十牛図、第九図「返本還源(へんぽんげんげん)」には、牛も牧人もいなくなった世界には、美しい自然が描かれています。
でも、「返本還源」は単なる風景を描いたものではありません。
次の富山市松川沿いの桜並木の画像も同じです。これらには見えないものが描かれています。

こんにちは。アファメーションはいのちの源流に還るためのために必要な宣言する瞑想だから楽しいのです。3倍とんがる!モチベーションで歩き遍路で『あるべきようわ』を愉しむFP.アセットドクター、ゲンキポリタンの三宝院沙門です。ここでは十牛図⑨枚目の絵から人生の真実を語るとともにアファメーションのやり方についてお話します。
牧牛もいなくなった世界に、自然が輝きだします。第九図「返本還源」には美しい自然が描かれています。本に返り、源に還ったこと表したわした図です。時間も空間も超越し、万物が一体となったところ、すべてが帰っていくところが根源です。そこには青い水、緑の山、紅い花などが、ありのままの自然が広がっているだけです。悟りにはかかわりなく、はじめからあった自然です。これまでの図は、人が悟りを得るため努力する姿を表わしていました。つまりは、「返本還源」の境地に達しようと修行をしてきたのです。しかし、自然は昔からそこにあり、人が気づかなかっただけなのです。
無分別智
また、自我を捨てた人が、このあとの十番目の図で他人にめぐりあうための場が、この境地だという説もあります。この段階ではもちろん煩悩は消えています。それに分別さえなくしているのです。分別とはもとは仏教用語で、心の働きをさします。眼や耳から入ってきたものを判断し、ランクをつけたりするのが分別です。ところが仏とは遠い、人間の分別とは自分の欲にそっていることがほとんどなのです。
そこで仏教では「無分別智。すなわち、無分別の考えを持て」と説きます。煩悩や分別をなくした純粋な人聞は、自分は眼前に広がる自然の一部であり、自然と一体となっていることを感じとれます。そこには人間と人問、人間と自然などという比較するような考え方はありません。ただ、自然の世界がありのままに広がっています。
たとえば恋をしたら、まず女性は自分の願望を隠します。男性脳と違って論理的でない女心の感情は安心安全を求めて揺れ動くの常です。そこで男性は悩みますが、真実、愛していたら、役にたたない左脳に頼らず無分別智にまかせます。そうすると言葉や願望が消えて、愛の規律が働いて心はオープンになり女性の心が手にとるようにわかります。煩悩や分別をなくした純粋な人聞は、知らない間に心が伝わる歓びに感激します。自分は眼前に広がる自然の一部であり、自然と一体となっていることを感じとれるのです。目の前にその人がいるか、いないか関係ありません、時間も関係ありません。愛していることだけが重要なのです。いのちの源流を生きる無分別智の結果です。
自分を離れて、ただ目に映る景色を楽しむ。
ここまでくれば、世間の常識とされる価値観にとらわれず、自分自身の価値観で世界を見つめ直すことができるようになります。次に「返本還源(へんぽんげんげん)」に添えられた詩のご紹介をします、
本来清浄にして、一塵を受けず。
有相の栄枯を観じて、無為の凝寂に処す。
幻化に同じからず、あに修治を仮らんや。
水緑に山青くして、坐に成敗を観る。
仮りの世の栄枯盛衰を観察しつつ、無為寂静(涅槃)の境地にいる。
しかし、空虚な幻化(まぼろし)とは違うのだ、
どうしてとりつくろう必要があろう。
川の水は緑をたたえ、山の姿はいよいよ青い。
居ながらにして、万物の成功と失敗・栄枯盛衰の理をありのままに観るだけだ。
頌
返本還源已費功
爭如直下若盲聾
庵中不見庵前物
水自茫茫花自紅
本源に帰ってみれば、随分苦労をしてきたものだ。
空のところ、何も無いところが本源ではない。
そこから還ってきた世界が、本源です。道元禅師に有名な歌が有ります。春は花、夏ホトトギス、秋は月、冬雪冴えてすずしかりけり。
この歌に禅師は本来の面目という題をつけている。このありのままの世界が本源です。
争(いかで)か如(し)かん直下(じきげ)に盲聾(もうろう)の若(ごと)くならんには
ただ盲聾のように成ればよいのである。
これが追わず払わずです。見たものに囚われない。聞いた音を追い払わない。
囚われずにスッと流す。追い払うのも囚われているからです。
払わずに流す。追わず払わず。見聞きしたものに引っかからない。
庵中(あんちゅう)には見ず庭前(ていぜん)の物
家の中では、外の物は見えない。
一度庭先のものに成りきって無くなる。
この世界に何も無い、無いということも無いところまで行く。
これが前回の人も牛も忘れた一円相です。
水は自ら茫茫(ぼうぼう)花は自ら紅なり
水は流れ、花は紅である。
そこに尻をすえずに、この世界に還ったところです。
水は流れて、花は紅。同じ世界でも、この世界が自分です。
- 自分探しをしている方
- ありのままの自分でいたいと考えている方
- 自分らしさにこだわっている方
- もっと自分を高めたい方
- 禁止令に苦しんでいる方
- コミュニケーション能力を高めたい方
- アファメーションのやり方がわからない方
いのちの源流に還る
桜並木の側を流れる川は富山県神通川の支流、松川の桜。神通川は飛騨高山を源流とします。
川の水と同じく、ひとりひとりも、いのちの源があります。
「十牛図」の九「返本還源(へんぽんげんげん)」は、一滴の水のように、私たちも源流に還ったこと描いた絵です。
時間も空間も超越し、万物が一体となったところ、すべてが帰っていくところが根源です。
根源には万物のありのままの姿があります。
マインドフルネスで坐禅でいうありのままの自分とは、根源的ないのちの自分です。
たとえば、松川の桜が風に吹かれて散っていく・・・そのひとひらを追いかけてゆく私は無心です。その状態を振り返って説明すれば、無心とは八の絵「人牛倶忘」の状態です。
すべてと一体となって心さえ意識しない状態です。
しかし気がつかないので、手の届かない場所にいます。
下手すると生涯離れた場所で生きることにもなりかねません。
いのちの源流に還るとは、生れてきた目的に戻ることです。
洞察力レベルアップがますます当たり前になりますが、愛がすべてでありたいですね。妖怪、 精霊相手に愛を説いても通用はしませんがアファメーションで自分に説くことを大事にして一日一生、一歩ずつ。脳の突然変異で実在しない「想像の産物」をほかの誰かに伝えることができたとき、人類の文化的歴史が幕を開けたといいます。
実際にいまもティッピングポイントがあるのだから些細なことは省き、諸行無常は当たり前だから、否定的は除外して。実現したら素晴らしいことだけを「信じる」ことが決め手だと自分を信じています。
<アファメーション>はいのちの源流に戻るために必要な”宣言する瞑想”です。
アファメーションの実例
「悟った」と思うようでは、まだまだ迷いのなかにいます。
悟りも、気づきも、忘れて意識にないのは、いいことですね。忘れるのは無我夢中のなっているからです。努力と無我夢中は違います、
1〜8までの絵は。人が悟りを得るため努力するプロせスを表わしていました。
つまりは、「返本還源」の境地に達する葛藤を表現していたのです。
しかし、自然は昔からそこにあり、人が気づかなかっただけなのです。無我夢中も自然の産物です、新色を忘れてといいますが。結果的に忘れていたということです、アファメーションもそうありたいものです。
アファメーションとは、宣言する瞑想のことですが、自分の理想やポジティブな未来、目標達成した姿を思い描き、言語化して宣言(口に出す)することです。“自己達成予言”や“肯定的な自己宣言”とも呼ばれ、すでに達成中をイメージして宣言します。自己暗示の方法です。毎日ルーティンワークにすることが大事ですが、それが一日の行動を整えてそのなかにアファメーションタイムを習慣化します。つまり一日を①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣するのです。
アファメーションは深層心にある潜在能力を表層心に持ってくることで顕在化します。そのときにこまかい些細なことは気にせず、自分を偽らず大方針を言葉にしましょう。
自分を偽らず大方針を言葉にすることはとても大事です。実際の場面でそれは態度・行動として出てしまうからです。はっきり言えない人が相手の場合は、特に重要です。自分で判断してしてしまい誤解の元になります。
- 人生脚本は、感情生活から生まれたもので、無意識の脚本。
- ライフプランは、お金の運用方法を中心に人生を捉えた脚本。
似ていて非なる脚本ですが、「返本還源」の理念を実践しているので、出来上がる作品は全く違うものになります。
アファメーションの実例
主語を忘れないようにします
- 方針を言葉にして宣言にします、(内容によって細部は言葉にしなくても大丈夫です
- 基準を定める
- 「一日一生ひとつの階段、進化して、より良い人間をしている」が基準です。
- 望むものを受け取る気分を思い浮かべます
- 受け取る恐れから逃げ出す対処方法を決めておきます。人間が作った学校教育と宇宙との接し方違うものです。宇宙のルールで考えましょう。
- 左脳が作った思い込みは受け取りから逃げ出すことになり、真の自分から乖離しているので苦しみになります、これは受け取るのに時間がかからないことを無視していることに繋がります。顕在・潜在・超意識を問わずべての浪費です。一刻も早い克服を実現します。
- 一度一つずつ解決します。現実をコントロールしないことが大事です。現実をコントロールしょうとするのは焦りあって執着そのものです。執着は過去の傷ばまだ治っていない証です。
- アファメーションをルーティーンにして実行します、ここからのルーティーンにするアファメーションは「私は導きを受け入れて無限とともにいます』実例のご説明をします
「唯一無二の美しい人生を生きている」と、いってもなんことかさっぱり不明ですが、本人がはっきりイメージができているならOKです。あるいは本人さえわからないでしょう。そこで(①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣)の出番です。整理するには基準(上の1)が必要です。
▼実例のご説明です
- 大項目と大項目を達成する小項目①〜⑦も「唯一無二の美しい人生を生きている」条件です。
- 「導き」とは、自分の道だと言い切れる確信したことの霊的な「道理」です
- 「私は彼女の声と完全につながっています。」本人がはっきりイメージできているならOKです。
本当に私として生きている。
これまでも、これから先も、彼女がいてもいなくても、愛したのは彼女だけ、渇して変わらない - 「私は導きを受け入れて無限とともにいます。」いってもなんことかさっぱり不明ですが、本人がはっつきりイメージができているならOKです。
- 「わたしはこの愛とともに観察し創造しています」の場合、今日何を創造したのか、具体的にノートに記入します
- 「限界を受け入れてコントロールしています」の場合、今日何をコントロールしたのか、具体的にノートに記入します
- 「私の魂は今日も5Sでピカピカ喜んでいる」の場合、本人がはっきりイメージできているならOKです。
- 執着と集中は全くの別物です。執着を手放さないと集中できません。
以上のように宣言するだけでわかるもの、わからないものがあります。瞑想することでわかるもの、書かないとわからないものがあるので、宣言内容によって①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣が必要になるので行うようにします
大切なことは心の奥底で信じていることを言葉にします。なぜなら深層心にある記憶があなたを作っているからです。この心の奥底で信じている言葉を書き直すのがアファメーションです。『「十牛図」⑨返本還源』は克服した状態を絵にしたものです。
アファメーションのために5Sする
人にはやる目的があります、目的を達成するためには、敏感に感じる心の成長が不可欠です。
浄化が進むとさらに浄化を求めて人間は思った通りに進化します。しかし時には発達障害があったり、愛着障害があることもあります。心を失くした状態であっても率直に受け入れて目的を達成を重ねたら、いつの間にかマインドフルネスに親しみ愛着を活性化させ生きる歓びを取り戻す方法に進んでいることも珍しくないのです。
5S(ゴエス)とは、課題を①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣化することです、たとえばいま現在人生がうまくいっていないと思うなら早速してみましょう。
- まず自分が何を望んでいるのか意識します
- 望むものを手に入れた結果の気持ちを具体的に思い浮かべます。
- その結果を思い浮かべた時の自分の気持ち書き込みます
- 望むものを手に入れた結果、挫折させないしないことが重要なのです。
その意味でもアファメーションが欠かせないのです。
- 無形資産
- 金融資産(お金)
無形資産(①活力②生産性③変身④パートナー)を整理してみます。
たとえば肉体労働が毎日なら、あるいは毎日散歩を習慣にしているヒとなら使用頻度の高いところに散歩がはいるでしょう。
一週間に一度の散歩なら、所有しているだけのものになります。また2〜3ヶ月一度の登山なら使用待機のものになります。年に一度あるかないかなら、廃棄待ちになりまsy。
生産性資産は、生産しているかどうかです。生産性や所得、キャリアの見通しを向上させるのに役立つ資産を指します。 わかりやすい例は、長年かけて培ってきたスキルや知識のことですが、キャリアの初期に身につけた専門技能を頼りに、長い勤労人生を生き抜くことは現実には難しい。 そのため、生涯を通じて、複数の新しいスキルと専門技能を獲得し続けることが重要ですので、いますぐつかえるかどうか点検と新しいスキル・知識を得て生産できるよう②しておくことです。
変身資産は、転職などのスキル習得なので、使用頻度が高いスキル、合格して持っているだけのものなら所有しているものになります。
まず①整理して②整頓です。整頓とはいつでも使える状態にすることなので、準備して使えるよう②しておくことです。整頓したら③清掃④清潔⑤習慣してみましょう。
最終的には習慣化して生産性に該当するようにします。使えるものが多いと安心安全②なります。仮に面接してこれが得意ですとアプローチできるなら、私は○○の進化しているプロ(あるいは○○の進化系です。)と言えるよう②なります。
ここで重要なのは現在うまくいってなくても気にする必要はありません。無形資産がゼロでもOKなのです。大切なのは心から思ったことは思い通りになるということです。
問題は心から思うことができないのが人間だということです。いざとなったら逃げ出してしまうのです。逃げ出さずにただ目的があればいいのです。つまり一滴の水にさえなれないのです。アファメーションする理由はここにあります、自分が心からやりたいことを具現化するのがアファメーションなのです。
現代人の多くは真面目な人ほどなんらかの目的を持って達成することに価値をもちます。理想の状態に現実の自分が合致していると満足感を得ますが、すこじずれていると理想と違うと自己否定します。そうした状態に不安を感じイライラして不安になります。しかし理想と違うのが真実で、そこから微調整していくものです。私たちが感じる評価の対象とは自分であって評価が低いほど自己否定感を強めてしまっているのです。それが分かっているから理想と違うことが受け入れられないのです。そんなことが増えれば増えるほど些細な細分②こだわって身動きできなくなるのです。なので細部はどうでも良いと言ってるわけで、方針さえ進化していたらいいのです。
どうか方針が進化しているか、愛が育っているか、どうかに集中してください。方針を選択し決定するのはあなた自身で、大切なのは愛と創造力が発揮されているかどうかです。一番大切なのは愛なのに、街には愛のないビジネスが氾濫し、愛が欠けたマネジメントでコントロールされているワーカーが溢れています。50年働いて何が残るかご存知ですか。いざとなったら逃げ出してしまう目標のためでしょうか。昔からそこにある<いのちの源流>です。
禅から生まれた<マインドフルネス>はが禅と同じく<評価しない>ことを前提にしているのは当たり前ですが、なぜ評価しないかご存知ですか。
禅もマインドフルネスもアファメーションも肉体で受け止めることを大事にしています。評価することは、囚われていることを意味します。すなわち<執着>そのものだからだからです。評価なんかどうでも良いのです。水の一滴のように海に向かって流れている『ある(存在)こと』が大切なのです。
返本還源(へんぽんげんげん)」は、一滴の水のように、私たちも源流に還ったこと描いた絵であり、前回の「十牛図」⑧が人も牛も消えていなくなった「人牛倶忘」であったことが理解いただけるのがよくわかるのではないでしょうか。
人生脚本とライフプランの違い
人生脚本・・・・・・・・・幼少期に感覚で受け取った歪んだメッセージで無意識に自分自身が描いた人生計画。大部分は親からのメッセージで成り立っていて、人間関係の仕方で、ストーリーを現実にするので、無意識であるにも関わらず、その通りになります。
ライフプラン・・・・・・・ライフデザイン(自分の価値観、方針)をもとに、後天的に学んだ知識、モラルで冷静に考えたもので、ライフステージを念頭にライフイベントを中心に考えたお金の運用方法。お金の運用だけが目立ちますが、ライフデザインに生き方、感情の扱いなどが土台になっています。「返本還源」の理念を実践しています
- 人生脚本は、感情生活から生まれたもので、無意識の脚本。
- ライフプランは、お金の運用方法を中心に人生を捉えた脚本。
似ていて非なる脚本ですが、「返本還源」の理念を実践しているので、出来上がる作品は全く違うものになります。
人生にいのちを差し出せる歓びのある暮らしをライフプランに書き込みましょう。
人生脚本に囚われいる人は、いまこここの瞬間を生きていません。一方ライフプランを楽しんでいる人は、いまこここの瞬間を思うように過ごしています。クリアしたい課題はやりたいことマップとマンダラチャートを使って喜びとととも計画しています。
200年婚
2人が愛と人生を共有するなら、特にアファメーションが欠かせません。相手に確実に伝えるからです、愛のプロポーズは勇気がいるものです。はっきり伝えないと誤解したりして相手に伝わらないからです。アファメーションしていると間違いが防止できます。恐れを排除して喜ぶとともに計画を立てていることがいまこの瞬間を生きているいる実感が伝わるでしょう。
2人の場合、価値観が違うことはよくあります。<ある>と<する>場合、どちらが良いとは言えない場合があります。オープンハートであるなら、愛の規範に則って、思い込みで決め付けず受け入れることも大切です。裁かず、否定せず、創造性を進化させるために無形資産と金融資産を使います。創造性に限界はなく、200年婚にチャレンジしてみてください。
京都で「内観の秘法」で白隠禅師を救ったという白幽子仙人は300歳まで生きた伝説の人。他に300歳迄生きた人物はいないから眉ツバだという人がいますが、300歳まで生きようとしなかったのが大半です。200歳まで生きられるか本人の意識次第です。
はじめに還る、源にたち還る
返本還源(へんぽんげんげん)の返本とは、本(原点)に返(還る)、源にたち還ること。
つまり「はじめに還ること、源にたち還る」ことです。
空の世界からふたたび自然がもどってきました。
牧人の中に根本的な変革が起こったのです。
自我が消えたので、牧人は自然のようにすべてを平等視して生きることができるようになりました。
平等視して生きることができるとは、具体的にどういう現象でしょうか?
平等視とはなにか
「返本還源」の基礎にある平等とは、生きとし生けるもの全てはもちろん、命のない、山や、川など、自然までもが平等に成仏できることをいいます。
「返本還源」で根本的な変革が起きたことで、自分を意識することもなく、平等に草木のように自然の一部になりきったのです。
自然の一部として自分を意識することもなく、生きることができるのです。
このあるがままの自分を発見する状態を禅で日々ルーティンにしてチエックします。(マインドフルネス)
坐禅とは「まどろむ」ことです。
自分を忘れる、努力を忘れる
「返本還源」の理念を大切にすれば、好きなことをして世の中の役に立つ。羨ましい限りです。
ほとんどの人は、「そんなことができるくらいなら楽でいいよな。」そう思います。
そんなに楽なことをなぜしないのでしょう?
怖いからではないでしょうか。思い込みが災いしているのです。
努力の定義、解釈が違っているのです。
好きなことなら自然に努力していますが、これを努力とはいいません。
ゲーム評論家はゲーム三昧の暮らしをしたからそのなれの果て。
映画評論家もそうです。評論家の差は質と量の違いです。
その学習時間の間、周囲は「また、いい加減、勉強しなさい!」と あなたは間違っていると忠告します。
その結果
- やりたいと思う人 10000人
- はじめる人100人
- 続ける人1人
になります。
結果、自分がしたいことがわからなくなります。
自分を幸せにするのは他人ではなく自分です。自分に起こることはすべて自分に責任があります。
70%の人が人生の終盤で後悔するのは、「チャンスがあったのに、したいことしなかった」という後悔です。
人生脚本のルーツは不安、不満。歪んだ認知、気にかけてもらうためのラケット。
弱者の戦略を捨てて、「返本還源」いのちの源流に還りましょう。
「自分」というないものへの執着を捨てて、もともとのいのちを生きるのです。
夫婦が長く一緒に暮らせる秘訣は?
「一に我慢、二に我慢」ルーツは不安、不満
生き方にも、働き方にも、勉強にも、愛のあり方にも、我慢、努力を持ち込みます。
でも、それらはみんな嘘です。
「返本還源」で還る源は、一人一宇宙です。
一人一宇宙とは、誰も自分に入ることはできないし、自分から出ることもできない。
一人一宇宙、自分しかできない人生(作品)がつながって大宇宙を形成しています。
まとめ
つまり「はじめに還ること、源にたち還る」いのちの源流に還るとどうなるのでしょう?
川を流れる一滴の水が湧き出る源泉から飛び出す瞬間を想像してみてください。
あなたの働き方、生き方、愛のあり方はいのちが求めていたことですか?
- 自分探しをしている方・・・・・・・自分のままでいいんです
- ありのままの自分でいたいと考えている方・・・・・・実践あるだけです
- 自分らしさにこだわっている方・・・・・・これが自分だと自信を持ちましょう
- もっと自分を高めたい方・・・・・・嫌なことはやめて、したいことをしましょう
- 禁止令に苦しんでいる方・・・・・・親を許し、自分を許し、やりたいことを実践
- アファメーションのやり方・・・・毎日、宣言しましょう。
どんな経験をしても、そこから学ぶ用意をするのは自分です。他者の忠告に従うのではなく、自分の必要を満たすために用意します。












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- 社会人基礎力③考え抜く力を育てる思考法
- 社会人基礎力④チームで働く力
- 社会人基礎力に追加された3つの視点
GTD®勉強会
- 社会人基礎力|GTD①マンダラ思考で情報をゴエスする
- 社会人基礎力|GTD②頭の中の「現実」もすべて把握する
- 社会人基礎力|GTD③アセスメントを設定して「できる」行動をリストにする
- 社会人基礎力|GTD④アセスメントのために見極める
社会人基礎力|GTD⑤マンダラ思考で整理する
社会人基礎力|GTD⑥システムをマンダラ思考で見直す - 決定版「図解」十二縁起
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