが繰り返されるのも同じ理由ですが、今後も寿命も社会情勢も地球環境の変化が余儀なくされるので、自分で設計することがもっとも重要です。
特に地球環境の変化による暮らし方の今後は、暮らす拠点も含めて慎重に見極める必要があります。そこでますます重要性が高くなるのが、移動が楽な簡素な生活へのシフトと併せてお金の使い方、根本的な課題として『一人一宇宙』への理解です。
お金の使い方で『一人一宇宙』を感じる
私たちは、みんな『一人一宇宙』に暮らしています。誰もが宇宙から出ることも他者の宇宙に入ることもできません。その宇宙を見ることも描くこともできませんが、感じることはできます。私たちの祖先は、感じる方法を模索してきました。
たとえば千利休は宇宙の扉は身近にあることを茶の湯を通して伝えようとしました。
お金は、貯めるのが目的ではなく、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」ライフステージの変遷を自由で豊かにする潤滑油です。
誰もが自分の宇宙内部の創造主であり、宇宙から出ることも、他者の宇宙に入ることもできない。「一人一宇宙」の宇宙を知る鍵がお金の使い方にあります。お金は誰にとっても<いのち>を守るエネルギーとして必要な道具だからです。
「我思うゆえに我あり」というように、本来は<無我>だけど、縁によって事が生じて、体験します。すなわち自分とは「体験」そのものの中に存在します。もし体験がなければ、ただ身体があるだけです。
お金は体験とともあり、お金そのものに絶対的な価値があるのではなく、使い方で価値は変化します。
俺が農村を野盗から守るために戦って天国に召されたときはたった20ドルだった。農民は安くついたとは思わないし、俺も安売りしたとは思っていない。(荒野の七人)
宇宙を感じる使い方
お金の使い方を知ることは簡単なようで、実は案外難しいことです。家計簿をしっかり記録して確認、反省していれば簡単ですが、できていないと抜けが生じます。必ず家計簿を記録しましょう。
宇宙を感じる理由は、お金の使い方が生き方を反映しているからです。
お金の使い方には、自分の姿勢が表れるので、自分が本当に求めていることを感じることができます。
感じるには家計簿を間に挟んで自分と向き合い、自問自答を繰り返し掘り下げます。宇宙飛行士になって宇宙に行っても宇宙の涯てはわからない。同じように自分の涯も分からない。感じるしかない。お金は使い方で感じさせてくれるのが面白い。でも何にどう使ったのか、自分でも分からないようなことをしていたら台無しだ。
だから暮らしもお金の出入りも簡素にする。10年以上ジムに行ってもないのに、会費を支払い続けてたヒトがいた。本人も自覚していたから、理由がある、あっても自分では説明できない。正しくは説明したくない。
ヒトは感情・思考・行動の順番で動く、自動思考で行動していたら、感情で支払い続けていたということだ。
感情で食べ過ぎに走るのと同じなんです。だから行ってもないのに払い続けても惜しくない。おかしいでしょう。生きるためのエネルギーの役割を果たしたことになる。
全く無駄遣いのようにみえるけれど、本人にはそうでない。そこには自分の宇宙があるからです。
頼まれてもいない、口説くつもりもない女性のために材料を揃えて手作りしたバッグをプレゼントするのも同じことだ。ただ、それが本当にしたいことなのか、そこが問題だ。
つまりお金を分析すれば自分がどんな生き方をしているのか、知ることができる。ヒトにはそれぞれに自分の宇宙がある。
簡素にして自分の宇宙を正す。それは質素にして貯金するのと全く違う行為です。
簡素と質素は、真逆。
質素は、可能な限り安価なもので済ますという暮らし方です。
なのでバーゲンセールをしていたら、必要なくても買ってしまいます。
簡素は、必要なモノを厳選したモノだけで、賄う。使いもしないモノやサービスにお金を使うことをせずに、感情と思考と行動をぴったり重ねて、結果的に自分を大切にするようにします。すなわち「そこにあなたがいた。」と形跡が感じられるようなお金の使い方です。
ヒトの在り方を表現する茶器、茶室に拘った利休は茶の道の七則として、『利休七則(りきゅうしちそく)』を生きた証である自らの秩序として大切にしました。
- 「茶は服のよきように点て」・・・「服」とは、飲むことで「服のよきよう」は、飲んだ人にとって「調度良い加減」という意味です。自分の都合を優先することを戒めて、事を行うには、相手の気持ち・状況を考えることをもてなしの鉄則に挙げたのです。
- 「炭は湯のわくように置き」・・・「炭」は木炭のことで、「湯の沸くように置き」とは行為全体のことで、点茶におけるツボを押さえた準備の重要性を説いています。
- 「夏は涼しく冬は暖かに」・・・実質的な「涼」「暖」はもちろんですが、それでよしとせずに、何かしら工夫をこらし五感に訴える「涼」や「暖」を感じさせる配慮を五感を使ってすべしとの教えです。
- 「花は野にあるように」・・・その花が咲いていた状態を感じさせる姿に生けることをさしています。
- 「刻限は早めに」・・・時間厳守は当然のことであり、ここで言う「刻限」とは、「時刻」に対する意識・認識を指します。いかなる場合も「早めに」、常に自分の中の時計の針を進めておくということで、現実の時間よりも自分のイメージの時間が常に先行していれば、その時差が心の余裕になり焦りを防止します。焦りがなく平常心でいることは、ゆとりを持って人に接するためにとても重要であるとしたのです。
- 「降らずとも雨の用意」・・・備えを怠らない心掛けを説いています。但し、自分の心配をなくす自分目線ではなく、招く側が客に対して行う気遣いのことで、万人に対する思いやりを持つ意味です。ここで言う「傘」とは、先回りした準備のことで、不測の事態を想定した対策です。
- 「相客に心せよ」・・・「相客」とは同席した客のことで、「心せよ」とは気を配りなさいということです。「同じ場所に居合わせたら、お互いに気遣い、思いやる心を持つように」 と説いています。これこそが、「茶の湯の真髄」です。
一見簡単そうなので、この七則を笑った人に対し、わかっていてもできないのが人間であると戒めたといいます。これこそが『利休七則(りきゅうしちそく)』の真髄で、いうなれば目立ったことではないが油断したらできないことのリストです。
「神は細部に宿る」という言葉があります。細部が埋もれてしまわない配慮、活きる、活かすために、不要なモノは全部切って捨てる、簡素とはそういうことではないでしょうか。
まとめ
お金は自由で豊かなマルチステージを自らが設計し、エンドレスにワンダフルに乗り切るために必要です。
「そこにあなたがいた。」と形跡が感じられるようなお金の使い方、あなたの宇宙が感じられる使い方をしたいものです。
あなたでないものは全部切って捨てたら自然に必要最小限になります。
あなたが旅立った後の部屋を想像してみてください。
そこに凛としたあなたの宇宙の秩序が見えたら素敵ですよね。
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