こんにちは、人生100年時代のマインドフルネスなファイナンシャルプランナー、ルーティンワーカーなゲンキポリタンです。
貯蓄型金融商品で説明できなかった、合同運用指定金銭信託(一般口)の説明をします。
いつも「現在」は「分岐点」にあります。誰もが下の図のどこかに必ずいます。
大事なことは、お金でも、人生脚本でもなく、この波のどこかにあなたが立っていて、ライフプランをマッチングさせると、エンドレスにワンダフルになれるということです。
現在と分岐点をマッチングさせる技術を学習するのがこのサイトです。
さて、信託銀行の主たる商品に「合同運用指定金銭信託(一般口)」と「実績配当型金銭信託」・・・2つの代表的な金銭信託があります。この違いをご説明します。
忘れないでくださいね、利回りと金利や貯蓄型金融商品でお話したように、お金持ちとそうでない人の思考力や行動力の違いはほんのわずかな違いです。お金には増やし方があります。
合同運用指定金銭信託(一般口)
合同運用指定金銭信託(一般口)というのは、運用の方法が同じである複数の信託された金銭を合同して運用するものです。
運用方法については、ある程度の範囲を決めて、具体的な運用の判断は信託銀行等に任せてしまいます。
信託とは、信用して委託することです。
特に、他人に一定の目的で財産の管理や処分をさせる意味で金融の世界で主に使われています。
合同運用指定金銭信託(一般口)の使い方
例えば、Aさんが信託銀行等と契約したA金銭信託、Bさんが信託銀行等と契約したB金銭信託、Cさんが信託銀行等と契約したC金銭信託の運用方法が同じ場合には、信託された金銭を合同して運用します。
安定的に収益を確保することを目的とした運用を行い、信託の終了の時に元本に損失が生じた場合には、信託銀行等の受託者が元本を補てんするという契約が付いています。
実績配当型金銭信託
一方の実績配当型金銭信託は、収益性をより意識した運用を行い、運用実績に応じた配当がされるのが特長です。
仮に、信託終了の時に元本に損失が生じている場合でも、それが運用の実績なので元本補てんはされません。
高めの配当を求めると、それなりのリスクもあるというわけね。
そうです。なので合同運用指定金銭信託の仕組みは、遺言代用信託や教育資金贈与信託、結婚・子育て支援信託にも使われています。
これらの商品の多くは元本補てん契約が付されているものも多いからです。
ただし、信託銀行によって取扱いは異なるので、よくよく確認しないと個人の事情とミスマッチが起こるので注意してくださいね。
金融はメリットもあればデメリットもあります。これも基本中の基本なので、思考回路にしっかり組み込みましょう。
金銭信託
「金銭信託」は、個人・法人が信託銀行等に金銭を信託し、信託銀行等がその金銭を管理・運用する信託商品です。
2つの金銭信託の違い
このうち、合同運用指定金銭信託とは、運用の方法が同じである複数の信託された金銭を合同して運用するもので、その運用方法をある程度定めて、具体的な運用の判断は信託銀行等に任せます。
実績配当型金銭信託とは、仕組みは合同運用指定金銭信託と同じですが、運用実績に応じて収益金が支払われます。
合同運用指定金銭信託(一般口)は、安定的に収益を確保することを目的とした運用を行い、仮に、信託の終了の時に元本に損失が生じた場合には、信託銀行等の受託者が元本を補てんするという契約が付いています。
これに対して、実績配当型金銭信託は、収益性をより意識した運用を行い、運用実績に応じた配当がされます。
仮に、信託終了の時に元本に損失が生じている場合でも、それが運用実績なので元本補てんはされません。ご注意よろしくお願いします。
まとめ
すべてのこと(結果)には必ず原因があります。
リスクの原因には、「分岐点」があります。自分が波を見極めることが必要というわけです。この波を見極めるには、波への関心がないとできません。つまり思考回路を創るという作業です。
世界中を恐怖のどん底に叩き込んでいるコロナウイルス、自然災害を生きるにはシステムの変更で対抗するしかありません。私たちはシステムの変更する分岐点のど真ん中にいます。一旦収束の方向に向かった途端、ウイルスがぶり返す現在、あなたの耳にウイルスの言葉が聞こえますか?
お金持ちとそうでない人の思考力や行動力の違いはほんのわずかな違いというのは思考回路があるかないか、働いているか働いていないかの差が原因です。
現在と分岐点をマッチングさせる技術を身につけるために、瑞々しい思考回路を創って行きましょう。
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