ライフステージは、誕生にはじまり死で終わります。
その間に、子どもと大人と老人という3つのステージがありますが、100年も生きるとなれば、3つのステージで区切ることが、難しくなります。
さらに200年に向かって長寿になればなるほど、ヒトによって3つのステージの長さも変わり、あり方も全く変わってしまいます。
これから生きる新しいステージの意味もヒトによって変わってしまいます。
第二次世界大戦後は子どもから大人へステップアップするとき、エクスプローラー期がありましたが、子どもから大人、老人へとステップアップする都度、あり方を見直すエクスプローラー期が必要になりそうです。
つまり第二次世界大戦後のライフステージが全く根拠のないものになってしまうのです。
金融資産、無形資産(活力資産、変身資産、パートナー資産)のあり方も価値観のヒトによって違うものになります。
ヒトによって期間も深さも違い、違いによってその間の費用も変わることです。そこで大きな負担になるのが、金融資産です。ヒトによって違っても、社会は一定のルールで動いているので、自分で金融資産の設計をする必要があります。
自分の望むライフシフトをターゲットにしたファイナンシャルプランが必要ですが、大基本は、お金がお金を生む仕組みを自分の生活に組み込むことです。
貯金ゼロからはじめる人生ドラマ
投資癖が当たり前の時代
投資というと頭に浮かぶのが「投資信託」、しかし長寿になればなるほど、投資の範囲も意味もますますワイドになります。まず55歳以上で起業するヒトが急増しています。1996年代には起業家全体の15%だったのが、26%に増え、さらに70代、80代で起業するヒトも増えています。それに合わせて結婚の形態も広がり、結婚するヒトも増えています。つまり組織に属さずに主体的に働くなら、付随して価値観も柔軟になるのです。ほとんどのヒトは金融資産を気にして抑えて暮らそうとしますが、挑戦的なヒトも増えています。そこで是非とも重視したいのが、お金がお金を生む仕組みを暮らしに取り入れることです。
自分がやりたいことに主体的に取り組む人生です。
パートナーを応援したいから結婚する選択も増えています。
NISA・iDeCo
長寿化を疎ましく思う若者が増えています。長寿化で増えた時間をどう生きていいのかわからない。つまり自分がやりたいことを見つけれられないヒトたちです。時間に関する概念が打ち立てられないヒトとも言えます。週4日労働、1週間のスケジュール、1日のスケジュール、1年間の休暇日数、社会が決めるものではなく、自分が決めることです。
時間の長さは決して固定されたものではなく、社会と自分で決めるもので、その傾向はますます個人にシフトしているのです。NISAやiDeCoの浸透と変化は時間との付き合い方を問いかけています。
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