『あるべきようわ』は、人生200年幸せに過ごして、愛し続ける方法を探求するわたしの座右の銘になりました。
「あるがままに」「私らしく」が氾濫する時代に、後鳥羽院より栂尾の地を賜り、京都高山寺を開かれた明恵上人の教学は華厳を基礎とするが、華厳と真言密教を融合した厳密(ごんみつ)と呼ばれる独自の宗教観を打ち立てられました。実践的な修行を重んじ、「人は阿留辺畿夜宇和と云う七文字を持(たも)つべきなり。僧は僧のあるべき様、俗は俗のあるべき様なり。乃至、帝王は帝王のあるべき様、臣下は臣下のあるべき様なり。此のあるべき様を背く故に、一切悪しきなり。」と鎌倉幕府の時代に説かれたのです。
清涼剤的にシュワ〜ッと弾けるお言葉です!
巷に氾濫する「あるがままに」「私らしく」は、現状を受け入れ肯定しているのに対し「あるべきようわ」とは、本来あるべき理想像を問いかけ「そのものらしさ」を大切にして道を進むことを教えています。そうしなければ、最高に愛したのでストーカーになりましたという、とんでもないことになってしまいます。
すべて悪い方向に向かうと歯止めが効かなくなります。
「あるべきようわ」の七文字は、常に自分自身を戒め、すべては繋がっていることを教え、あるべき理想を問いかけ、本質に誘ってくれます。
「あるべきようわ」根気を楽んでいる自分を楽しむ、幸せな暮らし方と愛し続ける方法。が最高だと説く三宝院沙門の人生200年時代、幸せに過ごして愛し続ける方法です。
人生200年幸せに過ごして、愛し続ける方法
「人生200年を幸せに過ごして、愛し続ける方法」は、①幸せに過ごして長生きして、②愛し続けることと相互依存の関係にあります。それほど難しいことではありませんが、可能にしているのは「健康」です。
4つの無形資産(活力資産・生産性資産・変身資産・パートナー資産)のひとつである活力資産です。以上のことは毎日の暮らしのなかで育むことは可能ですので忘れないでください。
毎日の暮らしとは、ライフステージの基礎になっている
- マインドフルネス
- ライフスキル
- ライフプラン
- ライフプランを可能にする無形資産+金融資産
- ライフシフトを可能にする無形資産それを支えるパートナー資産+金融資産
- ライフステージ
以上ですが、現実にはこの脚本が全く通用しないヒトがフツーに存在します。この種の人々に共通しているのは「幸せ」の誤認です。他人事ではない幸せの求め方。を間違えているヒトたちです。
このヒトたちに、「あるべきようわ」を羅針盤にして、根気を楽んでいる自分を楽しむ、幸せな暮らし方と愛し続ける方法を伝えたいのです。
どっちを飲みますか
他人事ではない幸せの求め方。を間違えているヒトたちを仮想空間から救出しようとするヒトたちをエンタメとして世に発表したのが、映画『マトリックスシリーズ』でした。
主人公ネオは赤を選び不思議の国の実態を知ることになります。つまり現実と思っている世界(=自分の外に幸せがあると思い込んでいるヒトたちです)です。
しかし、幸せは私たちの内側にしかないのです。
マトリックスという映画は葛藤の末に幸せのある世界を信じることができます。
自分の外に幸せがあると思い込んでいるヒトたちにも同じような葛藤としてもらわなければなりませんが、映画のように危険なことは起こりません。なぜなら映画では危険な敵がたくさん出てきますが、思い違いしているヒトの敵は自分だけです。
では、仮想空間から抜け出すには、どうすればいいのでしょう。
映画「マトリックス」の重要な場面
マトリックス①には、9年間の我慢に疲れ忍耐の限界に達したサイファーが登場して主人公たちを裏切ります。
口の中に放り込むとマトリックスが脳に信号を送りうまいと錯覚させる。
プラグを外されて9年、俺は悟ったよ。”無知は幸福”
この「無知は幸福」といって肉を食べる場面に、幸せは自分の外にあると信じて、ついには大谷選手のお金を盗んでしまうギャンブル依存症から泥棒へ(犯罪者)へ転落していく姿が重なって見えます。
根気を楽しむ
「無知は幸福」を避けるには、目先の快楽に惑わされず、自分を信頼して、本当の喜びに向かっていくしかありません。マンダラチャートに目標を設定して周活・週活・終活で、一つずつクリアするしかありません。
根気を楽しめる自分を楽しみましょう。最強最大のエンタメです。
人生は長いか?短いか?周活・週活・終活
周活・週活・終活は、生涯続きます。「阿留辺畿夜宇和(あるべきようわ)」。を羅針盤にして自分を楽しみましょう。何度失敗したっていいんですよ、あるべきようわに根気で自分を整えて楽しんでください。私たちが生きている世界は仮想空間でなければ、繋がっています、時間さえあれば、いつか必ず夢は叶います。
「愛し続ける方法」は次回のお楽しみに。
ゲンキポリタン大学
「ゲンキポリタン大学」では、「社会人基礎力」をコアに<人生100年時代の曼荼羅>を描くように、ライフシフトをバックアップするさまざまな講座を、さまざまな方を対象に、さまざまな形態で開催しています。ご都合に合わせた形態をお選びください。
「社会人基礎力」(全6回)
- 人生100年時代社会人基礎力3つの能力
- 社会人基礎力①12のの能力要素
- 社会人基礎力②前に出る力を育てる主体性と8つの基準
- 社会人基礎力③考え抜く力を育てる思考法
- 社会人基礎力④チームで働く力
- 社会人基礎力に追加された3つの視点
GTD®勉強会
- 社会人基礎力|GTD①マンダラ思考で情報をゴエスする
- 社会人基礎力|GTD②頭の中の「現実」もすべて把握する
- 社会人基礎力|GTD③アセスメントを設定して「できる」行動をリストにする
- 社会人基礎力|GTD④アセスメントのために見極める
社会人基礎力|GTD⑤マンダラ思考で整理する
社会人基礎力|GTD⑥システムをマンダラ思考で見直す - 決定版「図解」十二縁起
コラム 自我と交流分析
- 100年「し合わせ」な整え日記
- 自他肯定をライフスタイルにする『お粥さんプロジェクト』
- 人生の方程式から外れない<イマジン>3つの自我の使い方
- メンタルモデルを変える5つの心とエゴグラム
- 般若のゴエス|自分を忘れるアサーティブ・コミュニケーション
- 般若のゴエス|アサーション・コミュニケーション|率直について
- ロジカルシンキング
- ラテラルシンキング
- システム思考
関連サイト
ゲンキポリタン大学は(社)いきいきゴエス協会の運営です。
メルマガ登録、よろしくお願いします。
3倍とんがる!モチベーションの作り方
コメント