「愛する幸せ、愛される幸せ」より「し合わせにする能力」を高める喜び

60兆のネットワーク 200年ゴエス
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「愛とはなりきること」「愛こそはすべて」とわかればあとは簡単です。行動があるのみです。愛とは周囲の生き物に喜びを与える行動です。
行動の中にしか私はいないのです。<私>というボディに包み込んだ60兆もの細胞ネットワークが豊かな日常を過ごすために活躍します。というのは簡単ですが、愛するより愛されることにが意識が高まってしまうのが現実です。愛されてこそ愛することができるのです。シングルマザー地獄に堕ちない騙されない女性をつくるには、「幸せにする能力」であるライフシフトを可能にするライフプランが役に立ちます。その先にはエンドレスにワンダフルな幸せがあります。

三宝院沙門
三宝院沙門

こんにちは。毎日がひなまつりの200年婚のために、3倍とんがる!モチベーションで歩き遍路で『あるべきようわ』を愉しむFP.アセットドクター、ゲンキポリタン三宝院沙門です。「一粒万倍日」前にこの記事をお届けできるのが何よりだです。

「十二縁起」に寄り添う星の王子さま

十二縁起

十二縁起とは、釈迦は、無明(むみょう)に生まれ・行(ぎょう)・識・名色(みょうしき)・六処(六入)・触(そく)・受・愛・取・有・生・老死の12を 人間の苦の発生の原因とそれを滅する方法を説きました。現実の人生の苦悩の根源を断つことによって苦悩を滅するための12の条件を系列化したものです。

ヒトが躓くのは<愛>への執着です。実際<愛>を正しく扱えないと、執着しか産まないので苦悩の材料しか与えません。順を追って解説しましょう。

輪廻

無明(混沌とする天地のはじまり)によって
生活作用(志向する本能的な生存欲求)があり、
生活作用によって識別作用(気づき)があり、
識別作用によって、名称と形態(身体と心)とがあり、
名称と形態とによって
六つの感受機能(眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識)があり、
六つの感受機能によって
対象との接触があり、
感受作用があり、
妄執によって執着があり、
執着によって生存があり、
出生によって老いと死(刹那生減
生存によって出生があり、
憂い、悲しみ、苦しみ、愁い、悩みが生じる。
このようにして、苦しみのわだかまりがすべて生起する。

十二縁起は円環することで、「無明」に戻り、一時的に空白状態に陥るが、意思(し合わせ方)があれば、ある方向に向かって進み出す。刹那生減の連鎖が起こります。そこで大切になるのが志向性が働いている「環」であること、「意思(し合わせかた)」の存在です。

輪廻

大体、輪廻なんて本当にあるのか誰にもわかりません。「輪廻転生して犬やってます」なんて犬が喋ったなんて、聞いたことがありません。だからと言って輪廻をあれこれいっても仕方がありません。環も意思も人知れずやるから気分が盛り上がります。だってそうでしょう。種明かししたらなんでもつまらないのです。

人知れず勉強していると、他者は「なんであいつ勉強してるの?」って不思議がるでしょう。それをいちいち言葉にするから他者はおもしろくないので、批判しかかえってこないのです。面白いから勉強だって楽しいのです。
レジリエンス(打たれ強さ)が打たれ強い人を育て、レジリエンスのあるヒトが生きるスキルを高めます。人生を使って人生は楽しいと伝えるのがルールです。つまり四諦の効果です。

四苦八苦する暮らし

「四苦八苦する」というと、現状がとても辛い状況、切羽詰まった様子を表す言葉で用いられます。
四苦八苦とは、人が生きる上で避けては通れない〈〉の種類を表しています。
まず、四苦とは生老病死です。
人は生まれる場所、条件を選べません。
人は必ず歳を取り老います。
そして病気にもなります。
やがて寿命がくれば死に至ります。

この四つが人間の根源的な苦しみであると説きます。そして八苦とは、この四苦にさらに下記の四つを追加して八苦となります。
愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとっく)・五蘊盛苦(ごうんじょうく)の四つです。

  • 愛別離苦(あいべつりく)とは、大切な人や大好きな人であっても、いつかは離れなければならない苦しみ。
  • 怨憎会苦(おんぞうえく)とは、逆に大嫌いな人、顔も見たくない人でも出会ってしまう苦しみ。
  • 求不得苦(ぐふとっく)とは、求めるモノゴトが手に入らない苦しみ。
  • 五蘊盛苦(ごうんじょうく)とは自分の心や、自分の身体すら思い通りにならない苦しみ。
    仏教では、この四苦八苦は人間が生きている上で避けては通れない、根源的な〈苦〉として表します。

この四苦八苦を減する方法が四諦であり、八正道という学ぶ方です。
仏教とは、四苦八苦から抜けでる学問といって差し支えないでしょう。

  • 苦諦(くたい)とは、苦しみという真理(あること)
  • 集諦(しったい)とは、苦しみの原因があるという真理(あること)
  • 滅諦(めったい)とは、苦しみの原因がなくなる真理(あること)
  • 道諦(どうたい)とは、苦しみの原因がなくす方法がある真理(あること

四諦になる原因を説明したのが十二縁起です。四諦から抜け出る方法はある。それは仕合せになることだとブッダは言いたかったのです。それが一人一宇宙ではあるけれど、私たちは大宇宙に暮らしている。一人一宇宙から自分は出ることも他者が入ることもできないが、大宇宙としてつながることはできると説かれたのです。自利利他です。その方法が<愛>になりきることなのです。<愛>がすべてなのです。

そこで、<愛>とはなにかという問題にぶつかります。十二縁起で問題になるのは「愛着障害」の解決です。
愛されたい悩みとネガティブな人生脚本と密接な関係があります。苦みのわだかまりが接着剤になっているのです。星の王子さまはこの問題により沿っています。

「人間は大切なことを忘れている」と、キツネが説明します。命ある者はみんな死ぬ。しかし絆は永遠のものだというです。そして絆を結んだ者には責任があるというです。責任を果たすこそ愛の喜びなのです。

では「幸せにする」とはどういうことなのでしょう。
ここに『星の王子さま』が名作として輝き続ける真髄があります。

大切な人との別れ方を教えてくれた『星の王子さま』

真理

私たちはいつか必ず死にます。別れがあることを前提として暮らしています。
キツネは、小麦畑が金色になるのを見て、金髪の「星の王子さま」を思い出すと言います。だから寂しくないとは言いませんが、星に帰った王子をいつまでも忘れずにいることができるとポジティブに受け止めます。
物事は受け止め方次第なのです。
たとえば今日のあなたは昨日と違って白いシャツにピンクのスカーフで長い黒髪をまとめていました。いまこここの瞬間をすてきに演出してくれていました。
 
 
 

「子供だけが自分が何を探しているか、知っているんだ」と王子さまは言った。
「ぼろきれの人形と時聞をかけて遊ぶから、だから人形は大事なものになる。なくしたら、子供は泣くんだ。」

人生の真髄が聴こえてきませんか。物を少なくし、やることを少なくし、習慣化をすれば自分がなにをしたのか、使命が見えてきます。ヒトはかならず「四諦」と関わりますが、身軽になることが『四諦』との関わり方です。

生……生まれたことによる苦しみ。
老……老いること、気力や体力が衰退し、自由が利かなくなる苦しみ。
病……病による苦痛を感じる苦しみ。
死……死ぬことへの恐怖や不安、苦しみ。

釈迦は自分が味わう苦しみを最初にとりあげましたが、「無我」を強調されたように、我を無くすことが苦しみの解放になると説きました。

星の王子さまにでてくるツンデレなバラは、猪疑心と虚栄で王子を悩ませます。たとえばある日、バラは自分の4 本のトゲのことを話しながら、王子さまに鋭い爪の卜ラが来ても大夫よ’.J「トラは恐くないけれども、冷たい風には弱Lいの。ついたてはないかしら?J「夜はガラスの鉢をかぶせていただきたいの。あなたの星って、ずいぶん寒いわ。造りが悪いのね。」すぐにも嘘とわかる難題を言って王子を困らせます。バラの本心は王子にそばにいてほしいのです。それが言えないので攻撃的なのです。

 

バラの痛みを愛する

「星の王子さま」サン=テグジュペリ

 

サハラ砂漠に不時着する。1週間分の水しかなく、周囲1000マイル以内に誰もいないであろう孤独で不安な夜を過ごした「ぼく」は、翌日、1人の少年と出会う。話すうちに、少年がある小惑星からやってきた王子であることを「ぼく」は知る。

不時着

星の王子さま

バオバブの木

バラを残して小惑星の旅に出た王子は

  1. 自分の体面を保つことに汲々とする
  2. 賞賛の言葉しか耳に入らない自惚れ屋
  3. 酒を飲むことを恥じ、それを忘れるために酒を飲む呑み助
  4. 夜空の星の所有権を主張し、その数の勘定に日々を費やす実業家(絵本、新訳の一部では「ビジネスマン」)
  5. 自分の机を離れたこともないという地理学者
  6. 1分に1回自転するため、1分ごとにガス灯の点火や消火を行なっている点燈夫

などに出会いながら、最後にキツネに出会います。

星の王子さまとキツネ

キツネは王子に「飼いならしてくれ」と頼みます。つまり絆を持とうということです。

絆の作り方を王子に話します。王子はバラのことを話します。
ツンデレタイプのバラは、愛してほしかっのです。王子はキツネと絆を結ぶことでやっとそれに気づきます。

星の王子さまに登場するバラの痛みをご存知ですか?バラの痛みは私たちにもよくわかります。

最後に王子さまは、バラの気持ちの気づいて、星に帰ることを決意します。

バラは愛してほしいけど、言えずに高圧的です。王子も言葉に囚われて気にしないで匂いに癒される特徴に目を向けようとしますが、これもバラにしたらトンチンカンな解釈です。

私たちは言葉に振り回されて「愛とはなりきること」「愛こそはすべて」と愛する側の行為を強調しますが、実は愛するより愛されることが問題なのです。それに気づいてこそやっと「愛とはなりきること」「愛こそはすべて」といえるようになれるのです。

幸せにする能力をマックスにする

幸せにする能力

しかし、このような苦しみを解決する方法が<愛>だと諭してくれたのが『星の王子さま』に登場する<キツネ>です。

キツネは絆の大切さを行動で語ります。その上で「大事なものは心でしか見えないと言い切ります。それを人間たちは忘れてしまっている。」と言い切ります。

見えるものだけを見るのと違い、心で見るには時間がかかります、試しにやってみてください。

それにはLess is Moreは鉄則です。関心を限定しないと能力が追いつかないからです。テレビの中に溢れている外部のことにかまっていられないのです。

 

具体的にするのがライフプランです。ライフプランを前にして、自分にできるだろうかと心配するにではなくどうすればできるだろうかと向き合えるのが幸せにできる能力を持った人の傾向です。一方愛する能力が高いヒトの傾向は愛に関しては注意深く情熱的ですが、ライフプランには消極的です。

愛する能力とし合わせにする能力にする能力は別のものです。愛する能力が高くても幸せにする能力にない人はたくさんいます。

し合わせにする能力

「し合わせにする能力」がないと家族は悲惨な目に会います。
シングルマザーが典型的な被害者です。彼女たちは愛に出会って散々な目に会います。そして繰り返すのです。

愛する能力が高い人は仕事にも熱心な傾向があります、しかし幸せにする能力がないので、人間力で問題を抱えています。無明のままなのです。
ライフプランは幸せにする能力を鍛えるのに最適なのです。

幸せにする能力とは、し合わせにする能力です。幸せという言葉のルーツは「し合わせ」です。し合わせとは、一人の行動ではなく合わせる行動です。つまり夫婦なら夫婦二人が行動を合わせること、会社なら従業員全員がこy堂を合わせることです。国なら国民全員が合わせることになります。

そこには、どこに向かうのか方向性があるはずです。

愛する能力が高くても幸せにする能力が不足しているヒトは、強調すべき特異な能力がありますが、ある部分でぬ力が欠落しているのです。方向性であり、地道に家族を守って歩む能力です。ところが愛する能力が高くても幸せにする能力が低いヒトは、これが乏しいのです。とは、いうものの「幸せにする能力」はそんなに簡単に身につきません。人間とは一人一宇宙だけど大宇宙と繋がったいるように、他者を通して認識できるものなのです。その点「幸せにする能力」が低いとは範囲が愛するヒトに限定されがちです。モデルになるのは両親です。両親がし合わせを実行しているのを肌で感じて育つものです。後付けで身につけようとしても理屈で説明できるものではありません。

愛する能力は本人だけのものではないからです。男性の場合、女性も一役買っています。愛する能力が高いヒトは女性にモテるのです。その理由は自然に発信しているフィーリングでしょう。自然に発信しているフィーリングは、親から継承したものです。

釈迦は「業」といいました。縁起の上で起こる因果です。私たちはもっとも合理的な方法として「ライフプラン」を軸にしたライフシフトを掲げています。ライフシフトを円滑に進めるにはスキルアップはもちろん、無形資産の向上は欠かせません。愛するもののために脇目もふらず「し合わせ」を実行することをお守りにすることをお勧めしています。

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まとめ

愛こそ全て

親族とは6親等内の血族。配偶者及び3親等内の姻族です。夫婦の一方が死亡しても生存配偶者と死亡配偶者の血族との姻族関係は継続します。

ここで大切なことは、愛こそ全てですが、愛こそすべてとは「愛になりきる」ことだということで、さらにくわしくいえば。愛する能力と幸せにする能力は別物だということです。

愛こそ全ては親族によって培われる能力で、ライフプランに反映されます。ライフプランはハードなものだと容易に想像できます。ライフプランを考え実行する力を鍛える力は無意識に親族から継承する「阿頼耶識」によって育まれます。と、まあ、勝手に組み立てましたが、明恵上人が唱える「阿留辺畿夜宇和(あるべきようわ)」の基準になるのではないかと思うのです。つまりヒトは「愛のちから」で、阿頼耶識に受け継げられるので、死なないということであります。

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「ゲンキポリタン大学」では、「社会人基礎力」をコアに<人生100年時代の曼荼羅>を描くように、ライフシフトをバックアップするさまざまな講座を、さまざまな方を対象に、さまざまな形態で開催しています。

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