超ポジティブシンキングを実践した弘法大師空海の生涯のテーマは実践でした。名もない私度僧だった空海が異例の早さで東大寺の戒壇院で受戒して正式な僧侶となり、遣唐使に選ばれ、唐（中国）に渡っても正統密教を修めるだけにとどまらず、科学技術、学芸、教育、医学、占星術など、あらゆる分野の最新知識を持ち帰るバイタリティがありました。満濃池の治水工事や、わが国最初の民間学校である綜塞種智院の開校など、さまざまな事業を行なっています。「口先だけの人間」にならなかったのは愛の法則を守り抜いたからでした。

三宝院沙門

こんにちは。毎日がひなまつりの200年婚のために、３倍とんがる！モチベーションで歩き遍路で『あるべきようわ』を愉しむFP.アセットドクター、ゲンキポリタンの三宝院沙門です。創造主になるか、口先だけになるかの分岐点を超えたのはどういう力を働かせばいいのか弘法大師空海の足跡から検証します。

人生への責任感
愛の法則
罪悪感からの逃避としての病
まとめ
ゲンキポリタン大学

人生への責任感

人生に＜偶然＞などありません。全て＜必然＞だから、＜私＞や＜あなた＞が呼び込んだのです。
人生の創造主は誰でもない＜私＞や＜あなた＞です。

「愛の法則」を守るようにしましょう。愛の法則は、＜私＞や＜あなた＞に真理と道理を教えるだけでなく、正しい直感を与えてくれます。

自分のマスターは世界でひとり、自分だけなのです。一人一宇宙なのだということは、一人ひとりが健康なら地球も健康であり、宇宙もしかりなのです。愛は自分が与えられるものを与え続けるものなのです。つまり自分の持っているものしか与えることができないと気づくと努力するほかないということも自然に分かるはずです。

私度僧にさえなっていなかった空海が、無名の私度僧になり、遣唐使に一員に採用されるために借金で用意した有り金全部を投資して、使命を果たすために全人生を投げ出したのです。

天上界のし合わせ道

愛の法則

愛の法則とは一人ひとりの健康に尽くすことで、ウェル・ビーイングの実践に他なりません。健康はその個人の霊・身体・感情・精神の集大成です。さらに集大成のルーツである魂から＜存在＞＜行動＞＜所有＞の日常生活が起こります。愛は全部に関わることです。だから正しく使えば使うほど愛は成長し進化します。

一人ひとりの使命はやりたいことを愛の法則に従って実践することです。創造の主であり、神の使者なのですから、自分をマスターにして進めば、誰でも思う通りにできるのです。そんなことがあるはずがないと思うかも知れませんが、現実は自分の考えていることの90％が意識されることもなく流されています。その責任は自分にあります。知らず知らずのうちに望んでいないことや不愉快なことに意識は使われいているのですから、叶わないのは当然なのです。弘法大師空海は望むことに全身全霊で体当たりの日々を実践しています。空海の時代。記憶するのに10,000回が相場でしたが空海は1,000,000回唱えたと言います。（空蔵求問持法）

長安入りして半年が過ぎた805年初夏、青龍寺の門をたたいた空海は、意外にもあっさりと恵果阿闍梨との対面を果たすことができました。「私はあなたが来るのを待っていた。私の寿命はもうすぐ尽きようとしているが、千人の弟子のなかには正統を伝えるべき者がいないのだ」と恵果は、密教を授けるのはあなたしかいないと日本から密教の正統を求めて天才留学僧が来訪しているという噂を聞いていたのです。天才留学僧の噂は二人のインド僧から、密教の修得に欠かせない梵語を学び、わずか三カ月でマスターしました。さらに、キリスト教やゾロアスター教、マニ教、イスラム教など世界中のさまざまな宗教知識を身につけます。空海の秀才ぶりは長安の街中に伝わりました。
実は唐（中国）へ渡る前にはすでに中国語をほぼマスターしており、密教経典の理解に必要な梵語(古代インドのサンスクリット語)の素養も身につけていたようです。空海が修行した四国・近畿の修行地の多くは、水銀鉱脈と深い関係があるといわれています。当時は金属採掘と精錬で莫大な利益を生む鉱山技術者集団がいました。空海はそうした鉱山技術者とつながりを持ち、中国へ渡る莫大な渡航費用を工面したのかもしれません。

富とはなんでしょう？持っているもの、全てです。

言えることは空海のイメージ通りになったことです。この力は偉人空海特有の力ではなく、＜私＞や＜あなた＞にも共通した力なのです。

宇宙の創造の主であることを放棄してマスターの座を誰かに譲っている暮らし方をしているなら、いますぐ止めましょう。

愛は使えば使うほど進化し成長するものです。法則を守って、正しく使えば理不尽なことは起こりません
大切なヒトが不機嫌だと、自分がなにかしたのだろうかと思い悩むことも少なくありません。ポップスや歌謡曲にように、感情を哀しみに使わずに、生きるために使います。
必然で呼び込んだのだから感情は喜びや嬉しさのためだけに使うべきです。
もし正しく使えないのなら罪悪感など放棄すべきです。すぐに自分を見直してください。根拠のない思い込みだと分かるはずです。つまり人生をおやつを食べるように、無駄使いしたい自分に気がつくでしょう。
責任感と罪悪感を混同してはいけません。
責任感を正しく使うには自己肯定感が必要です
罪悪感を正しく使うには自己否定感を追放しなければいけません。
他者を肯定することは、否定してはいけないに通じます。他者の生き方、ありかたを受容することです。
責任感を正しく使うには、＜存在＞＜行動＞＜所有＞を正しく認識しなければいけないのです。空海は梵語を＜所有＞するために＜存在＞＜行動＞＜所有＞のプロセスを守っています。

私は神。神は私。神の呼吸法レッスン

ヒトは受胎してから５歳ごろまでに作られます。考え方の基礎も、体験した喜怒哀楽も、受けたダメージも、この時期に創られて無意識にネガティブな「人生脚本」創ります。そして一生涯を支配します。しかし一方で、私は神。神は私。創造の主であることに気...

罪悪感からの逃避としての病

身体は真実の愛の道に戻すためのメッセージを発信しています。

私は数回の入院生活を通して、あらゆる病気は心が原因だと信じています。心の悩みに悲鳴をあげているのを抑圧していると、行き場をなくした心は身体を病気にすることで避難します。深夜にベッドから抜け出して転倒してなく出す管理職の男性と医師のやりとり。医師は「あなたは歩けます」と断言する。心配する家族は「昔はこんあことなかったのに」と医師に訴えます。

医師は病気の専門家ですが健康の専門家ではありません。家族も違います。健康の専門家は患者本人だけなのです。では転倒する患者の悔しさはどんなものなのでしょう。家族が言うように「昔はこんなことなかったのに」というように、受け入れられない悔しさを患者はどう受け入れたらいいのでしょう。

自分の価値を受け入れれない原因は何でしょう。転倒するには優しさを求めているからです。「もう休ませてほしい」という心の叫びです。その背景には明らかに無理のしすぎが潜んでいます。職場の環境に耐えられなくなったのでしょう、病気は心の中の叫びに気づく手段です、原因は外部にあると思い込まず、自分が抱えている問題に直視することです。自分を偽り続ける限り、問題の本当の原因を解決できず、繰り返します。究極は「私は永遠に休みたい」になります。

それでも修復できないのでどんどん悪化します。こんな場合、私には癒しの専属プロフェッショナルがついていると気づくことです。

感情は哀しみに使わずに、生きるために使います。喜びや嬉しさのためだけに使うべきです。と言った理由がここにあります。愛に反する心が病気にさせるのです。免疫力や自然治癒力を目覚めさせるには身体を＜愛の法則＞に呼び戻すのです。

まとめ

ヒトは使命をもってこの世に送られてきています。だからヒトは本来やりたいことは実現できるようにできているのです。実現に苦労する理由などないのです。そのようにヒトは作られていないのです。新しい経験を通じて自分と他者を愛することを学ぶ、あらゆる状況でありのままにあるべきように受け入れることを学び、すればいいだけのことなのです。ところが間違った教育のせいで、顕在意識に集中させられ、多くのヒトは逆のことをしています。仮想空間に生きることを余儀なくされています。潜在意識にシフトして。どうすれば神の子として生きることができるのでしょう。お釈迦様はその方法を「自灯明・法灯明」で語り、ヒトは一人ひとり発見する旅をしています。旅の途中で多くを学びます。弘法大師空海は、どのように誕生したのです。かれはなにより自分の意思を尊重しました。決して諦めることしませんでした、諦めないように自分を創造してきたのです。なぜ長嶋茂雄は国民的スターになったのでしょう。天真爛漫なプレーが抑圧していた人々を解放したからです。エルヴィス・プレスリーは地球的規模で大スターになりましたが、彼も音楽という枠組みを破壊して抑圧していた人々を解放しました。肌の色なんか関係ないことを世界に示し、俺たちもやっていいんだと抑圧していた若者を解放しました。大谷翔平も好きなことをするのに苦労なんかする必要はないだろうと証明したのです。みんな自分のやりたいことをしただけなのです。共通点が教えてくれています。自分と他者を心から愛しなさいということだけです。まずそれが先なのです。