社会人基礎力|主体性を鍛える:もっともっと試行錯誤

葛飾北斎 200年ゴエス
この記事は約17分で読めます。

何かを成しとげたゲンキポリタンは、歴史に名前が残りますが、「すごい」だけの人なんて、この世にいません。ものすごい失敗をしたり、へんな行動をしたりして、まわりから「やばい」と思われているような人が、誰にもできないことをやってのけています。たとえばスティーブ・ジョブズがそうですね。ガレージでアップル社を立ち上げますが、共同設立者であり親友のスティーブ・ウォズニアックは、「性格の悪さも歴史に残るだろうが、彼が我々の未来に貢献した事は事実だ」と称えています。人生は長く、いい日も悪い日もあり、いろんなことを考え、行動し、誰もが気にしない細部にクレイジーにこだわり、試行錯誤して、ときに失敗し、ボロボロになり、そこから学び、たまに成功する。ゲンキポリタンのカッコいい一面とダサい弱点は隣り合わせなのです。

社会人基礎力|主体性を鍛える:もっともっと試行錯誤。

もっと試行錯誤

社会人基礎力<前に踏み込む力>の源泉は「好き」「得意」です。好きで得意なら試行錯誤も楽しくて仕方がないものです。失敗を恐れて、試行錯誤したい気持ちを隠さないことが大切。自分が我慢できないものでも歯を食い縛って世間に晒して恥じない、

  • 仕事と遊び、仕事と学校の勉強といった区別は、もはや意味をなさない。
  • ジャンルの違いよりも、そこに共通する普遍的な上達の論理が大事。
  • 真実を持ち続けることによって、初めての事柄に対しても、不必要な脅えが少なくなる。
  • 目先の結果よりも上達のプロセスが見えてくるスタイルを整えることを優先する。

大人が確信を持って伝授・伝承すべきものを持たない社会は、当然不安定です。たとえ子どもたちの世代が、それに反抗するにしても、伝承する意志には意味がある。世によく言われる子どもの問題の多くは、「子どもたちに何を伝えるのか」に自信を失くせば国も家も劣化する。しかしプロセスは変わらないのだ。ポジティブ思考20選のうち、前回は「1.成功を信じる〜10.嘲りを間に受けない」を説明しました。今回は「11.悪い習慣は断つ〜20.自分を愛する」について説明します。

主体性を鍛えるために「もっともっと試行錯誤」しましょう。

社会人基礎力|主体性を鍛える:試行錯誤を怖れない
私たちが暮らす世界には、ニセの自尊心と嘘の情報があふれています。それらは有害であってポジティブな効果はありません。普遍的な哲学を学びながら、自分に与えられた役割、使命を見つけ出して思い切って「成功に向かって試行錯誤を連発して、自分だけの哲学を身につけるようにしましょう。成功とは自分の哲学で自分の役割を果たすことです。
  1. 成功を信じる
  2. 妬みを怖れない
  3. アサーティブであること。自己主張する/基本的人権を尊重する
  4. 批判を気にしない
  5. 他者に認められようとしない
  6. 自分の価値に気づく
  7. 自分を最優先する
  8. ヒトと比較しない
  9. 被害者意識を持たない
  10. 嘲りを間に受けない
  11. 悪い習慣は断つ
  12. ポジティブなことをイメージして心配しない
  13. 痛みを受け入れる
  14. 目標を達成したイメージを描く
  15. 障害を乗り越える
  16. 子供の気持ち
  17. エネルギーを補給する
  18. 限界を設けない
  19. 心を込めてコミュニケーションする
  20. 自分を愛する

試行錯誤を応援するポジティブ思考

教育は、「教える」があっても「学ぶ」がなければ、教育にならない。のではないでしょうか。しかし「教える」がなくとも「学ぶ」があれば教育は成立します。「教える→教えられる」関係でなくても、これが教育における主体性です。仕事の現場でも同じです。社会人基礎力は「学びたい」と思わせる点で共通なのです。学びたいと思わせる教育が先だとしたら、行き過ぎた経済効率性ではなく、真似でも自分流でも「いきがい」「やりがい」が社会人基礎力であり「楽しい」が宝物ではないでしょうか。産む産まないの選択をする前からそうである気がします。
毎日、10年後がどうなっているのかを学びたいですね。

悪い習慣は断つ

週活

習慣は「性質」次第で、依存症になります。習慣的に行動し、行動しなければ生活に支障をきたすというなら、すでに依存症なのです。意識している行動は無意識の行動よりやめやすいので、悪い習慣だと感じたら意識してみましょう、悪い習慣はすぐに断つことができます。良い習慣なら断つ必要はありません。周活/週活/終活に変えましょう。

  • 周活・・・・毎日の習慣を毎日繰り返すルーティン(周活)にします
  • 週活・・・・毎日の周活を1週間のルーティン(週活)にします
  • 終活・・・・毎週の週活を一生涯のルーティン(終活)にします

ポジティブなことをイメージして心配しない

エポック社 108ピース ジグソーパズル ミニオンズ Go Dark! ミニオンズ(18.2x25.7cm)

エポック社 108ピース ジグソーパズル ミニオンズ Go Dark! ミニオンズ(18.2×25.7cm)

  • 準備することで自尊心は高くなる。
  • ネガティブ発想に囚われたら、具体的な準備を整える(繰り返すほど準備のプロになる。
  • 準備が万全なら(ほぼ)達成した状況になる
  • 好きな映画はミニオンズ。嫌いな映画は気が沈む作品(時間のムダ)

ネガティブな発想が人生にプラスに作用することがあります。
「準備」するとき、起こりうる障害を羅列して対策をたてるときです。
対策をしても、それでも障害が発生したらどうするかまでプランします。ここまでは標準です。

自分は計画に対して、必ず2段階でネガティブ発想をして対策を準備しました。
するとほとんど障害は発生しなかったです。計画を立てるとき数値目標だけでスッカラカンというヒトもいます。実際にやってみたら、障害発生だらけですぐに立ち行かなくなります。
ポジティブなことをイメージするとは、「きっとうまくいくから準備をきちんとやっておく」まで組み込むことではないでしょうか。

ハッピーイースター

キリストは十字架に磔になって亡くなりましたが、3日後にまた戻ってくとといいました。
そして約束通り3日後に戻ってきました、それを祝うのが復活祭(イースター)です。
人生を想像するのも、決断するのもその人だけに許された自由です。
もしも人生に行き詰まったら、リセット・ボタンを押して一からやり直すことはいつでもできるのです。それまでの「過去」を切り捨てるこヒることができる意思の自由って素晴だということをキリストはみんなに伝えたかったのです。
だから教会のキリスト像は悲しげですが、復活祭のキリストは光り輝いてバリバリに元気です。
ハッピーイースター!

痛みを受け入れる

大谷翔平マンダラ

心身の痛みはつらいものですが、痛みと戦ったり避けずに受け入れましょう。
受け入れなければ痛みは続いて、被害は増すだけです。

何が成功なのか問い直すことも治療薬になります。ほとんどのヒトは間違った教育(洗脳)のせいで、地位、名誉、財産、権力、といった外的な成功をイメージします。一方、内的な成功のイメージは難しく、本人以外に伺い知れないので、価値が値引きされやすくなります。自信がなければ他者に評価を求めてしまうのです。そこにつけこまれてマインドコントロール、詐欺・搾取の対象になりやすい危険があります。防衛手段となるのが「慈悲」です。
「慈悲」とは衆生(しゅじょう)をあわれみ、苦を除き、楽を与えようとする心のことですが、自らが痛みに耐えながら、他者の苦を除き楽を与えるとは至難の技だと考えるのは当然にして、実は思い込みによる思い違いなのです。前提に「自分忘れ」があります。後述する「諸法無我」です。

心身の痛みを楽にすると共に自信を深める行動するトレーニングが、八正道(はっしょうどう)です。ぜひ八正道(はっしょうどう)のマスターをマンダラチャートにして「周活」チャレンジしてください。

  1. 正見(しょうけん)
  2. 正思惟(しょうしゆい)
  3. 正語(しょうご)
  4. 正業(しょうごう)
  5. 正命(しょうみょう)
  6. 正精進(しょうしょうじん)
  7. 正念(しょうねん)
  8. 正定(しょうじょう)
ブッダに学ぶシステム思考「八正道」
100年時代のエクスプローラー期(=自分発見期間)に自分がやりたいことを見つけると、時間が有効に使えて自分の人間力、スキル獲得に集中・継続できます。 「八正道」は「三十七菩堤分法」のひとつです。 「三十七菩堤分法」とは、お釈迦さまが入滅され

お釈迦様は哲学として、一切皆苦、諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、の4つのキーワードで人生の真理を説きました。戦うことも避けることもせずに受け入れるしかないとして対策を説かれたのです。

  • 一切皆苦」とは人生は生きることも死ぬことも思うようにならず、ままならないものだというネガティブではあるけれど、苦しみが生まれる真理を説きました。
  • 諸行無常」とは、すべてはうつり変わるものという意味です。
    人生とは心身というテーマパークであり、
    「諸行無常」とは人気アトラクションのジェットコースターです。
  • 諸法無我」とは、実体としての自分はなく、すべては繋がりの中で変化しているだけの真理にあると考えます。先述した「自分忘れ」のことです。

    これらを正しく理解したうえで、世の中を捉えることができれば、あらゆる現象に一喜一憂することなく心が安定した状態になれる。つまり、苦しみから解放される、とお釈迦さまは説かれています。これが、目指すべき「涅槃寂静」です。「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」とは、仏教がめざしている落ち着いた心境である”さとり”に到達するです。

悟り(さとり)へのプロセスを八正道という学びにまとめられたのです。

 

目標を達成したイメージを描く

ライフスフト

目標は、ひとりひとり違うので、一人ひとりが決めることです。外的な成功と内的な成功がありますが、社会人基礎力を発展的に使った両方の成功が大切になるでしょう。それをまとめると上図になります。ライフプランに具体的な数値を入れると目標になり、達成したイメージも描けます。友だち追加していただくと無料でサポートさせていただけるので、是非そうしてください。

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障害を乗り越える

上の図をやり遂げることが、豊かなライフステージを過ごすことになります。多くのヒトは肝心なときにふさわしい社会人基礎力を発揮して対応したいのですが、いざそのときが来るとうまくできないようです。

最大の原因をリストアップします。

  • 自分が必要なものに漠然としたイメージを持っていない。
  • 漠然としたイメージしかないので具体的な映像をイメージできない
  • 具体的な映像がないので「実現」する方法が全く思い浮かばないうちに老いてしまう
  • 宝くじにあたるような偶然がない限り実現できない
  • たいていの場合、しあわせになるには、少しばかりの努力が必要だ。

これが現実ですが、「現実から目を逸らしている間に老いてしまう」人生を選択している。
つまり思ったように人生はなるようになるのです。この事実を無視しているのはなぜか?
あなたはすでに潜在意識にある人生脚本を演じているからです。その目的はしあわせではなく未解決な問題を認識することにあります。解決を目的にしていないので、無意味だということです。

肝心な状況で思い通りに対応できない原因は、リハーサルが足らないからです。
映画を考えてみてください。彼らが対応できているのは脚本があり、リハーサルをしているからです。でもほとんどのヒトは人生は脚本がなくリハーサルもせずにぶっつけ本番で演じようとします。
せいぜいが受験勉強ではないでしょうか。

たとえば好きなヒトに告白するとしたらどうでしょう?受験勉強ほどリハーサルしたでしょうか?入社試験のリハーサルはどれほどしましたか?リハーサルには数日、数週間、時には数ヶ月かかりますが、やるのです。自然にできるようになれば実行に移す準備ができたことの知らせです。相手の立場を考えてありったけのハートで説得力のある自然な演技をすれば障害は消えます。
もうこれ以上できないというほど徹底的にリハーサルを繰り返せば自然な演技ができるようになります。

つまりマインドフルネスです。対象になりきるのが、習慣になれば、マインドフルネスが日常になります。
 
人生脚本を書き直さない限り「社会人基礎力」は身につきません
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子どもの気持ちを忘れない

子どもの気持ちはマインドフルネスです。成功するために多くの失敗を体験する必要があります。体験こそがマインドフルネスです。体験がマインドフルネスでなかったら何度やっても失敗します。大人が子どもにしてやれることはマインドフルネスな体験を励ましてあげることだけです。
成功か失敗はどうでもいいのです。試行錯誤も含めて、ひたすらマインドフルネスな体験を応援してあげることです。試行錯誤を繰り返す以外に成長する方法はありません。失敗しないのは何も学ばないのと同じなのです。生きている限り、子どもの気持ちで体験しましょう。

歌麿・写楽・北斎と世界的に有名な浮世絵師の人生はその作品以上に面白いですね。ヒトそのものが魅力的だから作品も面白いということなのでしょう。
中でも写楽の絵師として解っているキャリアは一年に届かず正体不明のまま。その写楽を追いかけたと想像される北斎が美人画を50歳代で極めて独特のスタイルに転身「蛸と海女」を経て、世界に名を馳せる「富嶽三十六景」を世に出したのは70歳を超えてからでした。緻密な画風はますます精進して北斎の名を捨てたのは75歳、画風は変身を重ね変わるたびに名前も変え30を超え最晩年の名は画狂老人卍。脳梗塞を病みながら「雷神図」や「波濤図」を描いたのは88歳、神妙の域をめざして、もっとうまくなりたいと死ぬまで格闘を続けて「漁樵問答図」を90歳で描きあげています。はじめて筆をとったのが6歳。享年90歳、死に際に「あと5年生かしてくれ」と自身がめざした高みに到達できなかった無念を言いのこしたそうです。その絵は3万点にのぼり、いまも人気があるというのがすごいですね。人生50年の江戸時代の70〜90歳のことですから、現代に置き換えたら150歳を超えていたのではないでしょうか。

辞世の句「ひと魂で ゆく気散じゃ 夏の原
その意味は、人魂になって夏の原っぱにでも気晴らしに出かけようか。だそうです。
果たせなかった無念さが響きます。

エネルギーを補給する

コルチゾール

ほとんどのヒトはあくせくして生きています、だから自分のこと以外にかまっている余裕がなく全力で生活しています。自力を必要とする自転車で走っているヒトを見ていると「狂気」のようにすら思えてしまいます。することがいっぱいあり、解決しなければならない問題を抱えています。そのうえ他者からどう見られているか、どう思われているかがが気になって仕方がない。だから駅前の商店街が寂れ、ワンストップで購入できる大型店舗が集客します。このような暮らし方はますます強まり、ほぼ全員に共通していますが、何年続けても決して心の平和はありません。
映画『マトリックス』では、人間はコンピュータに支配されており、コンピュータのエネルギー源として培養されていましたが、あれに近いのではないのかとさえ思ってしまいます。

培養される側から培養する側になるには、エネルギーを補給して逆転させなければなりません。
思考から自分を完全に切り離すことです。不便な地域に移住するのも、そのひとつですが、心を穏やかにする時間を作りましょう。人生は自分の選択であることを試すのもいい方法だと思います。

一日が終わった頃にはすっかり使い果たしたエネルギーは日々補給しなければ日に日に目減りします。老いるとはそういうことなのでダウンします。健康を維持し休養をとり、リラックスして必要なホルモンを供給しましょう。

限界を設けない

私たちは自分を過小評価する傾向にあります。
一方、組織に従属するヒトは特に悪気も根拠もなく組織を傘に自己卑下させる方向に誘導します。このためギャップは想像以上に拡大します。そのため人生観、性格、働き方にまで悪影響を及ぼします。そこで事実を適格に見極める能力が必要になります。

自分の使っていない能力に目を向けましょう。たいていは好きか嫌いかです。食わず嫌いということがあるように、根拠もなく苦手意識をもっていないかに注目しましょう。例えば「数字」です。最初に数字と向き合うのは「算数」ですが、低学年の頃、苦手意識もなかったのが、うまく問題が解けない経験などをすると、いつの間にか苦手意識を持ちだすことがあります。その段階で少し努力して熱心に試行錯誤すれば良いものを、それまで試行錯誤することがなかったことが仇になって苦手になるのです。

つまり大した障害などなにもないのですが、それが発端でどんどん避けると試行錯誤が減って苦手になるのです。何ごとにも誰にも限界がありますが、使っていない能力があり、想像以上にその能力は大きいという事実を見逃さないでください。

それに気づくのは試行錯誤を増やすことです。試行錯誤を繰り返す以外に気づくことも、成長する方法はありません。失敗しないのは何も学ばないのと同じなのです。

これも事実ですが、あなたはすでになんでも知っています。知らないフリをしているのは、それについて、試行錯誤したことがないからです。気づくために試行錯誤は必要なのです。嘘だと思ったら試行錯誤してみてください。扉は突然、開くでしょう。

心を込めてコミュニケーションする

4つのライフスタイル

私たちはそれぞれにコミュニケーション・スタイルを持っています。
ヒトを傷つけるスタイルもあれば、ヒトを大切にするスタイルもあります。
コミュニケーション・スタイルは人生脚本と深く結びついていて繰り返し同じスタイルを使うことで人生脚本を現実にします。道理は真理、コミュニケーション・スタイルは人生そのものです。

私はOK・あなたもOKの自他肯定の心のこもったコミュニケーションは、自分も他者も大切にします。つまり自分の人生を大事にするということに留まらず他者の人生も大事にします。自他共に大事にするので、自分が他者を尊敬したお返しのように、自然と尊敬されます。自他肯定のコミュニケーションをするヒトには、実に簡単な仕組みなのです。

実際には数が少ないのは、ほとんどのヒトが執着にまみれているからです。愛着の絆が不安定なために安全基地と呼べる場所がなく、安全を求めてあくせくしているので、混沌とした状態にあり、ますます安全基地を求めてしまい、ヒトのことなどかまっていられないのです。

おまけに混沌に拍車をかけるように、メディアが「これを使えばしあわせになりますよ」と訴えてくるので、それがないから安心できないのだと依存と消費と労働がセットになって押し寄せて、さらにあくせくして、他者を自分が望む方向に変えようとします。しかし自分が変えられるのは自分だけなのです。

道具も情報も少なかった時代に比べますます不幸にしか映らないのはなぜでしょう。自分のことに時間を割きすぎて心のこもったコミュニケーションができなくなっているからです。「自分を忘れて」ありったけの心を使ってコミュニケーションしてください。相手の長所に目を向けて、慈悲・自利利他の心で接しましょう。心のこもったコミュニケーションはしあわせを運んできてくれます。

自分を愛する

ライフステージ

自分を愛するとは、具体的にいえば豊かなライフステージを送ることです。それには外的な成功と内的な成功の両方が欠かせません。

バランスが取れているかどうか判断するのが「執着のあり方」です。三毒、六大煩悩と呼ばれているものは害はあっても徳にはなりません。

執着から離れる手段が、「自分忘れ」です。実体としての自分はないのだから、自分を忘れましょうというのがゲンキポリタンの呼びかけです。執着によってゲンキポリタンになれないのは悲しいことです。ゲンキポリタンになればマインドフルネスな状態になるので、自然に「自分忘れ」ができます。

具体的な事例として大谷翔平さん、イチローさんを挙げましょう。彼らは好きなことに没入することで、マインドフルネスな状態で生きたので驚くような資産家になりました。ご存知のように、どうしたら夢を実現できるのかという一点に打ち込むために阻害要因をすべてクリアすることで味方に変えたのです。

三毒、六大煩悩に拘らず、障害すら味方にすることで、外的な成功と内的な成功の両方を実現したのです。ほとんどのヒトは三毒、六大煩悩をクリアしようとしてミイラ取りがミイラになっています。

まとめ

人生はプロセスだから、成功か失敗かはどうでもいいのです。試行錯誤も含めて、ひたすらマインドフルネスな体験を応援して、自らも実践することです。試行錯誤を繰り返す以外に成長する方法はありません。失敗しないのは何も学ばないのと同じなのです。

エンドレスにハッピーであるために、生きている限り、子どもの気持ちで体験しましょう。

ところが、これに対抗するのが潜在意識にある人生脚本です。これは顕在意識にある人生脚本より強力です。しかし意識している行動は無意識の行動よりやめやすい特長があることを活かせば対抗できます。厄介な点は潜在意識にある人生脚本は目的がないので、対抗する意識が曖昧だと負けてしまうことです。幸いなことに、試行錯誤には目的があります。もっともっと成功に向かって試行錯誤すれば克服できます。

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