清掃はゴエス(5S)。
つまり①整理(Seiri)、②整頓(Seiton)、③清掃(Seisou)、④清潔(Seiketsu)、⑤習慣(Shuhkan)の③と④です。ゴエス(5S)は⑤習慣に辿りついて龍のように天に向かって慈悲の精神を掴んで、200年時代の自由で豊かなライフシフトを具現化して、エンドレスにワンダフルに200年婚を育みます。
パートナーシップで目標を達成する200年安心な暮らし『お粥さんプロジェクト』にようこそ!
周活・週活・終活。すべてのルーティンの基準は、7つの関係にあります。
7つの関係にある「戒律の基準」を順番に紐解きます。
戒律とは、自分で定めたルール、自己規定です。
最初は、自分が護りたいと思う基準より少し低めがいいようです。
長いつきあいなので、徐々にレベルをあげてもいいでしょう。
すべてのルーティンの柱になる「7つのマイ・スタンダード」
周活・週活・終活。すべてのルーティンの基準は、7つの関係にあります。
- 時間と関係
(無理にない時間割ができていないと失敗して、自分を責めて終わりになります) - いのちとの関係
- ヒトとの関係
- モノとの関係
- 食事・食べ物との関係(一般篇・睡眠篇)
- 身体との関係(睡眠篇・呼吸篇・自律神経篇)
- お金との関係
マイ・スタンダードを戒律にすることで、戒律の道を辿ればあるべき場所に着きます。
ゴエス(5S)とは、①整理(Seiri)、②整頓(Seiton)、③清掃(Seisou)、④清潔(Seiketsu)、⑤習慣(Shuhkan)5つの頭文字です。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』では王子さまは一本のバラに悩み、自身のあり方を見つけに旅に出ます。
禅の教科書『十牛図』では、逃げた牛(自分)を探して牧人が旅に出ます。
一本のバラとのあり方を探す王子さま、逃げた牛(自分)を探す牧人は、見かけは違いますが、『星の王子さま』も、『十牛図』もコンセプトは同じ、真実の自分を探しに旅に出て、真実の自分に出会うまでの物語です。四苦八苦の問題を解決するために修行したお釈迦さまの姿に重なります。
7つのマイ・スタンダードは、自分を知ることになります。
7つのマイ・スタンダードを「原因と目的」で整理する
たとえば、たくさんのモノと自分の関係と向き合うことで自分の本質が見えてきます。
それを一切省いて、モノを捨てまくって、ああ、モノが減ってスッキリしたとはならないのです。
モノを捨てるには<供養>必要です。<供養>するには、関係性の見直しは避けて通れません。
- 時間割(無理にない時間割ができていないと失敗して、自分を責めて終わりになります)
- いのちとの関係
- ヒトとの関係
- モノとの関係
- 食事・食べ物との関係
- 身体との関係
- お金との関係
ヒトのすべての行動には理由があります。縁起です。原因が同じでも結果が違うのは、縁に目的の違いがあるからです。原因はあるけど目的がなければ被支配的になります。主体的であろうとすれば目的が必要です。「なるようになる」とは、主体性の放棄ではなく、主体性は手の中にあるものです。
原因論では<従属的>で、次のように人間関係に直すと<従順な子ども>の役割をしていることになります。
- 過去の原因が現在を支配する
- 意志の関与は少ない
- 環境の被害者・犠牲者
- 本人の勇気をくじく
目的論で考えると以下のように<主体的>です。<自由で無邪気な子どもの心>に繋がります。
- 未来の目的が現在を規定する
- 意思が重要になり意思が問われる
- 創造的な当事者意識が支配
- 本人に勇気づけを与える
原因と目的は、<従属性(従順な子ども)>と<主体性(自由で無邪気な子どもの心)>というように一見、正反対ですが、必ずしもそうとはいえません。
煩悩製造システム
6世紀半ば、「西遊記」でおなじみの三蔵法師玄奘(げんじょう)は、大乗仏教のひとつ、唯識派の経典を授かるのを目的にインドに旅立ちます。苦難の旅をして、経典657部や仏像などを持って帰還。以後、翻訳作業で従来の誤りを正し、法相宗の開祖となります。
唯識の教えでは、個人にとってのあらゆる諸存在が、唯(ただ)、8種類の識によって成り立っているというもので顕在意識にあるものが5種の感覚(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と意識の6識。さらに潜在意識にある2層の無意識(末那識と阿頼耶識)です。
2層の無意識のうち阿頼耶識はすべての記憶を溜め込んでいるのでポジティブな記憶を引き出せると効果的に働きます。ポジティブな記憶を引き出すには、ライフスタイルが肯定的であることが条件です。それには「愛着の絆」が重要な役割を担いますので、成育期の序盤(〜1.5歳)に強くしておく必要があります。
潜在意識にある2層の無意識が、顕在意識に結びつき、ふたたび潜在意識の潜り込み、2層の無意識は強化され、ループが止まらないとどんどん煩悩は強くなります。
ライフスタイルを塗り替えろ
ヒトは、図のようなライフスタイルのいずれかを持っていますが、これが原因となって人間関係の構えになっています。このうち、「わたしはOK,あなたもOK」のスタイルだと自他肯定なので、ヒトを傷つけることもなく、円満な人間関係を築けるので、人生脚本も穏やかです。逆に「わたしはNO、あなたもNO」だと自他否定で自分や他者を傷つける可能性が非常に高くなり、危険な人生脚本を内側に描く可能性が高くなります。
いわゆるモチベーションは、外的要因、たとえばインセンティブによる刺激も大きいですが、内的要因、自己マスタリー(熟練度)からの希求による刺激は、さらに高い動機づけが期待できます。
ところが、ライフスタイル(人間関係の構え)とモチベーションは必ずしも一致しません。ライフスタイルが「わたしはNO、あなたもNO」であっても、高い自己マスタリーを持つことは可能なのです。熟練度を上げていくことはできます。
モチベーション4つの要因と10のステップ
モチベーションには、4つの要素、情熱(自己マスタリー)・使命感・想い・決断が必要ですが、上の図のように出会いにはじまり、歓迎され、触発されることで、どんどん、想い(ビジョン)が強くなり、情熱(自己マスタリー)に火がつくことで、龍の如く、モチベーションが高くなり、使命感が強くなり、決断するに至って分かち合う喜びを体験することで、自身が他者にリーダーシップを発揮して、人生脚本を書き直すに至ることも期待できるのです。従属的であったヒトが、触発〜感謝の行程で、何かをきっかけに主体的にかわることが少なくありません。
たとえばパートナー、<女房>であったり、<相棒>であったり、局面で立場に違いはありますが、パートナーの存在は大きく、良きパートナーに恵まれることは幸運です。
この幸運を引き寄せるのが、清掃です。清掃とは「戒律の塊」です。
禅寺の修行からも判断できますが、寺の規定に沿って暮らすことを修行と呼んでいて、仏教については自ら学ぶしかないのです。寺は学ぶ環境(坐禅・作務)を用意してくれているだけで、学ぶのは本人次第です。とは、いうものの24時間のすべてに戒律があります。戒律の道を辿れば自ずとあるべき場所に出ます。
7つの関係に戒律を
7つの関係に戒律を定める目的は、ライフスタイルを書き替えることにあります。
- 時間との関係
- いのちとの関係
- ヒトとの関係
- モノとの関係
- 食事・食べ物との関係
- 身体との関係
- お金との関係
パートナーシップで目標を達成しよう
パートナーシップで達成するワークライフバランス。
週4日勤務を実現する違いのある違う人の「お粥さんプロジェクト」
- もともとのいのちが歓ぶように
- ストレスのない暮らしをするために
- 毎日が自分らしく
- 自分であるために
- モノを少なくして
- 整理整頓を簡素化する
- 夜には片づけて
- 朝は最小限のモノで迎え
- お粥さんで毎日の日課を整え
- 無駄を最小限にして
- 衣食住、情報から生じるストレスを最小限にする暮らし方を励行
- 頭の中の「やりかけの仕事」を全部書き出して意議的に把握・実行
- 呼吸を整え
- 200年愛しても愛し足らない200年婚を愉しみ
- ライフシフトの準備を整え
- ライフプランを実践して
- エンドレスにワンダフルなあり方を子育てに反映する
これまでの『お粥さんプロジェクト』
『お粥さんプロジェクト』は、無邪気で自由な子どもに帰って、好きなことからはじなおす遊びです。「分かち愛(200年婚)」をライフスタイルに、自由で豊かなライフシフトを実現するひとりひとりのプロジェクトです。
お粥さんプロジェクト・200年時代のゴールドラッシュ・200年婚
「これまでの記事を順番に沿って整理しましたので、参考にしてください。
▼①200年時代のゴールドラッシュは金融資産だけではありません。豊かで自由な200年にするのは「無形資産(生産性資産・活力資産・変身資産・パートナー資産)」。パートナーとの200年婚にも注目です。そしてなにより「呼吸」です。
▼②呼吸の重要性をご説明。200年ライフを健康(活力資産)に過ごすのはもちろん、主体的に過ごす原動力になり、結果的に無形資産・金融資産を豊かにします。自由なライフシフトを実現したい!
▼③200年時代は、もう始まっていて、120歳まで現役で働くためにフリーターになったという方が主体的に増加しています。既成概念を自ら打ち破るのが二極化パラダイスの原動力です。年齢に関係なく人生を遊べるヒト、遊べないないヒトになってきています。
▼④200年婚には、2つのタイプがあります。傷つく失った愛着の絆を再生して、さらに自分を育て直しうるタイプの200年婚もあります。「愛着の絆」の再生は、時間がかかりますが分かち愛で「お粥さんプロジェクト」を成功の導き、エンドレスにワンダフルな人生を約束します。どちらの200年婚も「ありがとう」が響くでしょう。
▼⑤男性が読んだら、結婚を選ぶ人はいなくなると思います。しかし、それでもやる価値があると感じた人は選ぶでしょう。「面倒なコトは楽しい」と言えるようになるからです。この心理は、すべてのことに通じているからで、「200年婚は「し合わせ」の宝庫」だと気づくでしょう。
▼⑥人間の心は生まれながら本来清浄であるが、たまたま偶発的に外からとりついた塵のごとき煩悩によって染められ、汚されています。「自性清浄心、客塵煩悩染」「煩悩即菩提」毎朝のトイレ清掃がロックンロール!
▼⑦200年婚でエンドレスに面倒なコトが楽しい暮らし。200婚は超過激ワンダフル。「あなたを応援したいから結婚してくれ!」と心から叫ぶ200年婚ってすてきですね。クレイジーな愛があればライフシフトのためのスキルアップも楽しく、掃除・洗濯・子育て。。。なんでもシェア、分かち愛を生きる歓びで爆走します。面倒なコトが楽しいんだ!
▼⑧「私はOK、あなたもOK」のライフスタイルを持ったパートナーを選びましょう。或いは潜在能力を持ったヒトを選んでください。これからの人生200年は、他のスタイルを持ったヒトとは暮らせません。愛するとは、自分より重要な存在を生きることと思います。
そのヒトになりきることです。ブッダが教えてくれた純愛です。
▼⑨愛するとは自分より大事な存在を護るコト。
たくさんのモノを護るのは大切なモノを護れなく原因になります。
Less is More・・・・わずかなモノで暮らすコトが護りやすくします。
そして必要を最高に。
▼⑩モノを所有した目的を観察しましょう。観察には「原因論」と「目的論」があります。原因論では<従属的>で、次のように人間関係に直すと<従順な子ども>の役割をしていることになります。目的論で考えると<主体的>です。<自由で無邪気な子どもの心>に繋がります。人生は全力の遊びでないとモノまみれになり、不幸になります。
コメント