社会人基礎力【主体性】の鍛え方:責任を引き受ける

ゲンキポリタン大学
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社会人基礎力には、<3つの能力>と<12の能力要素>があります。

<3つの能力>
①前に踏み出す力 ②考え抜く力 ③チームで働く力

12の能力要素
主体性、働きかけ力、実行力、課題発見力、計画力、創造力、発信力、傾聴力、柔軟性、情況把握力、規律性、ストレスコントロール力

以上があります。今回は「前に踏み出す力」と12の能力要素から「主体性」を解剖します。

「主体性」には、ご存知のように「責任を引き受ける力」が関わっています。

責任を引き受けることは、簡単ではありません。
簡単でないはずの引き受けることができるのは、なぜでしょう?

自尊心を磨くヒトは、「し合わせ」磨きが大好き

「し合わせ」みがき

自尊心を磨くヒトは「し合わせ」磨きがとっても上手です。
もしあなたの自尊心が曇っていたら、磨いてもらってください。

自尊心は人生を歩く大切な靴に似ています。
ピカピカに磨かれていたら、気持ちが良いものです。

責任を引き受けることは、簡単ではありません。
簡単でないはずの引き受けることができる秘訣があります。
自尊心を率直に受け入れているからです。

多くのヒトが自尊心とうぬぼれを誤解してミックスしがちなのを整然とゴエス(①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣)しているので、受け入れも簡単にできるのです。
そこには、なにごとにもあるメカニズムが働いています。元気が出るメカニズム、不幸になるメカニズムがあります。嫌われ松子の一生
「嫌われ松子の一生」という映画、小説をご覧になったことはありますか?松子さんは大した嫌われることをしていないのに、負のメカニズムに取り込まれ不幸な人生を過ごすことになります。「嫌われ松子の一生」は参考になります。私たちが気をつけるべきは、負のメカニズムに陥らないことです。

自尊心が高いヒトは、自尊心を磨き続けている

 
自尊心と傲慢、自己中心を違うものだと整理したうえで、自分の価値の根拠を知っているので称賛を求めません。自尊心を高める努力で、誰に対しても自他肯定を貫いているので、他者の称賛が必要でないのです。ヒトは自分の価値を信じて自分を好きになれば他者の称賛は必要がないのです。それでも「し合わせ」を実感できます。

もちろん称賛されてうれしくないわけではないにしても、共感された程度の受けかたになるので、それもよし程度なのです。つまり自他肯定の根拠です。

だから他者に対しても同じスタンスで、自然に褒めるので、他者は「なんだ。その程度か」と誤解するかも知れませんが、真心で接してくれていると感じるでしょう。
つまりラポールが架けやすい川があるように、ラポールが架けやすいヒトがいます。
自尊心が高いヒトは、ラポールが架けやすいように、
いつも自分が楽しくなるように磨いているのです。
なので、自尊心が高いヒトは自尊心が低いヒトを見下したりしません。
自他肯定、私はOK,あなたはOKと大事に見守ることができます。

山の源泉から湧き出た水は川となり、やがて海に出ます。私たちひとりひとりはその一滴ですが、氾濫する川もあれば穏やかに流れる川もあります。整然と流れる穏やかな川は、自尊心が整っているように自然環境と調和しており、地形も整っています。

「そんなに磨いてどうするの?」と問いかけたら、
「だって楽しいから」と答えが返ってくるでしょう。

ストレスから自分を解放する

ヒトは楽しいことをしていたら、あまり考えません。
ストレスから解放した穏やかな状態にいます。
氾濫しない川が海に流れていくようです。

テクノロジーの進展、グローバリズムに急かされるビジネス、周囲の目、それらから解放されるなんて無理な話だと思い込んでいませんか、ヒトと違っていることを恐れない主体性は、トップギヤに無縁で穏やかな時間から得ることができます。

完璧主義に陥らず、なるようになると、準備と責任を引き受ける態度から生み出されるのです。
ストレスから解放されるのは自分のあり方次第、主体性、働きかけ力、実行力、課題発見力、計画力、創造力、発信力、傾聴力、柔軟性、情況把握力、規律性、ストレスコントロール力です。

自分の行動に責任を持つ

人生が思うようにいかない時、ついつい環境やヒトのせいにしがちです。自分の責任にするより、他者や環境のせいにしたくなります、その方が簡単です。しかし、自分の責任を認めないと自分を被害者にするしか方法がなくなります。幼児期に書いた人生脚本を書き直すことはできないまmです。

一旦、被害者意識をもつと、増加の法則に陥って、被害者意識を増加させてしがいます。しかしうまくいかない場合、ほとんど場合、自分のしたことあるいはしなかったことなど、自分のミスがあるものです。

準備不足なのです、万が一予想しなかったことが起こった場合、どうするか、対策を用意していなかったことも準備不足なのです。過去の失敗は、貴重な体験です、全部、自分の責任だと宝物にして将来を切り開く道具にするのです。自分の行動に責任を持つ主体性のある生き方とは社会人基礎力になります。

まとめ

責任感の源となる自尊心を磨くヒトは「し合わせ」磨きがとっても上手です。
もし思い通りにいかなくても、他人や環境のせいにしないで、準備も含めて自分の責任を認めれて、主体性を大切にすれば、12の能力要素として互いの影響しあって社会人基礎力を高めます。

人生脚本を書き直さない限り「社会人基礎力」は身につきません

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