「あるべきようわ」四諦八正道で200年愛し続けてエンドレスにワンダフル

200年ゴエス
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200年人生。根気を楽んでいる自分を楽しむ、幸せな暮らし方と愛し続ける方法。
「あるべきようわ」は、清涼剤的にシュワ〜ッと弾けるお言葉です!巷に氾濫する「あるがままに」「私らしく」は、現状を受け入れ肯定しているのに対し「あるべきようは?」とは、本来あるべき理想像を問いかけ「そのものらしさ」を大切にして道を進むことを教えています。そうしなければ、最高に愛したのでストーカーになりましたという、とんでもないことになってしまいます。すべて悪い方向に向かうと歯止めが効かなくなります。
三宝院沙門

こんにちは!歩き遍路するFP、アセットドクター三宝院沙門です。私たちが、200年人生をエンドレスにワンダフルに暮らす根気を楽しむ自分を愉しんでいる在り方(Be)は、ウェルビーイングな般若のゴエスにあります。最高に幸せな暮らし方と絶品愛で愛し続ける方法を「あるべきようわ」に実践するのは難しくありません。

難しく考えるヒトにはとてつもなく、難しく感じるかもしれませんが、王道を進むと簡単です。そんなときに役に立つのが絶品愛「般若のゴエス」です。絶品愛とは、もう!ダメ。うれしいわ!こんな愛され方って、わたしはじめてと心が何倍も絶叫する愛です。


般若とは般若心経の般若です。般若心経は、聴いても解らない難解なお経の簡易版です。般若心経は262文字と短い文の中にお釈迦様の教えが詳細に記してあります。 玄奘三蔵法師(「西遊記」のお坊さん)訳の般若心経では、後半にある「遠離一切」の部分の「一切」の表記がなく260文字です。たったそれだけで人生を整理整頓①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣をゴエスされたのです。

阿留辺畿夜宇和(あるべきようわ)

お遍路するヒトは260文字をそれとなく記憶して、四国八十八ヶ所霊場巡礼の旅をされます。訪れたお寺で262文字の教えを読みあげ、あるいは書いて(写経)参拝の心を調えます。志を高く希望を込めて・・・ここでは262文字に集約された幸せな暮らしかたと200年続く愛しかたの真髄に触れるために四国八十八ヶ所お遍路の旅にサラッと出かけてみます。少しだけなのでしばらくの間、おつきあい願います。花嫁のれんに託した親心にふれてみたいのです。

花嫁のれん

偶然、あいの風とやま鉄道富山駅で見かけた「花嫁のれん」は、西日本旅客鉄道およびIRいしかわ鉄道が七尾線とIRいしかわ鉄道線で運行している特別急行列車です。

花嫁のれんは、幕末から明治初期にかけて、加賀藩の領地で生まれた風習。 嫁ぎ先の仏間の入り口にのれんをかけて、それをくぐってご先祖様に挨拶をすると、結婚式が始まるというものです

花嫁のれんとは結界、すなわち聖なる場所と俗なる場所とを分ける境目なのです。清浄な仏間と居間の境は、同時に実家と嫁ぎ先の境でもあります。家に嫁ぐという風習は昔の風習のようですが、いまも名残は見えない形で受け継がれていてそれが愛し合う二人のトラブルに発展することもあります。花嫁さんがのれんをくぐるとき、 のれんを守って生き抜く覚悟するときです。

いまはそんな覚悟を求められることもなく「私らしく」「あるがままに」が流行りですが、『阿留辺畿夜宇和(あるべきようわ)』を自分に問うてみるのも良いかもしれません。

それは「こうあるべきだ」という思い込み、決め付けとは違います。
その時、その場において「どのようにあるべきか」を自身に問いかけ、その答えに沿うように生きようという教えです。

「人は阿留辺幾夜宇和(あるべきようわ)の七文字を持(たも)つべきなり.
僧は僧のあるべき様,俗は俗のあるべき様なり.乃至帝王は帝王のあるべき様,臣下は臣下のあるべき様,此のあるべき様を背く故に,一切悪しきなり.」
つまり,俗世界の人間が,皇族と同じ生活をするわけにはいかないし,また皇族も俗世界の生活はできないのである.お坊さんは坊主として、教師は、教師として、警官は警官としての、あるべき生き方がある。花嫁のれんも同じ意味です。

富裕層に多いお遍路の旅を繰り返す外国人観光客

なぜ、外国人観光客は、四国遍路に魅力を感じるのでしょう。
聞き取り調査によると、お遍路する理由について以下の答えが返ってきたといいます。

  • 仏教や空海に関心がある
  • 日常生活から抜け出したい
  • お接待を経験したい
  • 人と出会うため
  • 地元の文化を経験するため
  • 両親の供養のため
  • 人生の転機を乗り切るためなど。

全般にスピリチュアルなテーマが多いといいます。
まだまだ日本を訪れた外国人観光客全体の一部ですが、それでも前年比241%です。注目してほしいのは富裕層が多いことです。そこには男女問わずヒトがヒトを想う普遍的な愛を感じているからです。世界中の誰にも共通した四諦の苦しみがあるからです。普遍的な愛は普遍的四諦の苦しみの裏表なのです。

「心と身体を整える智慧=唯識」でSDGsを整える
人には潜在意識と顕在意識があり自覚できるのは顕在意識だけです。潜在意識は何層にもなっていて一層判りにくいものです。自分を動かしているのは全意識です。SDGsに決定的な影響を与えているのは「潜在意識(=深層心)」です。SDGsと「潜在意識(深層心)」は深い関係にあります。唯識は細い道を突き進みます。

四諦八正道

四諦(したい)または四聖諦(ししょうたい)とは、お釈迦様が説いた明らかな4種の基本的な真理。苦諦集諦滅諦道諦のこと。(四真諦や苦集滅道ともいいます)

  • 苦諦(くたい)・・・・迷いのこの世は一切がである真実
  • 集諦(じったい)・・・苦の原因煩悩・妄執、求めて飽かない愛執である真実
  • 滅諦(めったい) ・・・・ 苦の原因の滅という真実無常の世を超え、執着を断つことが、苦しみを滅した悟りの境地である。
  • 道諦(どうたい) ・・・・ 悟りに導く実践という真実
    悟りに至るためには八正道によるべきであるということ

八正道が熱い!

八正道のあり方こそ「あるべきようわ」の基準、マイスタンダードとして心の支柱になるべきものです。具体的には、なすべき課題はマンダラチャートになるでしょう。しかしマンダラチャートに取り組むあり方は八正道になるはずです。

両界曼荼羅に集約されている「あるべきようわ」

人は阿留辺畿夜宇和と云う七文字を持(たも)つべきなり。僧は僧のあるべき様、俗は俗のあるべき様なり。乃至、帝王は帝王のあるべき様、臣下は臣下のあるべき様なり。此のあるべき様を背く故に、一切悪しきなり。」と鎌倉幕府の時代に説かれたのです。

巷に氾濫する「あるがままに」「私らしく」は、現状を受け入れ肯定しているのに対し「あるべきようは?」とは、本来あるべき理想像を問いかけ「そのものらしさ」を大切にして道を進むことを教えています。

「あるべきようわ」の七文字は、常に自分自身を戒め、すべては繋がっていることを教え、あるべき理想を問いかけ、本質に誘ってくれます。

DO目標(すること)を書き込んだ『いきいきマンダラ』BE目標(あり方)を書き込んだ『きときとマンダラ』にひと(あなた)は集約されています。

両界曼荼羅というあなただけの「のれん(ブランド)」を般若のゴエスでくぐるとき、四諦と八正道の結界を越えるのです。その時、自分の内側にある自分を愉しむ力・・・200年人生をエンドレスにワンダフルに暮らす「とんがるモチベーション」はウェルビーイングから生まれ、あなたは涅槃寂静に入ります。

般若の心を調える


四諦という苦しみ、八正道という不慣れに対峙して、般若の心を調える方法は2つです。

  • ひとつはあり方です。あり方はまよったときに羅針盤になっていくれます。「阿留辺幾夜宇和(あるべきようわ)の七文字です。
  • もうひとつは、あなたが歩む旅の行程を書いたBe目標であり、周活・週活・終活のDo(目標)を書いたマンダラチャートです。

参拝の手順

初めてお遍路を巡る時に戸惑うのが、参拝の手順。
参拝の手順の心は家にあるご仏壇と同じなのです。参拝の手順には「花嫁のれん」に込められたご先祖を通しての在り方(be)への畏敬の念が感じられます。

お遍路は気持ちであり、作法にこだわる必要はありませんが、カッコよく参拝しちですよね、せっかく参拝するなら、お参りの作法を知っておきたいものです。

ご仏壇との付き合いかたも同じです。
「あり方」に通じる手順だと思ってください。ここではお遍路をする際の参拝を例に綴りますが、その心は「あり方」に向き合うことです。

1.山門を入る

写真は山門を入る時(山門のない場合境内)、門前で手を合わせ一礼して境内に入ります。

2.手水場(ちょうずば)へ

手水鉢で手と口を、次の手順で清めます。

  1. ひしゃくを右手にもち左手を清める
  2. 左手に持ち替えて右手を清める
  3. 左手に水を取り、口をゆすぐ
  4. ひしゃくを縦にし、残った水で柄を清める

3.鐘楼(しょうろう)へ

第29番札所 摩尼山 宝蔵院 土佐国分寺 精霊

鐘楼で鐘を2回撞きます(お寺によっては禁止しているところもあるので注意してください。また参拝後には、鐘を撞かないようにします)

4.本堂でお参り

竹林山地蔵院神峯寺本堂

お参りは、本堂と大師堂の2ヶ所で行います。まず、本堂にてお参りします。

5.お参りの仕方

1. ろうそくを1本、線香を3本、お賽銭、納め札を納めます。

ろうそくの火を他人のろうそくから点すと、その人の業をもらうとされているので、必ず自分で火を付けるようにします。
後から来るお遍路さんの事も考えて、ろうそくは後ろから立てていきます。

線香は真ん中に3本まとめて立てます。
3本の意味は、「現在・過去・未来」の仏様にお供えするという意味、または「仏・法・僧」の弟子になる(帰依する)という意味があります。

納め札や写経は、それぞれのお寺所定の箱に納めます。
お賽銭は投げたりせずに静かに納めましょう。
※ろうそく、線香、納め札、写経、お賽銭はどの順番で納めても大丈夫です。

2. お経を唱えます。

  • 般若心経を唱えます。
  • それぞれのご本尊を三回繰り返し唱えます。
  • 光明真言を三回繰り返し唱えます。
  • ご宝号(南無大師遍照金剛)を三回繰り返し唱えます。

お遍路さんが各所を巡る際は、南無大師遍照金剛を唱えます。この行為には「大日如来様を信仰し共に巡礼を行います」との意味が込められています。

6.大師堂でお参り

竹林山地蔵院神峯寺大師堂

続いて、大師堂でお参りします。お参りの仕方は本堂と同じです。

7.納経堂へ

山門の前の納経所の案内がある「禅師峰寺仁王門」

納経帳に墨書と朱印をいただきます。

第31番札所 五台山 金色院 竹林寺

8.山門を出る

山門を出る時に手を合わせて一例し、5歳の心で左足から出ます。

般若のゴエスで正しい道に軌道修正する

正しい方向性と正しい道を正しく歩めなかったら、真理に気づくことはできません。やがて執着だけが強くなると、無明の闇路をさまようことになります。


煩悩に支配される時こそ軌道修正です。
正しい方向性と正しい道を正しく歩むように、自分の規律をクレドにまとめてルーティンである雑巾掛けからやり直します。

クレドにまとめておくこと


🔻クレド用には、トラベラーズノート、A44っ折りファイルが便利です。

  • 自分で決めた戒律
  • 周活・週活・終活のルーティン
  • マンダラチャート

自己否定感に苛まれないように、雑巾掛けになりきります

修行僧は経典が解って読んでいると思いますが、実は解っていない修行僧もたくさんいます。だから毎日声に出して読んでいます。
すると徐々に解ってきます。小さなトレーニングを積み重ねると、やがてその成果が出てきます。やったらできることが自覚できるのです。これが「自分を知る」行為です。モヤモヤする、やる気が出ない、気分にムラがある、考えがまとまらない、ストレスを感じるなど、一過性のときもあれば、継続が止まらない場合もあります。ヒトは感情の動物ですから、感情に支配されて、ルーティンが形ばかりになるようでは、チャートの行動は思うようにいかなくなります。チャートは形骸化します。これを整えるのが1日の行動のアセスメントです。

ゴエス①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣(躾)が毎日の評価を通して、ピカピカに修正した志しとなり、具体的にはクレドとなって明日に繋がります。志しはクレドになることで、自分との約束なります。


周活から週活と一週間単位にしているのは、明日は今日の分まで遅れを取り戻すためです。うまく行かない一日は、十牛図の消えた牛を探す状態ですが、十牛図のように結末を知っていると、終わりから考えて行動できます。あなたのライフステージも同じように、見えない終わりを見えるようにしてから考えて行動するのです。

 

四苦八苦の苦痛から離れて不快感を断ち切る方法を研究を重ねたブッダは誕生から死までの因果関係を「十二縁起(十二因縁(じゅうにいんねん)」にまとめました。

「十二縁起(十二因縁(じゅうにいんねん)」

世の中すべてのものは、互いが支え合い絶えず移り変わっています。これを縁起といいます。お互いが原因(因)と条件(縁)となり、その姿を刻々と変えていきます。しかし私たちはそれを認めようとせず、欲望からそれらのものを自分の思うようにしようとします。それが叶わないことから、人間のすべての悩みや苦しみが生まれてくるのです。この真理に最初に気がつかれたのです。その全体図を次のように十二縁起にあらわしました。

無明、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死です。十二縁起は心はあるのかという問題と繋がっていて脳科学でも世界的に研究されいます。心は脳に存在しており、脳に刺激を与えると、感情が高ぶることもあります。

つまり、私たちの「心」とは、脳の働きによって生み出される現象にほかなりません。 脳とは「心の器官」なのです。

心は、自分で100%制御できているようで、実はできていません。
特に感情や情緒など、自動的に身体や脳が反応することもあり、心と脳の関係は非常に不思議なものです。瞑想などで脳を安定させるようにすることで、心も落ち着いてきます。

ゴエス①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣(躾)の活動や八正道を踏まえた取り組みは非常に有効だと捉えていて、清掃を日課として重視しています。
心地よい生活習慣は、清掃さされたお寺に佇むように、脳を安定させて、意欲を高めて、正しい方向、正しいやり方に導いてくれます。

釈迦(ブッダ)が苦を苦と認め楽に執着しなくなった時に一切の苦から解放されて自由を得られるという実感をお試しください。この実践の旅こそがライフプランなのです。

ケアプランをライフプランに書き直してもそのまま通用します。インテークの段階では、ライフイベント表、キヤッシュフロー表、バランスシートが情報源になります。

「アセスメントを設定してプランを実行してモニタリングしてみる」すべて人生で出会うことはその繰り返しあるのみ。

200年愛する方法は「あるべきようわ」

200年愛する方法は「あるべきようわ」200年生きるといろんなことがあるでしょう。考えても解らないので、200年の間「阿留辺畿夜宇和(あるべきようわ)」に徹すれば良いのです。

「あるべきようわ」の真髄は、マインドフルネス。ひたすら状態になりきって愉しむことです。ウェルビーイングWell-being)とは、誰かにとって本質的に価値のある状態、つまり、ある人にとってのウェルビーイングとは、その人にとって究極的に善い状態、その人の自己利益にかなうものを実現した状態です。相互依存の関係から考慮して一般的に夫より妻の利益を獲得することにあります。

それを実現するには、カップルの場合、パートナーのどちらかが我慢しなければならないのは、無理があります。この問題をクリアするのは結婚してからよりする前にあるでしょう。で、ないと200年の間、愛する自分を楽しめなくなります。その場合、周辺に問題が生じて愛する自分を楽しめなくなります。

愛は阿留辺畿夜宇和(あるべきようわ)

200年婚の真髄は、「あるべきようわ」です。マインドフルネス状態になりきることです。
200年人生を幸せに暮らすように、し合わせにひたすら、状態になりきって、200年婚を愛する楽しむ自分を愉しむことです。

200年婚を愛する楽しむ自分を愉しむ秘訣は自分を忘れるほど、相手(対象)になりきることです、つまりこうしたら喜ぶだろうなと没頭することです。
もしも相手が喜ばない場合は、「あれ?喜ばないの?じゃ、もう一度やり直してみるから待ってて」ともう一度やり直すのです。
どこまでも自分を忘れてやりなおしてみるのです。

ベストパートナーになる方法

「ベストパートナーになる方法は、金星のルールを分かち合うことで、火星のルールも分かち合います。決して押しつけず、面倒くさいコトを楽しむことです。

~男は火星から、女は金星からやってきた』というほどの違いに目くじらをたてない。女性が金星から来たのなら、男性も金星人になる覚悟が必要です。

星の王子さまに登場するキツネは「飼いならした責任がある」と言い切りました。王子はそれを聞いて一本のバラを愛する覚悟を決めて星に帰っていきます。

200年時代の98の小さな愛情アプローチ・リスト」

物事にはすべて、原因があり結果があります。これを「縁起」といい、縁があって物事は生起します。ところが、同じ原因であっても同じ結果になるわけではありません。そこには「縁」があるからです。分かち愛こそ200年を自由を生きる智慧です。

国宝より大切なボクの愛
愛は悩ませる。気づき、育てるために。しかし、その真髄を見つけた者にはシンプルです。愛するヒトの笑顔を見たいから。キツネは、星に残してきたバラが気がかりな王子との別れが迫るなか、キツネは王子に話します。「ものは心で見る。肝心なことは目では見え

アメリカの心理学博士ジョン・グレイ氏は著書『女が知っておくべき「分かち愛」のルール『ベスト・バートナーになるために~男は火星から、女は金星からやってきた』で、男性が女性に対して行うべき「98の小さな愛情アプローチ・リスト」にまとめました。

これは潜在意識にあるネガティブな記憶による間違った言動、感情の発露によるトラブルを防止して二人の関係を発展的にするためのものですが、効果は関係性を超えて、ライフシフト(ワークシフト)を円滑に実現して豊かな人生を過ごす秘訣になります。

寿命が延びるほど、お金も必要になります。
昭和の人々のように「60歳定年」で仕事は終わりというわけにはいきません。
お金を稼ぐためには、いまを生き、さらに変わりゆく時代に適したスキルが必要になります
年齢に関係なく時代に適合する高いスキルを得るには「システム思考」でいう「自己マスタリー」がいつまでも大切なエネルギーになります。自己マスタリーのなによりのエネルギーになるのが「パートナー資産」です。

ジョン・グレイ氏の提案は、パートナー間の円滑な関係づくりのようですが、パートナーに対する慈悲の心があれば仲良く人生を過ごすことができるだけでなく、自分自身を高めることになると説いたのです。つまりパートナーのために実践するように思えますが、実際には自分のためになり、家族全員のスキルアップ、モチベーションアップになるのです。

『女が知っておくべき「分かち愛」のルール「ベスト・バートナーになるために」~男は火星から、女は金星からやってきた』から、「98の小さな愛情アプローチ・リスト」から30項目をご紹介しておきます。

ベスト・バートナーになるためにから・・・・次に、男性が最愛の女性の愛情タンクを常に満タンに保っておくための「98の小さな愛情アプローチ・リスト」を載せておきます。

1.夜、仕事から帰宅したら何よりもまず彼女を抱き、「ただいま」の挨拶をする。

2.あらかじめ彼女のその日のスケジュールをある程度は頭に入れておき、具体的にその日の出来事を聞く。(「病院はどうだった?時間どおりに診察してもらえた?」)

3.できるだけ相手の話を聞くことを心がける。あわせて、なるべく質問もするようにする。

4.彼女が訴えてきた悩みについてコメントしたい気持ちを抑え、その代わりに同情と理解を示すようにする。

5.毎日、自分から二人きりになる時間を20分ほどつくるように心がける。その間は、新聞を読みながらとか、ほかのことをやりながら彼女の相手をするのではなく、ただ彼女との会話に熱中することが大切である。

6 何か特別な事が起こった時など、意外な贈り物として彼女に知らせず、ささやかな花束(一輸の花でもいい)など、必ず小さなプレゼントをする。

7.デートをする場合は、何日か前にあらかじめ予定を立てておくようにする。その日になってから彼女に「何をしたい?」とか「どこへ行きたい?」などと聞かないようにする。

8.彼女が仕事で疲れ切って夕食をつくれないように見えたら「何か手伝おう

か?」と自発的に申し出る。

9.彼女の外見、ファッションなどを絶えずほめるように心がける。

10.彼女が気分を害したり、気持ちを落ち込ませた時には、その感情をないがしろにせず、できるだけ理解し、尊重するようにする。

11.帰宅や約束の時間に遅れる時には、ちゃんと電話を入れる。

12.彼女からアドバイスや救いの手を求められた時は、よけいな説教をせずに「YES」か「N0」を明確に答える。「そんなくだらない質問をするな」などとは、けっして言わないように。

13.彼女の心が深く傷ついている時には「ひどく傷ついたろうね。かわいそうに」という調子のなぐさめの言葉をかける。その後は沈黙して、あなたがいかに彼女の気持ちを察しているかを彼女に実感させる。彼女が傷ついているのは自分のせいではないなどという説明を加えたり、頼まれもしないのに問題の解決策を押しつけるような真似は絶対にしてはならない。

14.あなたがどうしても自分の穴の中に閉じこもる必要があると思った時は、彼女に対して自分にはしばらくの間、ひとりになって考えたいことがあるが、必ず元に戻るということをわからせる。

15.自分の穴の中に閉じこもった結果、頭も心もすっきりして元へ戻った時には、彼女に何がいったい自分を悩ませていたのかを、丁寧にかつやさしい口調で説明する。それによって彼女は最悪のケースを想像せずにすむ。

16.彼女があなたに話しかけてきた時は、目にしている雑誌を置き、テレビのスイッチを切って彼女の話に100パーセント注意力を集中する。

17.もし、普段は食器を洗うのが彼女の仕事と決めてあるのなら、たまには自分から率先して食器洗いをする。とりわけ、彼女が疲れた様子を見せている時は効果的である。

18.彼女が疲れたり気落ちしているのに気がついた時には、彼女に何をしたいか、あるいは何をどうすればいやされるのかを聞く。そして、彼女が望んでいることができるように必要な物を揃えたりして、側面的な手助けをする

19.外出する際は、彼女に何かついでに買ってくる物はないかを聞く。そして、頼まれた物は忘れないように確実に買ってくるように。

20.昼寝をしたいと思ったり、部屋を離れたいと思った時は、その旨を彼女にきちんと伝える。

21.一日四回は、彼女を怪く抱きしめる。

22.職場から電話をかけ、彼女の様子を聞く。その際は必ず「愛しているよ」と愛情確認の言葉もかける。

23.毎日、最低二回は「愛しているよ」と言う。

24.ベッドメーキングや寝室の掃除をする。

25.もし、彼女が靴下を洗おうとしているのなら、彼女の手に渡る前に裏返しに脱ぎ捨てた物を元の状態に引っくり返して戻しておき、彼女がそうする必要のないようにしておく。

26.ゴミ箱がいっぱいになっているのを発見した時は、「僕が捨ててきてあげるよ」と申し出て実行する。

27.出張などで遠出した時には、目的地に着いたところで電話をかけ、連絡先や宿泊先の電話番号を伝え、自分が無事に到着したこととあわせて報せるようにする。

28.彼女の自動車を洗ってあげる。

29.デートの前には、必ずあなたの自動車を洗車し、車内もきれいに掃除、整理整頓をしておく。

30.セックスの前には必ず身体をよく洗い、もし彼女が好むのであれば、お気に入りのコロンをつけておく。

どうでしょう?
自分がパートナーの僕になったように思う方もいると思いますが、よくよく考えると、パートナーが喜んでくれることで応援できると考えると楽しくありませんか。

慈悲を育み、自由な人生を設計するパートナー資産

「98の小さな愛情アプローチ・リスト」とは、ブッダが説いてきた「慈悲」に他なりません。

ブッダの研究は「四苦八苦」から自分自身を解放することです。その究極として「慈悲」による解放でした。「慈悲」は難しい概念で「愛」と混同されますが、慈悲は精励することへの励ましです。

98の小さな愛情アプローチ・リスト」とは、自分とパートナーの精励することへの励ましなのです。

これは生育環境から学んだ負の財産と人生脚本から解放して、自分とパートナーの人生100年時代のライフシフト&ワークシフトへの応援に他なりません。

  • ライフスキル
  • ライフデザイン
  • ライフスタイル
  • ライフプラン(ファイナンシャルプラン)
  • ライフシフト(&ワークシフト)

どれも大変で面倒くさいコトばかり、楽しくなければ続きません。遊びに変換するしかありません。そこで目につける遊び相手はパートナーです。

イチャついているカップルを見ているとわかりますが、必ずどちらか一方が「自由で無邪気な子どもの心」で一方な「保護的な親の心」の状態です。あるいは両方とも「自由で無邪気な子どもの心」の状態です。
仲良しカップルの黄金ルールは、たったひとつ。この関係の実践にあります。
「自由で無邪気な子どもの心」で子どものようにやってしまいましょう。
これが愛着を強くして解決する「縁起力」です。

ひとことにまとめるなら、ベスト・バートナーになることは希求する真に豊かで「自由」』への応援です。人生のかけがえのないパートナー資産を大切に育みましょう。

まとめ(Be>Do/善財童子の旅)

華厳経の入法界品には、善財童子が五十三人の善知識を尋ねて真実を求めてゆく旅の物語がえがかれています。この五十三人というのが、東海道五十三次のもとにもなっていると言われています。

さて、純真無垢な「善財童子」とは誰でしょうか?
53名の善知識は以下の方々です。

1.文殊師利菩薩
2.功徳雲比丘
3.海雲比丘
4.善住比丘
5.良医弥伽
6.解脱長者 
7.海幢比丘
8.体捨優婆夷
9.毘目多羅仙人
10.方便命婆羅門
11.弥多羅尼童女
12.善現比丘
13.釈天主童子
14.自在優婆夷
15.甘露頂長者
16.法宝周羅長者
17.普眼妙香長者
19.大光王
20.不動優婆夷
21.随順一切衆生出家外道
22.青蓮華香長者
23.自在海師
24.無上勝長者
25.獅子奮迅比丘尼
26.婆須密多女
27.安住長者
28.観世音菩薩
29.正趣菩薩
30.大王天
31.安住道場地神
32.婆娑婆陀夜天 3
3.甚深妙徳離垢光明夜天
34.喜目観察衆生夜天
35.妙徳救衆生護夜天
38.開敷樹華夜天
39.願勇光明守護衆生夜天
40.妙徳円満林天
41.瞿夷夫人
42.摩耶夫人
43.天主光童女
44.遍友童子師
45.善知衆芸童子
46.賢勝優婆夷
47.堅固解脱長者
48.妙月長者
49.無勝軍長者
50.尸毘最勝婆羅門
51.徳生童子
52.有徳童女
53.弥勒菩薩
54.文殊師利菩薩
55.普賢菩薩

私たちは、自分の内側に求めるべきものを求めず、自分の外側に求めなくてもよいものを求めようとしているのかもしれません。自分の欲することが実現しないといって焦り、ますます自分の欲望を満たそうとして、熱悩を増すのです。
そのような状況に陥った私たちに、善知識は、月の光のように、智慧の眼(まなこ)を与え、冷静さを取り戻させてくれるというのです。

私たちは、さまざまな人間関係の中に身を置いて生きています。しかし、多くの人たちに取り巻かれているにもかかわらず、孤立感に陥ることがあります。
また、孤立を恐れて友だちに近づこうともします。どうしても抜けられない悩みが襲い、悶々とした経験はないでしょうか。
それは、自分が本当に求めようとしているものが見えなくなっていることに起因するのです。私たちの本当に求めているものを教えてくれるのが善知識なのです。では、善知識はどこに向いているのでしょう?ブッダが十二縁起で負の「因果関係」を示したように、無明そして愛への執着です。つまり間違った人生脚本です。200年人生をウェルビーイングに根気を楽んでいる自分を楽しみ、幸せな暮らし方と愛し続ける方法を「あるべきようわ」に実践するのは難しくありません。歪んだ脚本を調えたなら黄金が湧き出るように人生はエンドレスにワンダフルな輝きを齎します。

「善知識は月のごとし、能く清涼なる教法の光明をもって衆の熱悩を除く。」
                                                                          『華厳経』(けごんきょう)

ゲンキポリタン大学


「ゲンキポリタン大学」では、「社会人基礎力」をコアに<人生100年時代の曼荼羅>を描くように、ライフシフトをバックアップするさまざまな講座を、さまざまな方を対象に、さまざまな形態で開催しています。ご都合に合わせた形態をお選びください。

「社会人基礎力」(全6回)

GTD®勉強会

 
 

 

 

 

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