「自分が解らない」と思うことはありませんか?
よりよい自分、なりたい自分。犬や猫は自分のことで悩むことはあるでしょうか?
昭和の若者と比べて、現代の若者は「し合わせ」でしょうか?
個性だ、個人の自由だ、夫婦別姓だ・・・言葉のみの個人が強調され、一人歩きしているのが実体だからです。
そのことに気がつかないのは、包丁で包丁が切れないように、自分で自分が分析されないまま、分析したつもりになっているからではないでしょうか?
宇宙旅行へ躍起になりながら、自分たちが暮らしている地球は荒れ放題で沈没にまっしぐらの状況です。あらゆる問題が山積みですが、すべてのことの本質は一人ひとりのあり方にあります。
そのヒントになる十牛図を通じて人生200年時代の「し合わせ」なあり方をご提案します。
人生の教科書「十牛図」
「十牛図」は禅を学ぶ人にとって教科書です。
「十牛図」は「禅」を超えて人生の教科書と言えます。
マインドフルネスを理解するうえでも役に立ちます。
牛が逃げているのはどういうことか
10枚の絵は、逃げ出した牛を追いかけて、探し求めて、飼いならし、やがて悟りに至るプロセスを描いています。
このプロセスでのひとつの見所は牛も牧人も姿を消すところでしょう。お楽しみください。
「十牛図」の最初の絵「尋牛」は、私を探す旅からはじまります。
「尋牛」が問いかけているのは、「牛が逃げているのはどういうことか」です。
「十牛図」尋牛、牛を尋ね探し回る私
「十牛図」一番目の絵は「尋牛」です。
「尋牛」には「牛がいなくなった」ことが描かれています。
ある日、飼っている一頭の牛が牛小屋から逃げ出したことに気づいた牧人は、ただ一人で、野を歩き、川を渡り、山を越えて、その牛を探し求めています。
結論をいうと彼は無知ゆえに、牛がいなくなった理由がわかりません。
いまでは人が宇宙に行く時代になりました。
だからといって人々は本当に大事なことを理解するようになったのでしょうか。
情報を得ることは簡単にできるようになりましたが、情報と智慧は全くの別物。
ただ知っているだけでは智慧になりません。
さらに言うならただ生きているだけです。
知ってます。働いてます・・・こういう人は少なくありません。
たとえば自分の顔を見ることはできません。
鏡を使ってみることはできますが、鏡に映るのは反対の自分でしかありません。
このように、自分の顔すら見ることも、知ることもないまま生きているのです。
人生200年時代の無形資産
人生200年時代は金融資産以上に無形資産が大切だと言われています。
無形資産は、
①生産性資産・・・生産性を高める力
②変身資産・・・ワークシフト(仕事を変える力)
③活力資産・・・健康
そしてもうひとつ加えたいのが
④パートナー資産です。
人が生きるのは、よりよい人生を生きるためです。
違う考えを持った人もいるでしょうが、もし本当に幸福な人生を生きたいと思ったら、死ぬことを避けることはできません。
必ず死ぬのなら、生きてる間は好きなことをして、生きないと損だと考える人もいるでしょうが、「し合わせ」を自分の外側に求めて成功した人はいません。
「し合わせ」は自分の内側にしかありません。
このような議論はさんざん行われてきたし、原理原則からして間違いのない事実です。
十枚の絵で語られる「十牛図」は、禅の教科書と言われています。
禅は、仏教を学ぶトレーニングで、もっとも広く知られているのが坐禅です。
坐禅は自分を観察する手法ですが、気づき、悟ることが目的です。
しかし黙って坐れば「し合わせ」になれるとはいきません。
人生を輝かせる3つの設問
よりよい人生を生きるためには、三つの問いかけが必要です。
1.自分とはなにか
2.生きるとはどういうことか(死ぬとはどういうことか)
3.他者とはなにか
これら三つの問いかけに対し、どのように答えを出せばいいのか、そのヒントが「十牛図」のプロセスで語られています。
1.尋牛(じんぎゅう)・・・牛が逃げているとはどういうことか。
2.見跡(けんせき)・・・牛の足跡とはなにか。
3.見牛(けんぎゅう)・・・なにが牛を見るのか。
4.得牛(とくぎゅう)・・・牛を捕らえる綱とはなにか。
5.牧牛(ぼくぎゅう)・・・牛を飼いならすとはどういうことか。
6.騎牛帰家(きぎゅうきか)・・・牛に乗っているとはなにか。
7.忘牛存人(ぼうぎゅうそんにん)・・・まどろんでいるとはなにか
8.人牛倶忘(じんぎゅうぐぼう)・・・空白とはなにか。
9.返本還源(へんぽんかんげん)・・・美しい自然とはなにか。
10.入鄽垂手(にってんすいしゅ)・・・人が往来する場所で「生きる」とは。
では、順番に紐解いていくことにします。
まとめ
脳も身体も勝手に動いている。自分の思い通りになりません。
自分の意思に関係なく脳は雑念を自動生成を続けます。
自分は自分が支配しているというのは思い込みでしかありません。
自分はどこにいるのか、十牛図は「自分を探す旅」から始まります。
こんにちは。「200年時代」に生きるあなたのライフシフトを実らせる応援をするMINORUさんです。ビジネスコンサルタントとして25年の実績を積み、現在は「一般社団法人いきいきゴエス協会」の理事長にしてファイナンシャルプランナーです。
コンサルタント事業は「shopマートワン」として継続しています。
ゴエス協会では、「ゴエス」の文字通り「整理・整頓・清掃・清潔(磨く)・習慣(躾)」 つまりローマ字表記にすると頭文字がSで始まる5つ。ライフプラン、ライフシフトをゴエスで紐解き、エンドレスにワンダフルな200年人生をご提案します。
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しかし最も関心の低い扱いをされてきました。睡眠障害、睡眠負債が健康を害しています。 運動には関心が高くなりましたが、同じように「攻めの睡眠」が必要です。 いきいきゴエス協会では、人生200年時代を生きる方々が「活力資産」を築きために、ひとりでも多くの人に、良い習慣を身につけていただこうと「スリープアスリート認定制度」を導入しました。
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