ゲンキポリタンとは、元気で自由で邪気がなく、きときと、いきいき、楽しくライフステージをステップするアサーティブで「しわせな人」です。
(1)「しあわせ」の定義
(2)アサーションの定義と重要性を説明します。
(3)感情に支配されずに、アサーティブなコミュニケーションを行うための具体的な方法を提示します。
(4)アサーティブなコミュニケーションが、どのように幸福につながるのかを説明します。
1. 「しあわせ」の定義について

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お金がある
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社会的に優位な立場にある、
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仕事で結果を出せて
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魅力的な自分に満足している
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好きなことができる
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理想的な彼氏/彼女がいる
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病気という病気もなく健康である
「しあわせ」とは、こんな感じではないでしょうか、仮にそうであったとして、続く保証はあるでしょうか?
幸福とは、未来に求めるものではなく、今この瞬間に感じられるものです。では、どうすれば常に幸福でいられるのでしょうか? そのためのヒントは、アサーティブネスにあります。365日、素直で誠実、対等な関係を築き、自己責任を果たすこと。常に自他を肯定し、変化を受け入れ、マインドフルネスを実践すること。これらはすべて、幸福への道標となるでしょう。」
アサーティブなコミュニケーションが、どのように幸福につながるのか
しあわせとアサーティブの関係にふれます
365日、アサーティブ(素直・誠実・対等・自己責任)であること。
どんなときでも365日、自他肯定のライフスタイルであること
諸行無常を365日、まるごと受け入れて行動していること
マインドフルネス状態で365日、自分を忘れていること。
以上のようにアサーティブなコミュニケーションをしていると、どのように幸福につながるのでしょう
2.アサーションの定義と重要性

アサーション(assertion)は、自己主張ですが、誤解を招くことのないようにするために、自分を率直に表現すると解釈をしたほうがいいしょう。
アサーティブ(assertive)は、アサーション(assertion)の形容詞です。アサーティブネス(assertiveness)は、自分を率直に表現しあう「関係」です。
感情に支配されず、主体的にアサーティブなコミュニケーションできるコツを説明します。
図:アサーションのマトリクス

アサーティブな人・・・・相手を尊重しながら自己主張がちゃんとできる人
ノン・アサーティブな人・自己主張ができない人
アグレッシブな人・・・・攻撃的な人、
・・・タイプはいろいろですが、忘れてならないのは「誰もがしあわせになりたいと願って人生を歩んでいることです」
アサーティブな人には基本的に傾向があります。
私はOK,あなたもOKという自他肯定のライフスタイルを身につけた人です。
人のライフスタイルは4つしかありません。
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I’m OK ,You are OK (人はみんなOKである)です。
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I’m OK,You’re not OK.(自分は肯定、他者はダメである)
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I’m not OK,You’re OK,(自分はダメ、他者はOKである)
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I’m not OKI’m OK ,You are OK (人はみんなOKである)です。
「人はみんなOKである」のライフスタイル以外は、否定があるので、より良い人間関係を築くことは難しいでしょう。
①幸福な人は感情に支配されない
しあわせな人は、感情に支配されず、感情を支配します。いま、ここ、この瞬間を大事にしているので、万一、イラっとしても計算して、損得を考えるとバカバカしくて、しあわせをキープするために感情的になりません。決して感情のしもべにはなりません。
感情に支配される人は、幸福の法則を知らず、感情的になることが得だと錯覚します。アグレッシブな態度を取らないと損をするように感じ、攻撃的な自分に一時的な快感を覚えるのかもしれません。
アグレッシブでないと自分が損しているような気がするのです。攻撃的な自分に快感があるのかもしれません。
実際には快感でなく300年頃にインド大乗仏教・瑜伽行唯識学派によって打ち立てられた『貪・瞋・癡・慢・疑・悪見』の六大煩悩、西洋式に言うなら4世紀『七つの大罪』つまり傲慢 ( ごうまん )、嫉妬 ( 羨望 ) 、怒り、強欲 ( 金銭欲 ) 、怠惰、暴食、色欲に負けていることに他なりません。
『七つの大罪』は、4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作『修行論』に八つの「人間一般の想念」として現れたのが起源です。
どちらも大昔に打ち立てられた概念ですが、自他肯定のライフスタイルもとれないまま、21世紀になっても未だに解決できないというのはどうなんでしょう。
「し合わせ」の法則に対して無明(無知)だから、六大煩悩に囚われ、七つの大罪を冒してしまうのです。

では、ここで、感情に支配されずに、アサーティブなコミュニケーションを行うための具体的な方法を提示します。
②感情とはなんでしょうか
感情は外部にある要素によって引き起こされる一時的な心の内部に起こった結果です。波立ちのようなものだといえるでしょう。
感情の多くは過剰な期待によって起こります。その理由は愛することについて本当には理解していないからです。愛には愛すると愛されるがありますが、愛の本質は<愛着>です。
つまり安心。安全です。安心安全を求めています。憎しみに由来していると愛という感情は破壊にひた走ります。もし感情を抑圧しても長きに渉りくすぶるでしょう。
だから多くのカウンセラーは表現しなさいと奨励します、あるいは仏教界では燃やしなさいと言いますが、抽象的で困ってしまうでしょう。
表現で一番身近なのがやけ食い、やけ酒です。しかし自分を痛めつけるのであまり感心できません。誰かに愚痴をこぼせばこぼされた相手は時間とエネルギーを奪い取られます。これを続けていると枯渇して関係性を破壊します。
③感情への対処の仕方
①感情はゴミのようなものなのです。なので感情の正体を見極めましょう、
②なにが心の中で起こっているのか、特定します
(嬉しい感情の場合も、腹立たしい感情の場合も)
③感情は様々ですが、原因はひとつです。
他者の言動に対する自分の解釈です、つまり100%自分の責任だと認識しましょう。
④他者の自分の反応についても同じことが言えます。
自分が他者を変えようとしていないかにチェックしましょう、
つまり全ての責任を引き受ける覚悟で率直に、誠実に、対等に話します。
以上のようにハートで理解して<自己責任の法則>を守ってアサーティブなコミュニケーションを続けるならお互いがしあわせになれるでしょう。頭ではなく、ハートで感じることがとても大切なのです。簡単に書きましたが、お問い合わせください。

感情に支配される人は、幸福の法則を知らず、感情的になることが得だと錯覚します。アグレッシブな態度を取らないと損をするように感じ、攻撃的な自分に一時的な快感を覚えるのかもしれません。
3.アサーティブなコミュニケーションと幸福

アサーティブネスは、自分と相手の両方を尊重しながら、自分の意見や要求を率直に、かつ建設的に伝える「能力」や「態度」のことです。つまりお互いをしあわせにたどり着きたい望みを目的にしたコミュニケーションです。
つまり目的もなく話をする井戸端会議的なものと違います。
なるほど会話のはじまりはそうであっても、目的のある会話を癖にすることは有意義だとも思いませんか。「ほぼ全員と話がかみ合わないと感じる」という場合は、自分自身に問題がある可能性が高いようです。
「ほかの人とは問題ないけど、特定の人とは全くかみ合わない」という場合は、自分だけでなく相手にも問題があるかもしれません。
つまりいくら自分がアサーティブを心がけても周囲がネガティヴだと難しいのは事実です。そもそもの前提や目的の共通認識が取れていないと、話がどんどん違う方向に進んでしまいます。
例えばビジネスの場であれば、話を始める前に、議論のゴールや目的、前提条件などを確認できますが、プライベートになるとそうはいきません。
しかし、先述したように、私はOK,あなたもOKのスタイルを基本に、ハートで理解して<自己責任の法則>を守ってアサーティブなコミュニケーションを続けるならお互いがしあわせになれるでしょう。AIの時代に質問力のスキルもあげましょう!

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