便利が思考回路を破壊する。し合わせには、コツコツがいちばん速い。

お遍路 ライフデザイン
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三宝院沙門
三宝院沙門

こんにちは、美しい日々を求めて、般若の呼吸で、お遍路するFP,三宝院沙門です。

皆さん 老人 という言葉を聞いてどんな人をイメージしますか? 歳をとった方に使われる言葉のイメージがありますよね? しかし仏教的な意味では 老人 という言葉はただ単に歳を取った人を表すものではありません。 私も世界も、すべての物事は関わり合って存在しています。その中で、私たちは日々に世界と出会い、人々と出会(あ)い、生きているといえるでしょう。喜びだけでなく、悲しみも、この世界の事実です。そういう経験を日々に重ねていくことが年をとる、年を重ねていく、ということの美しさなのではないでしょうか?さて、便利は素敵ですが引き換えに美しいなにかを失っていないか注意が必要です。

我慢も同じです。ただ忍耐強いということではなく、コツコツと努力しているから気にならないだけなのです。美しいとか、強いとか、一歩からではないでしょうか?

人生はコツコツ

いつか終わる

ヒトは死ぬ

ヒトは必ず死ぬ。つまり終わる。だから悲しむことはない。
悲しいのは、メッセージを残さずに逝くことだ。
メッセージを伝えるために生をうけたのだから、おかえしを期待することなく、「これをしてあげたらきっと相手に良いだろう」と思うことをしてあげる。
100%良いことをするのは難しいけれど、
少しでも近づくように精一杯考えてしてあげる。
このルールをまもっていけば、世界はいい方向に動く。
徳は良い方向に巡るものです。

温もりで繋がった素敵なメッセージを伝えよう。

雑音

整理

雑音だらけの毎日で、雑音を放下著したら、本当に厳選したものだけを身の周りにおこう、人生を愛し、精一杯生きるための環境づくりは大事なことです。

どんな時代でも、何歳でも、これから、いまから、明日から、どのように「し合わせ」づくりをするのか、目の前のものが少なければ、少ないほど、やり方を編み出す智慧は働く。

ブランケット症候群

小さい子供が慣れ親しんだボロボロの毛布やバスタオルをはなさいことはよくありますね、親が新しいものを用意しても、手放さない、つまり「ブランケット症候群」と呼ばれる現象です。そこには道理を超えた無欲の執着が働いています。つまり安全・安心への希求です。厳選する目は、主体的に生きることへの約束です。

メッセージ

メッセージ

価値観はメッセージ。
あなたはあのヒトに劣っているとか、比較する誘惑ばかりの世の中ですが、自分の価値観に集中することが大事です。どの肉が美味しかったとか、どのお菓子が甘かったとか、それは自分を高めることになりますか。それぞれの価値観次第ですが。
メッセージはヒトをし合わせにするためのものが本来です。
自分の人生に集中することから始めます。なぜなら自利利他が大切だからです。

自分の人生

暮らしを楽しむ

掘ってる間に、掘りはじめた頃と違う自分が見えたら、より一層面白い。
他人はあれこれいいますが、感謝の気持ちでいつかまとめて恩返ししたらいい。
おかげさまで・・・・
そう言えるようにコツコツを続ける。
周活・週活・終活、最後までコツコツです。

し合わせの真理

し合わせの真理

「し合わせ」の「し」は動詞です。
自分の「しあわせ」に
コツコツ合わせるために生まれたのです。
「しあわせのようなもの」に合わせると
輝きを失くして
人生は面白くなくなります。
なぜなら誰にとってもコツコツは面倒くさいことだからです。
他人との優劣やしたくもないことにコツコツは出来ないのです。

覚悟はコツコツに代える

コツコツ

自分が生きるとは簡単だけど根気が入ります。
「根」 を 下(おろ)すとは
確かな位置を占める。 ゆるぎないものとなる。 不動の地位を占めること。
「根」を 張るとは
深く広がって、動かしがたいものになる。
覚悟をコツコツに代えて、育つほどに根を広げ、ゆるぎないものとなる。
やがて 不動の地位を占めます。
毎日、淡々と瞬間、瞬間、絶え間なく続けて大木に育ちます。

木や森は生き物です。生き物はやがて朽ちる。
朽ちたら人間が助けてあげる、人間の智慧が役に立てるかどうか?
覚悟とコツコツが試される番です。慈悲は自利利他です。

般若の呼吸

あるところまでがんばったけれど、あとはなるようにしかならないのです。
無理せず、急がず、はみ出さず、力まず、ひがまず、いばらない。
天台宗大阿闍梨酒井雄哉氏のお言葉です。

凛とした佇まい

凛としてゴエスの神様

お寺は不思議な空間。凛とした清涼感はどこからくるのか。
化学薬品では出ない清涼感です。
ゴエスの神さまが持ってきます。
①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣(躾)はヒトの手を通ってやってきます。
自分磨きは人間でないと出来ないのです。
自分磨きは、汚れたらするというわけではない。
森の大木のようにコツコツと根を下ろし、根を張るように、
毎日毎日磨くのです。汚れてもいないのに磨くから光って来るのです。

拭き掃除

コツコツは面倒を楽しむ秘訣

塵も積もれば山となる

小さな違いは小さいことをコツコツ積み上げることです。
のように取るに足らない存在であっても、それが時間をかけて積もっていけば山のようになるように、些細な行動も、時間をかけて継続すると、やがて、思わぬ大きな結果につながるものであるということ。
一般には、些細であってもよいから善行や努力などを、地道に積むことのすすめ。

つまり現代の便利ブームは思考回路に障害を与えると気をつけましょう。

私たちも塵のような存在です。いま何歳でも、今自分はなにをしているのか、この先、何をするのか、どんなメッセージを残せるのか、大切ないのちに感謝して頑張らないと、楽しくも面白くもない。

ほんのわずかな時間だから。

人生
人生は誰にとってもほんのわずかな時間、
桜が注目をされる時間は一年の間のわずかでしかないが、その短い期間のために一年をかけて準備をしています。人間も同じです。いま、準備していますか?

ドラゴン
やりたいことがあっても、環境のせいで、思うように出来ない場合もあります。
そんなとき、選択肢をリストアップして、予定や願望とは違うけれど、一生懸命働けることを選びましょう。汗だくになって精進したら、予期しないご褒美があるかも知れません。

世間は物差しが明快な方を選ぶ癖があります。しかも優劣をつけやすい。
現実はガイドブックに載ることはない、予期できない基準があるものです。ヒトは理解できないことは比較するのが簡単なのです。だからいつもポジティブを心がけましょう。良いように考えて行動しましょう。人生は誰にとってもほんのわずかな時間です、だからなにごとも悪く考えて台無しにする時間はないのです。

まとめ

「歩くことが、きっと何かを教えてくれる」と話されたのは、千日回峰行を三度も行われたコツコツの名人、天台宗大阿闍梨酒井雄哉氏でした。歩くことはコツコツに似ています。コツコツは人間のテンポと合うのです。周りの急ぎ足に惑うことなく、大自然のリズムと歩調を合わせて、自分の脚で歩くことが大切です。し合わせの極意かも知れません。

 

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